ドイツ7-1ブラジル の驚愕
FIFAワールドカップ準決勝のブラジルvs.ドイツ戦、7-1でドイツの記録的圧勝という誰も予想できなかった結果。ブックメーカーは胴元の総取りでしょう。大江戸は、ネイマールの負傷欠場、チアゴシウバの累積警告による出場停止という状況なしでもドイツは勝つだろうと思っていましたが、ここまでとは・・・。
出だしこそ気合いを入れて「二人の分まで戦って勝つぞ」とぐいぐい押しこんでいたブラジルですが、11分にCKから先制されるとどうにも浮き足立ってしまい、2点目から6分間で4点を流れの中で決められたことに関しては、まったくの白日夢だったという思いでしょう。ただ先制されてからは、(後半の立ち上がりを除いては)足が止まってしまい、フィフィティ-フィフティのボールにチャレンジしなくなってました。どんどん自信が無くなり、「あ、これは取れないな」とばかりにプレスもかけず、セカンドボールにも詰めずで・・・、これではドイツにいいようにやられてしまいます。しかも生半可なシュートはすべてノイアーが防いでくれるわけですし。
それにしてもドイツの攻撃陣のペナルティエリア内での落ち着きは大したものでした。中途半端なタイミングでは打たずにパスを回して、狙って決める。なかなかできることではありません。もちろん只ならぬ技術に裏打ちされてのことですけれど。
後半43分のブラジルの得点、あの時だけドイツに隙が出ました。その直前にエジルが絶好期を外して、ちょっとみんなで感慨にふけっちゃった感じでした。それ以外は完璧。でも惜しかったなー、7-0の美しさに較べると「画龍点睛を欠く」だよなーなどと思ってしまいました。まあ、大江戸はドイツvs.オランダの決勝を望んでいたクチなので。
でも明らかに質の高いサッカーがここで勝ったということは、フットボールの未来のために良いことに違いないと思うのです。
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