(番外編)明治村と旧帝国ホテル
今日は「番外編」。名古屋から電車とバスを乗り継いで1時間ほど、愛知県犬山市にある「明治村」に行って来ました。
明治(を中心とした)建築のテーマパークとして、広大な敷地を1丁目~5丁目までのゾーンに分け、西洋建築から和風民家まで64棟に及ぶ建物を移設再現展示しています。
類似のコンセプトとしては小金井市の「江戸東京たてもの園」がありますが、段違いの広さを誇ります。
前々から行きたかった所なのですが、ようやく叶いました。
あんまり凄いものが多過ぎて段々と不感症になってしまうのですが、その中でも一番の目玉は、フランク・ロイド・ライト設計の旧「帝国ホテル」中央玄関です。
正面ファサードから入口を入ってのメイン・ロビーと、階段を上がっての2階レベル、3階レベルの回廊が大谷石や透かしテラコッタなどを用いた独特の作りで眼前に存在します。
ポーツマス条約調印式のテーブルなども置いてあり、奇妙なタイムスリップ感。
2階の窓際が喫茶店になっていて、F・R・ライトの椅子に座ってアイスコーヒーを飲みました。うーん、素敵な空間と時間です。
その他にも隅田川の新大橋(全長の1/8だけ)ですとか、夏目漱石住居ですとか、芝居小屋の「呉服座(くれはざ)」ですとか、金沢監獄の独房ですとか、面白い建築物が次から次へと出て来て、もうたまりません。SLや京都市電も園内を走っていますしね。
なぜかネコバスも停まってました。
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