オランダ0-0アルゼンチン の不満
W杯準決勝2試合目のオランダvs.アルゼンチン戦は、昨日のブラジルの惨劇を目の当たりにしたせいか、非常に守備重視の慎重な戦いぶり。まあ、こういうのがワールドカップ準決勝の戦い方だよなとは思いますけど、お互いに相手の長所を消して消して、リスクは冒さないというサッカーなので、残念なことにフットボールの美しさや醍醐味まで消し合ってしまったのは歯がゆいところでした。まあ、剣豪同士のつばぜり合いと言うこともできるでしょうけど。
オシム氏あたりだったら、「こういう展開になるのはわかるが、ワールドカップの準決勝でこういう試合をするのはサッカーの未来のためにならない。」とか言いそうですよね。
メッシもロッベンも徹底マークで自由にさせてもらえない、隙が出ない。特にアルゼンチンのガツガツ来るアタッキングな守備には、さしものオランダも手こずり、中盤はかなり時間が経過するまでボールをろくに保持できませんでした。
PKは時の運なのでしょうがないですけれど、残念無念。大江戸としてはドイツーオランダの決勝が見たかったです。でも今大会のオランダは、確かに決勝まで進むチームではなかったのかも知れません(それを言ったら、メッシ頼みのアルゼンチンだってそうなのですが)。
さてさて3位決定戦で、ブラジルは試合間隔が1日長いメリット(しかも120分対90分)を生かせるのでしょうか? それとも更なる悲劇を上塗りしてしまうのでしょうか?
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