渋谷LUSHのwearer
渋谷のライブハウス「LUSH」に、当ブログでも何度かご紹介したwearer(ウェアラー)の出演を見に行って来ました。今日はユームラウトというバンドのCDリリース記念で、他の3つのバンドも祝福!ってかたち。
5月の下北沢の時もそうでしたが、今回も男5人によるメンズwearer。ベース&ヴォーカルのえいちゃんは、まだ育休中なのです。その分YKが多くの曲で2人分のヴォーカルを務めなければならないので、疲れそうです。高温多湿のブラジルW杯での試合ぐらい疲れそうです。
YKは(そういった疲れのためか?)一回り華奢(きゃしゃ)になった感じで登場。Tシャツは今回もえいちゃんをモデルにしたマンガ風キャラクターが描かれたwearerオリジナル。デニムをロールアップして、素足に黒のローファーです。ちょっと石田純一です。ボストンフレームの黒ぶちメガネは先日も1曲目だけでしたが(本人曰く、「頭を振るんでずっとかけていられない」んだそうです)、今日は1曲目の途中でふっ飛んで行ってしまいました。今日もギター弾きながら、ガンガン頭振ってました。 そして彼のヴォーカルの表現力はどんどん向上しているように感じます(時として、「表現」に傾きすぎのきらいもあったりしましたけどね)。
『the blue album』からの定番ナンバーのほかに、次のアルバムに入るのであろう2曲も披露。どちらもミディアム・テンポ、都会的、センチメンタルというwearerらしい曲です。新しい曲に関しては、ヴォーカルもまだ少々不安定なところがありましたが、まあ数こなしていくうちにキマッていくのでしょう。
会場にはおそらくユームラウトのファンが多かったのでしょう、女子率がかなり高かったですね。現在の「男くさい」wearerの硬派な演奏とのミスマッチがある意味面白かったかも。ただYKとwearerは、求道者のようにどんどん研ぎ澄まされていく印象。でもまだ固まるには早過ぎるので、この先もどんどん暴れてくれることでしょう。バンドの次なる展開に期待したいと思います。
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