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2014年9月30日 (火)

林檎やらベリーやらのお菓子

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今、グラノーラ系のお菓子って多いですよね。カロリー抑え目で、その代わりおいしくないってのが一般的ですが、これはおいしいんです! 明治の『チョコっとグラノーラ』の「ホワイト」。蜜漬け林檎+小麦フレーク+米パフ&ホワイトチョコってことで、生地のしっとり感も、濃厚なリンゴの香りと味も、いいんですよ。濃過ぎるということで、嫌う人もいるかもしれませんけど、大江戸はこういうクセのあるアメリカーンなアップル感が好きなのです。

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で、こちらも明治です。『アップルミルクチョコレート』。「蜜漬け林檎のフルーティなあじわい」というコピーの通り、こちらも濃厚なアップルが効いています。そいつと「ほんのりシナモン香るミルクチョコレート」の相性がまた良くて、たまらなくおいしいですね。かなり小粒なチョコボール型。大いに気に入りました。

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明治3連発でまいりますと、これは『チョコレート効果』シリーズの「クランベリー&大豆パフ」。カカオ77%のビターチョコレートを使っていて、甘さはあまりありません。そこにクランベリーの酸味と大豆パフの軽い食感が加わりますが、うーん、やはりもうちょっと甘い方がおいしいかなあ。でも高ポリフェノールのオトナ味をコンセプトとする「チョコレート効果」シリーズなので、そうもいかないのでしょうね。

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そして森永に移りますと、クランベリーからラズベリーに替わります。こちらが『マッシュボン ラズベリーマシュマロ』。ラズベリー果汁入りのマシュマロをチョコレートで包みこんだお菓子。まあふんわりとおいしいですが、高めの価格設定に追いついてるかなあと言うと、どうなんでしょね。

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そしてこちらも森永で、ベリーはベリーでもストロベリー。『大人に贅沢チョコボール 濃い苺』です。濃いピンクの苺チョコレートの中にビスケットみたいな層が仕込まれています。苺の甘酸っぱさと香りの高さがステキな商品です。確かに「大人の贅沢」感、あります。パッケージのくちばし部分にキョロちゃんやエンゼルはいないけれど、パッケージの中程にはしっかりと金のキョロちゃんが鎮座しておりました(もちろんエンゼルマークも)。黒を基調としたこのパッケージ、カッコいいっすね。

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2014年9月29日 (月)

「ジャージー・ボーイズ」:ほろ苦&ほの甘

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映画『ジャージー・ボーイズ』は、無形文化財的巨匠となったクリント・イーストウッド84歳が、極めて真っ当に作ったショービジネスもの。『ジョルソン物語』『アメリカ交響楽』『ベニイ・グッドマン物語』『グレン・ミラー物語』『愛情物語』などハリウッド黄金期のポピュラー音楽家伝記映画の匂いを彷彿とさせる古典感覚です。

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舞台のミュージカルを映画化したそうですが、ドラマがしっかりしているのと、クリントは音楽が分かっているので、全く危なげのない出来。「いつも通り」とはいえ、この「画面に写っているもの全てのクォリティーが高い」映画作りって、いったい何なんでしょうね。彼が神格化されるのもむべなるかなって感じがします。

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登場人物がカメラ(観客)に向かって語り出すという手法は、元のミュージカルにあったようですが、クリントがこんなことやるとは意外でした。だってウディ・アレン映画みたいな軽みが漂うんだもん。 その一方で後半にどんどん苦い展開になっていくあたりが、いつものイーストウッド。さすがに能天気なものは作りません。家庭もグループもヒビが入っていき、フランキー・ヴァリは田村正和みたいになっていきます。まあラストはほろ苦さとほの甘さの合体です。ザッツ・ライフって感じです。

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クリストファー・ウォーケンがいい味出していたことは、記しておかねばなりません。オスカー・ノミネートものですね。

日本のザ・フォー・シーズンズといえば、ザ・キング・トーンズでしょう。ファルセット・ヴォーカルの魅力なのです。 ↓

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=1SwL9CVFQps

https://www.youtube.com/watch?v=W2Yeiyaipz4&feature=player_detailpage

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2014年9月28日 (日)

湘南、岐阜とじれったいドロー

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前節のアウェイ京都戦で引き分け、来期のJ1昇格を決めたベルマーレの凱旋を見に、ホームBMWスタジアムの岐阜戦に行って来ました。最速の昇格決定だし、今期は本当に強く気持ちのいいサッカーだったし…なので、記念の意味も込めて新しいタオルマフラー(“Shonan Style”の12番)を買いました。

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今日の岐阜F.C.はやけに手強かったです。一所懸命走るし、球際の執念もあるし、フィジカルは強いし…、ラモス監督が魂を注入したのでしょうか? 人数かけて守ってるように見えるのですが、攻める時は結構人数かけて来たりして、割とコンパクトに頑張ってました。川口能活もよくゴールを守ってました。

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シュート数14対2ってことからもわかるように、湘南が多くのチャンスを決めきれず、「あ~あ」に次ぐ「あ~あ」でした。取れそうで取れない、1点の遠さ。相変わらず引いて守りを固められた時の打開策がないんですよねー。まあ来期のJ1では引かれないだろうから、かえっていいかも知れません。結局0-0とは何とも残念でありました。ホームでの無得点は今シーズン初だそうで、それもまた残念。

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試合後に昇格決定の凱旋セレモニーがあり、曺貴裁監督と永木キャプテンの挨拶や選手たちの場内一周がありました。

1411914538174曺監督も今日はニッコリ。

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どうせなら勝った後にやりたかったですねえ。

でもこの後に、「優勝」と「勝ち点記録106超え」が待っているので、今年は贅沢に盛りだくさんです。

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ベルマーレクイーンも、サポ席前で行われた選手たちとサポーターとの記念撮影を、離れた所で見守ってました。なんか、ここらへんの距離に彼女たちの哀愁を感じたりするのですが…。

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ともかく皆さん「昇格の女神」となりましたね。ありがとう♪

今日はしおりちゃんが足を怪我して4人です。でも、彼女も試合前には両サイドを仲間に支えられながら、トラックに姿を現わしてました。早く治りますように。

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2014年9月27日 (土)

竹内まりや「TRAD」からの東京マラソン当選

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予約して初回限定DVD付版を入手した竹内まりやの『TRAD』。思えば「トラッド」という言葉も死語になってますねえ。小生にとっては基本であり、根っこですね、トラッド・ファッション。

まりやさん7年ぶりのこのアルバムも、タイトルにふさわしく正統的で古びることのない15曲が揃いました。この声、まりや節、いいなあ。小生の嫌いなマイナーコードの暗い曲(『駅』とか『告白』みたいな)が」あまり無いのも嬉しいところ。

『ウイスキーがお好きでしょ』のジャズ、『最後のタンゴ』のタンゴ、『リユニオン』のボサノバ、そして『静かな伝説(レジェンド)』の吉田拓郎調と、相変わらず多様な音楽性。1曲1曲の完成度の高さ。歌もますますうまくなっている気がして。もう、さすがとしか言えませんね。59歳6ヶ月!信じられません。

特典のDVDは『静かな伝説(レジェンド)』のMVで始まり、2000年のライブ映像で『カムフラージュ』と『駅』、『不思議なピーチパイ』~『セプテンバー』のメドレーに加えて、彼女のMVのダイジェストをつなぎ合わせた映像も加えた35分間。これは貴重だし、嬉しかったですね。

ああ、なのに12月の武道館ライブのFMラジオ局先行予約の抽選に2日間とも外れてしまいました。うーむ、次なる手を探さねば。

しかし捨てる神あれば拾う神ありってわけで、来年の東京マラソン当選の通知が来ました!! 10.6倍の倍率だって―のに、我ながらお見事です。 1回目と3回目に出ているのですが、6年ぶりの出場となります。しかし、ここのところますますもって練習量が少ないし、フル走れるのか??って感じなので、これからはちょっと真面目にやらなきゃね(さっそく新しいシューズ買ったりしてます。「当選特需」?) しかも前週(2/15)が青梅マラソンの30kmにエントリー済みなので、こうなると青梅は完走だけを目指してゆっくりゆっくり行かないと、回復しないことは必至。青梅、来年なら雪が降ってもいいやなんて思ってしまう今日この頃です(東京の2/22には降っちゃダメだお)。

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2014年9月26日 (金)

「イヴ・サンローラン」:映画が弾まない、輝かない

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映画『イヴ・サンローラン』は思ったほどファッション史やサンローラン・スタイリング寄りの企画ではなく、いわばこの悩める芸術家とそのパートナーとの恋愛クロニクルといった趣き。それでも冒頭のディオールとの場面や、いくつかのファッションショーの場面では、さすがなひらめきを見せてくれるのですけど・・・。

イヴのパートナーである349029_010ピエールがかなり大きな存在として描かれていますが、大き過ぎて作品のバランスが崩れるほど。まあこのピエールさんが、本作の制作に全面協力しているそうなので、しょうがなかったんでしょうかね。この人の風貌のせいもあって、二人の関係が、ビートルズとそのマネジャーであったブライアン・エプスタインとの関係に類似したものに見えてきます。。裏方としての献身とか、天才を支える事務方ってところが共通していて。

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サンローランそっくりなペール・ニネの演技は、多くの人が賞賛していますが、確かに若き日々から老年までを「らしく」演じました。ある種のカリスマ性も感じられますしね。

ただ。物語としての山場や起伏に乏しく、映画としては弾まない、輝かない作品だったりしています。残念なことです。

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それにしても「YSL」のロゴタイプって秀逸ですよね。あの書体、縦長なバランス、文字の配置。実にスマートに洗練されております。あれがイヴの美学なんですよね。

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2014年9月25日 (木)

「イン・ザ・ヒーロー」:ああ、小池要之助

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映画『イン・ザ・ヒーロー』は東映版『蒲田行進曲』、つまり「大泉行進曲」なわけですね。ベタに通俗的な話で押しまくりますが、悪くないです。それは人生の苦みを抱えた中年男の主人公で、『ロッキー』的な勝負をするからです。こういう善意の娯楽映画って、作られ続けなきゃいけないと思うのです。

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スーツアクターたちの舞台や稽古や撮影現場などの描写が面白く、他の裏方たちの描写と合わせてきちんと描いていることが、まず嬉しいところ。むしろ東映アクション版『アメリカの夜』と言った方がいいかも知れませんね。

ちょっと失敗しちゃったキャラクターは、福士蒼太の若手アイドルです。最初は嫌な奴だったのが、だんだんいい奴になっていくという定番パターンなのですが、陰で筋トレとか努力してたり、小さな弟、妹を抱えて苦労してたりといった「いい人要素」を小出しにしていくのは良いとして、序盤の言動があまりにも傲慢な悪い奴。なんだか不自然なほど傍若無人なキャラクターを無理くり作ってるみたいで、ちとやり348678_004過ぎというか、上手に展開できなかった恨みが残ります。あそこまでひどい奴が、短期間でこうも変わるかよ!って感じで。

クライマックスのアクションは、映画内での監督さんが「アクションの歴史を変える」とか息巻いてる割には、いつもの「東映の殺陣」でした(『るろうに剣心』のがよっぽど歴史を変えているんですけど)。 しかも「ワイヤー、CGを使わないことに意義がある!」とか騒いでるくせに、この映画(『イン・ザ・ヒー348678_007ロー』)のこの場面では、ワイヤー、CG使いまくり・・・って、それはないでしょ!

まあ、でも気分悪くない終わり方で、まずまず楽しめました。エンドタイトルの最後に映画内映画の監督が「映画は監督のものだ!」とか息巻くのが、誰に言ってんだ? 武正晴監督の意見なのか? って感じで、微妙過ぎて、観客としてはいい気分ではなかったですけど。

エンドタイトルに出てくる過去の東映系アクションの映像の中に、優作の『探偵物語』(TV・1980)の19話「影を捨てた男」のフッテージが出て来ました。そして「小池要之助監督」という文字! 小池要之助は、助監督としてならし、『探偵物語』のこのエピソードで遂に監督に昇進した(その後、同作の最終回も監督)のですが、スタイリッシュな映像が当時ピカイチだった工藤栄一をしのぐほどカッコ良くて、感嘆したものです。その後に、松田優作主演の『ア・ホーマンス』(1986)という作品で遂に「映画監督デビュー」となったのですが、撮影中に優作と対立して解任されてしまった(というか、優作が降ろして、代わりに自分で監督をやった=優作唯一の監督作品)という悲劇の人なのです。調べてみたら、小池さんはその後も監督として映画を撮ることはなく、2010年に68歳で亡くなっていました。こういう裏方さんたちのさまざまな人生の集合で、映画というものが成り立っています。合掌。

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2014年9月24日 (水)

「がじまる食堂の恋」:波瑠の薄味ラブ・ストーリー

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映画『がじまる食堂の恋』は、大谷健太郎監督が久々に初期のトーンに戻った映画とか言われてまして、それはそれでちょっと気になりますが、まあ小生の場合は波瑠目当てで観に行きました。堂々の主演作です。沖縄県名護のご当地映画でもあります。

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珍しいほどの「ザ・純正ラブ・ストーリー」って感じ。しかも薄味の。ほぼ女2人・男2人の主要登場人物のあれこれだけに絞られた物語で、ちょっと「謎」の部分を忍ばせてあるってのがミソでしょう。 でもその「謎」の部分が説得力ないほどにトリッキーで、観客をだますために用意したって意図が見え過ぎちゃうんですよねー。若い役者たちの芝居が、それを支え切れるわけもなく、ちょっとかわいそうでした。

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どうでもいいけど、桜田通と竹富聖花って、微妙な顔ですね。まあ、だから波瑠と小柳友のカップルが引き立つって説もありますが・・・。何にしても波瑠の出しゃばらない、ニュートラルな個性が、大谷監督のちょっとフレンチ風の涼やかな持ち味と相まって、さわやかなオキナワン恋愛映画となりました。ボサノバ調の音楽も、いい感じにハマってます。

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結末なんかもかなり強引にさやに収めた感じで、甘アマなんですけど、まあ気分は悪くありません。 それよりもこの「がじまる」(普通「ガジュマル」って言いますよね?)の大木が、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のグルートに見えて困りました。波瑠が手を当てて問いかけると、“I am Groot.”って言いそうで・・・。

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2014年9月23日 (火)

湘南、まずはJ1昇格決定!

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湘南ベルマーレのJ1昇格が決定しました! 今日の京都戦(アウェイ)で、2-2の引き分け、一方3位の磐田が水戸に敗れたため、9節残しての最速記録で決まってしまいました。うーん、今日は磐田が勝って、次節ホームBMWスタジアムで決めると思ってたんですけどねー。

まあ、まだ優勝(初優勝!)という大きな目標がありますし、J2最多勝ち点記録もありますからね。これは2009年仙台の106ってのが今の記録ですが、この年は51試合もあったってことで、2004年川崎の105(44試合)の方がエライ感じ。いずれにせよ今期はそれよりも少ない42試合。それでも現在の勝ち点84にあと9試合ですから、7勝2分けで107、6勝3分けでも105まで行きますからね。え?負けは考えてませんけど、何か?

同様に嬉しかったのは、「湘南のフィールド選手平均の走行距離は12・5キロ。通常のチームは10~11キロで、走るサッカーが特徴のドイツ1部ドルトムントが16日の欧州CLアーセナル戦で記録した11・98キロをも上回っていたことが分かった。」(スポーツ報知)って記事。給料の安い若い選手たちが、最初から最後まで一所懸命に走るサッカーで、しかもタテに速く攻撃的な観ていてワクワクするサッカーで、大いなる結果を残せたことが素晴らしいと思うのです。

まずはおめでとう! そして次節も「GET3」(勝ち点3獲得)で!

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2014年9月22日 (月)

「HERO ヒーロー」終了:福田靖の見事な仕事!

フジテレビ『HERO ヒーロー』、全11回が終了しました。いつの間に11回もやっていたのか?って感じ。楽しい時間は、猛スピードで過ぎていきますね。

今回のシリーズは13年前(そんなになるのか!)のシリーズよりも数段上の面白さでした。いや、もちろん前シリーズや映画版も面白かったのですが、やはりケタが違ってますね。その面白さの最大の要因は、たぶん脚本がすべて福田靖の手によるものだったことでしょう(前シリーズは3人の脚本家が担当)。『海猿』『ガリレオ』『龍馬伝』などなど、見事なエンタテインメント精神と周到な技巧を持つ当代一のシナリオ・ライターだと思っているのですが、いやー、その彼の経歴の中でも最高レベルの仕事でした。

エンタテインメントとして笑いの要素を増やし(分類としては「コメディー」でしょう、これ)、それでも毎回感動を呼ぶのは、「正義」という太い幹があるから。その正義に関しても、最終回の久利生=木村拓哉の台詞に「正義は一つじゃない」とあるように、現代における正義を意識しながらも、それが普遍性を獲得しています。現代にフランク・キャプラをやっているのですから、簡単そうで簡単ではない仕事ですが、堂々と押し切りました。 検事と事務官をセットにして、それぞれのキャラクターをキッチリと立たせ、全員に脇役以上の重要性を与えたのも成功の要因です。また、多士済済のキャストがいいんですよねー。

北川景子が苦手だった大江戸としては、彼女がこんなにコメディエンヌとして機能するとは驚きました。「目力のある」キツそうなキャラクターを逆手に取って、元ヤンって設定にしたことが奏功しました。あのコワそうなクール・ビューティーぶりをからかいながら、うまく生かしたことに感心します。

本作でブレイクしたのは吉田羊さんでしょうねえ。一般的な知名度としては彼女と正名僕蔵がいちばん弱かったと思いますが、他のキャストに一歩もひけを取らず堂々と演じ、むしろ場をさらってました。ヘアスタイルや言動や鼻腔の大きさに『踊る大捜査線』の恩田すみれ(深津絵里)さんをちょっと感じたのは小生だけではないでしょう。

そして名物!バーの黒ずくめマスター役=田中要次の「あるよ。」の言わせ方が、凝ってました。前シリーズでは、ひたすら「こんなもんまでは、ありっこないでしょ」的な食べ物を、「あるよ。」と出していたのですが、今シリーズではあえてそこからずれて行って、様々な「あるよ。」にトライしていました。ここらも福田さんの意地ですね。

まあ最終回は、それまでの各話より感動が薄いぐらいだったのですが、それほど毎回充実していたってことですよね。ラストなんかも割とあっさり。 それにしても最後には角野卓造に「そっくりな娘」として近藤春菜が出てくること確実と思っていたのに、はずれちゃいました。あ、もしかして、今後のスペシャルとか映画とか(制作希望します)に取ってあるんでしょうか? その可能性も・・・あるよ。

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2014年9月21日 (日)

「舞妓はレディ」:垢抜けなさも芸の内?

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映画『舞妓はレディ』は、(往年の)周防正行監督らしい「ニッポンの不思議な異世界」を題材としたミュージカル。『ファンシィダンス』でお坊さんの世界、『シコふんじゃった。』で相撲の世界、『Shall we ダンス?』で社交ダンスの世界を描いたように、今回は花街、舞妓の世界を取り上げました。

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一応はミュージカルなのですが、そのありようが中途半端で、もう少し歌を増やすか、普通のドラマとして作るかハッキリさせるべきだったのでは?という気がします。大江戸としては普通のドラマにして、エンディングだけミュージカルでいいんじゃないのと思いますけどね、

まあ、そのミュージカル場面が妙にしょぼくて、歌も短めに、盛り上がらずに終わってしまう曲が多くて、しかもセンス的にちょっと気恥ずかしいものがあって・・・うーん、いかがなものか。

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そもそも周防監督って、センス的には一貫して「垢抜けない」人で、ベタだったり古臭かったりするあたりが、大衆娯楽としてはギリギリ「古めかしい王道」として成立して来ちゃった人なんですよね。そういった意味では、いつも通り。シャープさや洗練からは遠い人なんです。

本作ではこれまでと較べても、会話部分が妙に長かったり、カット尻が必要以上に長かったりして、全体的に間延び感がありました。2時間15分の作品ですが、2時間にまとめた方が締まったんじゃないかなあ。

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ただ映画自体はなかなか面白いんですよ。どんくさかった上白石萌音が舞妓になるや、化粧ばけするんですね、見事に「変身ヒロイン」となって、映画的にはめでたしめでたしなわけです。 そんな彼女がラスト近くである人を「だます」場面は、これから先の彼女の舞妓~芸妓人生における彼女の成長を予感させながら、イノセントな彼女の中の「したたかな女の部分」を感じさせて、少しだけぞっとさせてくれました。

役者陣では、富司純子と岩本多代の慈愛に満ちた表情があまりに素晴らしくて、終盤など目頭が熱くなりました。ああ、「いい人(たち)」って、本当にいいもんですね。←あたりまえ

  ところで、あの主題歌は残りますね。ヘビロテで、頭の中ぐるぐるしてます。         

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2014年9月20日 (土)

「郊遊 ピクニック」:驚異のラスト

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蔡明亮が監督引退作と宣言した『郊遊 ピクニック』は、確かに「行く所まで行った」感のある作品。これが最後なら、思い残すところはあまり無いのではと思ってしまいます。まあ、それだけ観客に媚びずに彼の道を貫いているように見えるのです。

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全編で100カット無いでしょう。長回しに次ぐ長回し。そこに溢れるリアルな現実と渦巻く感情。クレイジーなまでの過激な突き詰め方と、その中心にいるのはあくまでも現代の人間であるということ。李康生の肉体を使って、台湾の都市で描かれる蔡明亮映画の、まさに集大成と言って良い作品でしょう。

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一人の女を3人の女優がリレー式に演じるので、それを理解するのに結構時間がかかりました。何しろ説明を削ぎ落としてありますからね。 それと、本作では子ども2人の演技というか「存在」が素晴らしかったなあ。

全編を通して、食べたり出したり(放尿とか涙とか鼻水とか煙草の煙とか)眠ったりする場面がやたらと多いのです。やはり人間の根源に迫っていくと、描写もそういうことになるのでしょうかねえ。

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それにしても映画史に残るであろうラストの超絶フィックス長回し×2 には驚きあきれました。動きも台詞も無い中で、そこまでやりますか?!という長さ。昔、アンディ・ウォーホルが睡眠中の男を延々と取り続けた前衛映画を作って上映した時、たまりかねた観客が「起きろ!」と叫んだというエピソードを思い出してしまいました。 蔡監督は映画監督よりもコンテンポラリー・アーティスト的な血の方が濃いのかも知れませんね。

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2014年9月19日 (金)

女子サッカー・ヨルダン戦の不満

昨夜のアジア大会・女子サッカー日本vs.ヨルダン戦は、大きな実力差を反映して、日本が12-0と圧勝。なのに結構もやもやイライラする試合でした。 中国戦に続いて「ダメな人はダメ」な状態が続いているからでして、どうしても左右のSBが機能しないのです。不在の鮫島・近賀と較べてしまうから余計そう感じるわけですが、とりわけ左の臼井がボロボロで、なのに(いくらミスしても淡々とし過ぎていて)気概も感じられず悲しかったです。木龍も初戦に続いていいとこなし。あれだけ攻撃陣が点を取りまくっているのに、彼女だけは動きも悪く、機能していませんでした(まあ3点取った菅沢、2点取った吉良も、随分とシュートを外したりしてましたけどね)。

そしていつもいつもで悪いけど、佐々木監督が辛抱強く使い続けるGK山根が相変わらずお粗末で・・・。ほとんど日本がボールキープして攻め続けていたので、GKの出番は数えるほどしかなかったのですが、それなのにイージーなキックをミスしたり、スローな動きの途中でFWに詰められてハラハラさせられたりと、全く安心できません。しまいには、ミスキックの上に、CB長船に激突して、彼女を負傷退場させてしまいました。 佐々木さ~ん!!

こんな状態で12-0にできちゃうってのも、凄いことではありますけどね。でも結局は、点を取れたのも川澄、宮間、阪口らベテランの力やお膳立てに負う部分が大きく、テーマとなっている「若手の底上げ」には程遠い状況なのでした。 むしろ「サッカーって点が入り過ぎると面白くない」もんだという真理を、再確認させてもらいました。

初戦がヨルダン戦だったら壮行試合から中一日でも大丈夫だったろうし、ここで調子つけて中国戦を迎えたかったというのが正直な思いではあります。まあ3戦目、しっかり大量得点で勝ちましょう!

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2014年9月18日 (木)

「TOKYO TRIBE」:亮平以外は意外とマイルド

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映画『TOKYO TRIBE』は、全編台詞を含めてまるまる和製ラップ・ミュージカル(オペレッタ?)ってことで、ああ、『鴛鴦歌合戦』じゃあーりませんか。そうか、開巻で「日活マーク」が出た時点で気付くべきでしたね(『鴛鴦~』も日活)。 ヒミズこと染谷将太をMCショウという名の狂言回しにして、物語を回していきます。

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企画としてののぶっとび方の一方で、ギラギラしたゲテモノ感は、娯楽としての程良さでマイルドに中和されています。園子温作品らしいエロ・グロ・バイオレンスの「過剰さ」は、意外と抑えられているのです。もう少しリミッターを外してもらいたかった気もいたします。もっと園子温らしい狂気が見たかった!

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ラップには日本語字幕が出るのですが、良い判断ですね。まあ、歌う人には当然ながらうまいヘタがありますけれど、全体的には健闘しているのでは? なかなかクールな部分もありましたが、やはりこれは「爆音」で観たい(聴きたい)タイプの作品ですよね。  もうひとつ健闘していたのは美術。スラムの場面よりも、ブッバの屋敷のキンキラ・ゴージャスなあたりが高評価です。窪塚洋介の部屋の『時計じかけのオレンジ』リーパクも、まあ笑って許せますし。

それにしてもこのトライブたちの東京って、渋谷、新宿、池袋、練馬、武蔵野で成り立ってて、ヘンな地図ですね。銀座とか秋葉とか上野とか、東側ゾーンは348942_001どうなってるのか不思議です。

いずれにせよ鈴木亮平の振り切れ様には拍手を送っといた方がいいでしょうね。とても東京外国語大学出の知性派とは思えぬ芝居です。NHKもビックリだ。

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2014年9月17日 (水)

アジア大会男女サッカー、始まってますが・・・

アジア競技大会開幕に先がけて、男女のサッカーが始まっていますね。そして男女ともにいろいろと難しさを抱えております。

男子は初戦のクウェートに4-1で勝利。で、今日の2戦目はイラクに1-3と完敗。まあ、相手チームの強さに忠実な結果です。というぐらいイラクが堂々と強かったのです。日本は(2年後のオリンピックにこのままのチームで行けるようにという考え方で)U-21の選手たちで構成したチーム。対するイラクは大会規定通りのU-23、さらにオーバーエイジ枠の3人を使っていますから。まあ日本は'98年からずっとこの考え方、こういうチーム構成でアジア大会を戦っているので、それでも勝たねばならない!ってところなのですけど・・・。うーん、イラクは随分と「大人」なチームに見えました。フィジカルも強ければ、球際も迫力があって、しかもさぼらずに激しい守備を続けて、シュートがうまく、試合運びもうまい。これでは勝てませんよね。今日も日本は随分と決定機を外しておりました。 そして両サイドバック、特に右の室屋がもう全然ダメで、パスに合わず、ミスも多く、消極的で、ひどかったです。

最終的に厳しい結果になるかも・・・という雰囲気すら漂う大会です。 ま、大江戸的にはベルマーレの遠藤航がアンカー→ボランチとして出場したのが嬉しかったですが。

一方年齢制限なしの女子は、宮間、川澄らがいるとはいうものの「海外組」=大儀見、大野、岩渕、熊谷、近賀らを欠いた編成。おまけに澤も今回は招集せずということで、「若手の成長を促し、見極める場」としての性格が強いようです。ただ、髙瀬、中島の成長は見られるものの、その他の若手が相変わらず物足りなくて。FWも(いつも通り)物足りない上に、両サイドバック=右の有吉、左の臼井がミスが多かったり消極的だったりで、使えやしない。CBでコンビを組んだ北原、長船は予想以上のパフォーマンスを見せているものの、佐々木監督の悩みは続きますね。

それにしても初戦の中国戦が0-0で勝ち切れなかったわけですが、なんだってまた前々日の夜に山形で壮行試合(ガーナ戦)をやったんでしょう?? 中1日で、しかも山形から成田から韓国という移動があるのですから、疲れも抜けきらないってもんです。W杯ブラジル大会で、男子が鹿児島合宿で疲れてしまって本番のパフォーマンスに影響が出たことなんか較べものにならないぐらい直接の影響がありますよ。しかも先発メンバー同じでしたし。

まあこのチーム(なでしこ)ってどの大会でもスロー・スタートで、1試合ごとにコンビネーションが良くなっていくのが常ですから、それに期待して待つしかないのでしょうかね?

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2014年9月16日 (火)

「アバウト・タイム 愛おしい時間について」:爽やかなエンドマーク

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映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』を試写会で観ました。まさに試写会タイプの作品。つまり、派手な大作やビッグスターの映画じゃないけれど、つまり地味目でノンスターに近い映画だけれど、観ればわかってもらえる良質な作品ってことで、バズ効果を狙って多くの試写会を行うのですね。確かに終映後のお客さんたちも、「いい映画を観た」って空気でした。

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開巻いきなり「重大な秘密」が割られてしまい、そこから始まるってのが、テンポ良くって、人を食ってて、いいですね。さすがは「ラブコメの巨匠」ことリチャード・カーティスの職人芸が、最初から最後までウェルメイドな娯楽映画としてのクォリティーをキープします。ダレ場なしです。

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いわゆる美男美女の話ではないのが等身大の良さを醸しています。また『ドラえもん』じゃないけど、リアルな生活描写と同次元のSFってことにおいては、このでっかいウソを「人生の時間」というテーマを描くために使ったことにより、無理なく成功しています。

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主人公の父親役のビル・ナイも、いい味出してます。悪い人が出て来ないってあたりも、大江戸としては大好きですねえ(いや、一方では悪い人だらけの映画も好きですけど)。

見終わった時の気分が、とっても爽やか。軽く感動して、気持ち良く爽やか&晴ればれ。珍しくもラスト・シーンの後にきっちりと出る“THE END”が、とっても似合う映画でした。「愛おしい時間について」、良いサブタイトルです。

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2014年9月15日 (月)

「るろうに剣心 伝説の最期編」:日本アクションの最高峰

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映画『るろうに剣心 伝説の最期編』は、恐ろしいまでのスピードとパワーで見せ切る、このシリーズの完結編(たぶん)。もうこれ以降の時代劇、チャンバラは、従来の殺陣では物足りなくなってしまうこと確実であろう罪作りな作品です。しかしこれほどまでに「アスリート系チャンバラ」を極めれば、世界に勝てるということを証明した作品でもあります。今後1-2年のうちに、これアジアはもとより欧米でも結構ヒットする可能性があるのではないでしょうか?

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師匠から秘儀を授かり、江戸へ向かって志々雄と戦うというだけのシンプルな筋を、ストレートの剛速球でぐいぐい押して行きます。さらにスピーディーに進化したド迫力のソード・アクションが、観る者を疲弊させるほどにこれでもかと繰り広げられます。谷垣健治アクション監督と、大友啓史監督のお手柄で、日本アクションのレベルが何段階も上がりました。しかも『ルパン三世』なんかと較べると、格段にキチンと描写できています。フレーミングとショットの積み重ねが適切で、これだけ目まぐるしくても「どういう位置関係で、何が行われているのか」が明快に伝わるのです。それがプロの演出の腕ってもんです。

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男たちが只事ならぬほどカッコイイことにおいても、従来の日本映画を凌駕しています。佐藤、福山、伊勢谷あたりを中心に、ビジュアル的に見事に美しく、これはもう女子悶絶モノでしょう。 まあ武井咲ちゃんも、本作がいちばんキレイでしたけど。

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(以降ネタバレあり) とは言えツッコミ所はありまして・・・、

・みんな不死身すぎるんじゃないの?

・蒼紫って、ストーカーでめんどくさい奴。

・志々雄が発汗できないため体に熱がこもるのなら、水かぶればいいんじゃないの?(水冷式)

・志々雄の剣は、(こすれば火がつく)大昔のマッチか?

・クライマックスの船に、みんなどうやって乗り込んだの? 次々と援軍が現れて、ついには蒼紫まで現れて1対4にまでなった時には笑った。キングギドラを相手にした怪獣連合軍(『オール怪獣総進撃』)みたいで。

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・最後の決闘の後、斎藤や蒼紫が現れ出るけど、あんたたちどこ行ってたの?

・てかそもそも師匠(福山)と一緒に志々雄を倒しに行くべきなんじゃないの? こんな非常事態なんだから。

ま、(原作のことは置いといて)ここらにツッコミを入れて遊ぶのも楽しいところってわけで、大ヒットという事実が示している通り、娯楽映画としてはほとんど完璧なのでした。

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2014年9月14日 (日)

「ルパン三世」:洒落っ気がなくて・・・

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映画『ルパン三世』は、山本又一郎プロデュース作品だったのですね。’70年代末~’80年代前半に「日本映画界の風雲児」的な活躍をしていた方で、久々に名前を聞いたのですが・・・、なんと現在は小栗旬や綾野剛が所属する事務所「トライストーン」の社長なんだそうです! あ、それでこのキャスティングですか。

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有名すぎるキャラクターに似せるべくマンガ的なカリカチュアライズを行いながら、実写としてのリアリティも持たせる芝居にチャレンジした役者たちは、結構成功しています(不二子以外は)。発声も、アニメ版に似せながら、物真似にならないラインを探っている感じで、悪くありません。 中でも玉山鉄二の次元大介が、超カッコイイ!のです。

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だけど黒木メイサの峰不二子はねえ・・・。顔のベクトルが違います。グラマラスじゃないってところも。この違和感には弱りました。まだ柴崎コウとか真木よう子の方が・・・と思います。一昔前なら誰もが藤原紀香と思ったでしょうけれど。

そして根本的に「これってルパンじゃないでしょ」と思ったのが、北村龍平監督らしさ丸出しの銃火器アクションだらけ。結局、派手な銃撃戦とタイ風格闘アクションをやりたかったんでしょって感じで、「ルパン」的な軽やかさとか洒落っ気がすっかり後退していました。この題材にこの監督は無かったですね。セリフ頼みのドラマ部分なんか、冗長でもたないし。アクションだって、意外と描けていませ347931_010ん。例えば『るろうに剣心』と見比べちゃうと、アクションを見せる腕の違いが明白です。 楽屋オチ的には五右衛門が飲んでいた日本酒の銘柄が「龍平」となっておりました。

あと飛行機の場面で、モンキーパンチ先生が乗客の一人としてチラリと写ってましたね。

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それにしてもルパン一味&銭形以外のキャスティングが、日本人もタイ人も含めて「お安い」感じで「2流感」たっぷり。銭形とつるんでたタイ陸軍幹部役のあの人も、『オンリー・ゴッド』では鬼気迫る怪演だったのに、ここではただのオッサンでしたもんねえ。

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2014年9月13日 (土)

サッカー女子代表の5-0と0-0

アジア競技大会目前のサッカー女子日本代表vs.ガーナ女子代表をTV観戦。いきなり開始15秒で髙瀬が見事なループシュートを決めたのにはビックリしましたね。そうそう、それでいいんだよって感じ。髙瀬は2点目(チーム3点目)も見事でした。川澄の低いクロスに右足アウトサイドで合わせて流し込んだゴール。2点とも美しいゴールでした。ハットトリックの大チャンスもあったのですが、それは決め切れませんでした。前半で退きましたが、さすがに澤の「10番」を背負ってプレイしただけのことはありました。

チーム2点目の阪口のループシュートもナイスでしたし、5点目の中島のミドルシュートも(相手GKのミスもありますが)賞賛すべきでしょう。あ、セットプレーから北原-長船のCBコンビで取った4点目ももちろん良かったですよ。

てなわけで前半は余力を残しての5-0。やりたい放題ってゆーか、あまりにもレベルの差ありすぎじゃんと思いました。このままだと2ケタ得点だな、と。 しかーし、一気に後半開始から5人を交代した日本は(プラス相手のGKが替わったこともありまして)、なかなかコンビネーションがままならなくなるわけです。その上、この代表の控えメンバーの常なんですけど、サポートに行かない、スペースに走らない、チャンスなのにペナルティエリアに走り込まないといった悪癖が今日も出て、点を取れやしません。結局もう一人交代しても状況は変わらずで、後半は0-0のまま終了。 うーん、何と言ったものやらという試合ですね。良い点も悪い点もありました、ではねえ・・・。

全体を通して中島のパフォーマンスは良かったです。彼女は順調に成長していますねえ。猶本さんも時間がたつほどに調子が出て来て、いいプレイも多かったと思います。 反対に、今日の川澄ちゃんは全体的に良くなかったなあ。疲れてるのかなあって感じでした。

前回W杯以降のこのチームは、世代交代、若手の押し上げを命題とし続けて来ましたが、そのスピードは期待よりもゆっくりゆっくりなのです。それでも徐々に、若手の芽が出て来てはいるのですが、・・・本番に間に合うのかどうか、どうやら時間との勝負になって来たようです。

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2014年9月12日 (金)

「リサ・ラーソン展」と北欧波状攻撃

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松屋銀座で『リサ・ラーソン展』(~9/23)を見ました。スウェーデンのカジュアルな陶芸作家リサ・ラーソンの数々の作品に加えて、北欧の陶芸仲間たちの作品を展示。リサおばあちゃんの映像や、アトリエの再現もありました。

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大江戸的には彼女の作風って特に好きではないんですけど、ろくろを使ったという丸い動物のやさしいカーブと質感なんか見てると、ほっこりするものがありますよね。

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しかーし! むしろびっくりしたのは、展覧会場の外側。出た所にある「リサ・ラーソンSHOP」。ポストカード、メモ帳、クリアファイルからTシャツ、バッグ、ぬいぐるみ、手ぬぐい、キーホルダー、果てはキャラメル、和菓子まで。その品揃えのレンジの広さには、特にファンじゃなくても目を奪われ、圧倒されます。近くにいた女性客なんて「ヤバイ、ヤバイ・・・」とつぶやいて、あれもこれも買いたいパニックになっておりました。 確かにあのしましまネコ(マイキー)なんか、「プロダクツ映(ば)え」するというか、平面デザインで製品化されていた方が魅力的なキャラクターで、え?ちょっといいじゃんとドキドキしちゃうほどです。 しかも実際のラーソン陶芸作品(またはミニチュア)が買えるってのも、ファンには嬉しいところでしょう。

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また一角にはラーソンのカフェがあって、カフェラテの泡に描かれる絵がマイキーだったり、あざらしだったりするようでした。小生はテイクアウトで「カルダモン・シナモン・コーヒー・ドーナツ」と「シナモンロール」を買いました(ええ、シナモン好きなもんで)。

で、そのコーナーを出たと思ったら、向かいで「北欧フェア」をやってて、そっちでもドーナツが出てたり、北欧らしく色のきれいなリビンググッズの数々があったりで、もう、どれだけたたみかけるつもりだ!って感じの波状攻撃でした。「北欧に溺れろ。」ってところですかね。

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2014年9月11日 (木)

今日の点取占い215

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お金は考えてから使ひなさい   8点

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2014年9月10日 (水)

「ドライブイン蒲生」:ゆるゆるのぐだぐだ

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映画『ドライブイン蒲生』はベテラン・キャメラマンたむらまさきの「75歳の監督デビュー作」。漢字の田村正毅だった時代も含めて、あまり主張や個性が強くない地味な撮影監督だったと認識していますが、本作でもそういった個性はそのまま。当然キャメラも担当していますが、監督デビュー作だから・・・なんて気負いは全くなくて、淡々とゆるゆると撮ってます。

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そう、全編ゆるゆるのぐだぐだなんです。こんなんでいいのでしょうかと思うほど。長回しも織り交ぜつつ、でも長回しに拘泥することもなく。そう、キャメラの存在を意識させない撮影なんです。それを目指しているのかなあ。

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そして染谷将太と黒川芽衣を見る映画にもなっています。二人も全身で、そして表情で、ゆるゆるの芝居をたっぷりと見せています。ってゆーか、たむらまさきが見せたいのは結局そういう芝居の部分なんでしょうね、きっと。 また生活感を伴った「地方のヤンキー映画」としても、貴重でしょう。

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粗暴でダメダメな父親の役が永瀬正敏だったのですが、アップが無かったこともあって、エンドクレジットを見るまで永瀬だと気づきませんでした(いや、むしろ「永瀬はどこに出てたんだ?」と思ってしまいましたよ)。だって、すごくもっさりして(野村将希かと思いました)、オーラが全然ないんだもん。でも、たむら監督は永瀬のデビュー作『ションベン・ライダー』の撮影もやってたんですよねー。

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2014年9月 9日 (火)

ニュー・ホープ武藤と柴崎に感激

アギーレ・ジャパンの2戦目、対ベネズエラをTV観戦。まあウルグアイほどに質の高いチームではないので、脅威を感じることはほとんどありませんでしたね。だからこそ勝ちたかったところ。考えてみればW杯前の壮行試合以降勝っていないわけですから。

でも結果は2-2のドロー。ああ、本田のFKが入っていれば・・・、水本が無理なスライディングしなければ・・・、そして川島がまん前のボールを後逸しなければ・・・といった悔いが残るゲームではありました。

その代わり注目の若手二人が大活躍したのは、収穫でした。ゲームメーカーとしてセンスの良さを発揮した柴崎には、何度も「うまいなー」と感心しましたし、あの2点目のハーフボレー・シュートの素晴らしさ! A代表初出場でここまで出来たら、文句なしでしょう。誰よりも敗戦を悔しがっていたあたりも、期待できそうなポイントです。

そして後半から出場した武藤がドリブルで走り抜き、まさに個人技で決めた(アギーレ・ジャパンの初得点でもある)1点目のシュート! 倒れない体の強さも、自分で決め切る意志の強さも感じられて、これまた最高のゴールでした。長距離を走ってしっかり守備するところも、高評価に値します。 2018年ロシア・ワールドカップを攻撃の中心として背負うであろう若手二人のゴールは、頼もしい限りです。

なのに川島がなー・・・としつこく愚痴りたくもなります。そもそも「色々な選手を試す」はずじゃなかったのかよ、ハビエル。何でこの2試合で(林はともかく)西川を使わなかったんだよ、ハビエル。川島が得意の語学力で上手に心をつかんじゃったのかよ、ハビエル。オシムさんも川島に対する評価は低いぞ、ハビエル。なんだったら、湘南のGK秋元を使ってみてくれよ、ハビエル。

まあそれでも武藤、柴崎のビューティフル・ゴールが、マスコミを中心としたアギーレへの逆風を押し止めてくれたことは確かでしょう。良かったな、ハビエル。

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2014年9月 8日 (月)

「リヴァイアサン」:悪夢のアートフィルム

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映画『リヴァイアサン』は、「海洋ドキュメンタリーの極北」というコピーの通りです。リヴァイアサンと言えば、伝説上の巨大な海の怪物ですけれど、この映画では漁船が、その営為が、巨大なる悪魔とその体内の営みに見えてくるのです。そのエッジの立ち方はさすがに、本作の監督二人が映像作家であると同時にハーバード大学「感覚民族誌学研究所」の人類学者であることにもよっているのでしょう。

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何の台詞もナレーションも説明も無く、キャメラはただ得体の知れない怪物の表面や体内をなめるような視線で、漁船=漁業の現場と人々と魚と海鳥を捉え続けます。写っている対象が何だかわからないようなショットを含め、驚異のクロースアップや異常なローアングルで、ここで起きている怪異なる活動を淡々と描きます。延々と魚をさばき続ける男とか、血だらけの水が出てくる排水口を長々と写したショットとか、捨てた魚肉片に群がる海鳥とか、神経症的な変態映像が、悪夢的な実験映画のようにつながれていくのです。

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深海魚って水揚げされると気圧の関係で目玉が飛び出るとか、内臓を吐き出しちゃうって話は聞いたことがあったけど、こういうことだったんだなーと映像の迫力に圧倒されます。 エイをフックで吊り下げて、左右のヒレだけを切り取って、あとはポイしちゃうんですけど、その残骸が無残でねえ。両ヒレのないエイなんて、細長い「平面O(オー)次郎」みたいでねえ。えいひれ食べる気も失せちゃうってもんです。このシーンに限らず、魚をどんどんさばいていく場面は、「いのちある生物」があっという間に「食料」に変わるさまを描いていて、圧巻です。

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前衛的なアートフィルムであり、スプラッター&スラッシャーであり、海洋&生物記録映画であり・・・、確かに類を見ない表現の「極北」です。映像のみならず、音響もまた只ならぬものがあるんですよねー。でも映画が視覚と聴覚への刺激で助かりました。これで生臭さが加わったら、・・・観客全員入院でしょう。

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2014年9月 7日 (日)

「フライト・ゲーム」:CAが吉田羊!

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映画『フライト・ゲーム』は原題が“Non-Stop”。その通りのノンストップ・サスペンス・ミステリー・アクションでした。一言で言って、よくできた娯楽映画です。

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最近の飛行機は離着陸時以外はもちろんのこと、離着陸時の携帯電話・スマホの使用もOKになったらしい(この9月からJALも)のですが、そこらへんを反映して乗客たちがメールとかしまくってます。で、航空保安官である主人公リーアム・ニーソンに犯人がメールで脅迫して来て、それ以降頻繁にあるメールのやり取りを、文章(画像も)を別枠で画面に乗っけるスタイルで全編処理したのが新しいスタイル。少しだけそういう技法を取った映画は過去にもありましたが、全編を通してこういう形というのは、新たな映画表現なのではないでしょうか。

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CAのナンシー役(ミシェル・ドッカリー)は、吉田羊さんでした。いやもう、目から鼻から輪郭から髪形まで、そのものです。彼女が『HERO』に出ててもバレないでしょう。

映画会社が試写会で犯人当てをやったら、正答率が3.7%だったとか。確かに意外ではありましたね。でも、その動機っていうのが、わかったようなわかんないような・・・これでは無理矢理意外な犯人を仕立てるために、しんどいこじつけをやっているようにしか見えません。そこはちょっとがっかりなところでしたね。 そのほかにも「釣り」や「ひっかけ」がいろいろ用意してあるのですが、あんまり「あれは何だったんだ?」とか突っ込まない方が、楽しめる作品ではありますね。

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クライマックスの飛行機アクションの大迫力描写は、なかなかの見もの。すげー!です。 でもあの女の子なんかPTSD確実ですし、乗客たちももう一生飛行機には乗れなくなっちゃったろうなー、などと考えてしまった大江戸なのでありました。

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2014年9月 6日 (土)

湘南、松本との師弟対決はドロー

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湘南BMWスタジアム平塚で、湘南vs.松本山雅の1位・2位対決of J2。とは言っても両チームの間には、15の勝ち点差があるのですけどね。でもこの試合の興味は反町/曺 両監督の師弟対決ってところにもあるのです。

試合前には年に一度の聖火点灯イベントがあったのですが、大江戸は間に合いませんでした。

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試合は湘南押し気味の中、11分に遠藤のヘディングで先制! しかし18分に松本が追いつき、結局1-1のドロー。うーん、攻め続けただけに残念です。

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後半などは割り切った松本が2人だけ前に残して8人+キーパーで守るという戦い方。ほとんどベルマーレがボールを保持しているのですが、敵がゴール前にうじゃうじゃいるので、どうしてもこじ開けられませんでした。日本代表がアジアで守備を固められて戦う時のように、打開策がないんですよねー。今日は中川や梶川のような俊敏系ドリブラーが欲しかったです。

ウェリントンの頑張り(走り回って守備をして、ポストプレーは無敵) は、いつもながら素晴らしかったですが、今日はノーゴール。 亀川が今日もブレーキでしたねえ。 そしてそして故障が癒えてキャプテン永木が2カ月ぶりに戻って来ました! あと12試合、ここからはスパートかけて行きたいものです!

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試合が終わるとすぐに雨が降ってきました。ベルマーレクイーンになぜか一人プラス? 来年のクイーン候補でしょうか??

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で、すぐに大粒の雨がダーッと降って来て、大あわて。珍しいショットが撮れました。 ホーム3試合連続1-1ドローと、7月26日以来「勝利のダンス」を踊れていないクイーンたち。次こそは!です。

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2014年9月 5日 (金)

アギーレ・ジャパンの船出

アギーレ・ジャパンの船出=日本vs.ウルグアイ戦はまあ0-2という結果は重視すべきでない試合でありまして、「まあ、こんなもんかな」って印象。そもそも相手がFIFAランキング6位のウルグアイですから(日本は44位)、「負けて当然。勝てたらスゴイ!」という、ある意味よく考えられたマッチメイクですね。

サプライズ招集組から、FW皆川、DF坂井が先発し、後半にはFW武藤とMF森岡も投入されるというフレッシュ過ぎるほどの顔ぶれ。本田が右アウトサイドの位置で守備の負担が大きかったり、森重がアンカーで田中順也がボランチだったりと、「それはどうなのよ?」的な起用も含めてアギーレ色が大いに出ておりました。

まあ全体的にパッとしなかったことは確かです。ボールが回らないし、横パス、バックパスが多く、タテへの意識が不足。シュート少なかったですもんねー。それと遠藤が抜けたので(年齢的にもアギーレの戦術からいっても、もう呼ばれることはないでしょう)、フリーキッカーが本田だけ。岡崎がCK蹴ってたのを見て、愕然としました。とはいえ、この試合で一番良かったのは岡崎なんですけどね。

あと皆川も良かったです。186cmの長身を生かしたポストプレーのみならず、守備も熱心にやっておりました(ちょっと巻誠一郎を彷彿とさせました)。彼と武藤と田中順也の攻撃は可能性を感じさせるものでした。逆に坂井、酒井宏樹、細貝はねえ・・・。

まあ崩されたのではなく、ミスがらみの2点で負けましたが、ウルグアイも本気出してなかったからなあ。来週火曜日の次戦=対ベネズエラ戦に期待しましょう。今日のもろもろを修正してくるでしょうし、きっと柴崎を(もしかしたら西川も)先発させるでしょうから。

大丈夫! このスタートなら、これからは良くなっていくばかりですから。

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2014年9月 4日 (木)

今日の点取占い214

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ホームランを打てる   10点

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2014年9月 3日 (水)

「プロミスト・ランド」:正義と信念が難しい時代

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映画『プロミスト・ランド』は真面目で良心的な古典的アメリカ映画らしさを持っているのですが、それだけじゃなくてニュートラルな批評マインドに満ちた佳品。いくつかの顔(スタイル)を持つガス・ヴァン・サント監督ですが、こういう顔も持ってます。そして「都会じゃないアメリカ」を描くのはお手のものなんですね、この人。

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登場人物それぞれのキャラクターが実によく描かれていて、ドラマを活性化していきます。いい脚本です。人間がちゃんと描けたら、ドラマは勝手に転がっていく(と言っても過言ではない)ものですからね。そしてマット・デイモンの主人公がいちばん地味。だから主人公なのかも知れませんが、彼が受けて、周りの芸達者たち(フランシス・マクドーマンドとかハル・ホルブルックとかジョン・クラシンスキーとかローズマリー・デウィットとか)が輝くという構造です。

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クライマックスなどはフランク・キャプラ的場面ではあるのですが、そこはまあ現代なので、シンプルな中にも複雑な味わいを持たせてあります。そもそもは誰が正しくて誰が悪者で・・・というあたりが、見方によりけりなので。そのように現代において正義や信念を扱うことの難しさを、けっこう上手にさばいている作品だと思いました。

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シェールガスの採掘が環境を破壊することが、今一つ具体性や説得力を持って描かれていなかったのが瑕疵だと思うのですが、まあ社会派告発映画ではないってことなのでしょうね。

環境保護団体の男が酒場でブルース・スプリングスティーンの“Dancing in the Dark”を歌っておりましたが、小生も歌いたかったですね(あの曲のMVの監督はブライアン・デ・パルマでした)。そういえば、そもそもスプリングスティーンには“Promissed Land”って曲もあったではありませんか!

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2014年9月 2日 (火)

最近の歌舞伎町で

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あの歌舞伎町一番街入口にあった「とんかつ茶漬け」で有名な『すずや』さんが閉店してました。

というよりはビルが建て替えになるようで(やはり耐震とかでしょうか?)、貼り紙を見たら7月28日から閉店していたようです。

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レトロな雰囲気のある建物で、名物の「とんかつ茶漬け」も、とんかつのひつまぶし風でおいしかったです。

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1954年創業っていうから、昭和29年、『ゴジラ』第1作の年から60年間あったわけですね。

新たな開店は2016年春だそうです。

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去るものあれば、来るものもあり。コマ劇場及び新宿プラザ劇場跡地の大きなビルもだいぶ出来上がってきました。来年4月にはTOHOシネマズのシネコンがオープンするのですよね。でもその前に、今年一杯で新宿ミラノが閉館してしまうのが、かえすがえすも残念無念なのですが・・・。

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で、話変わってこっちは西武新宿駅前の『野郎ラーメン』。化学調味料を使ってるなんて、あんまりいばれることでもないはずなんですけど、ここでは堂々と「化調増し0円」とうたっています! 本当に「化調増しで!」って人がいるんでしょうね。信じられません。

写真はないのですが、その近くにあったのが、立ち食い「一人焼肉」の店。A5ランクの高級和牛を立ち食いカウンターの上のコンロで焼くみたいでした。すごいですねー。お客さんは開店前から並んでおりました。

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2014年9月 1日 (月)

「思い出のマーニー」:小さな子はわかるのかなあ?

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はい、ようやく今頃『思い出のマーニー』です。これは好き嫌いが分かれる作品かも知れません。大江戸はノれなかったチームです。あまりにも古典的少女小説みたいでねえ・・・。逆に言えば、その少女小説世界が好きな人にはたまらない一編なのでしょう。

まあ、そういう設定だからしょうがないのですが、主人公の杏奈が無表情で、性格的にいろいろ抱えている困ったちゃんで、どうにも楽しくないのです。画面がはじけないと言うか、映画として内側にこもり過ぎるというか・・・。悩める心の物語とはいえ、もっと映画として、アニメーションとしての魅力を押し出してくれないと、なんともモヤモヤしてしまって。最後だけ気分よくしてくれても、手遅れ感があるのです。ずーっと主人公に共感できないのですから。それってやはり、作劇としての致命傷ではないでしょうか。

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日本とヨーロッパがないまぜになった風景も、どうなんでしょ?って感じ。小生は同じ米林宏昌監督でも『借りぐらしのアリエッティ』の方が、断然好きですねえ。主人公が魅力的ですもん。

それにしても現在と過去、現実と空想が入り乱れた構成で、そこらへんを(わざと)曖昧に描いたりしているもので、結構把握しにくい物語だってことも確かです。終盤の謎解き風な部分で、大人としては「あー、そういうことなのね」とわかるわけですが、これ小学生(特に低学年)のお子様たちには理解できるんでしょうか? ジブリなのに、それでいいんでしょうか? そこらへん、とっても疑問でした。

最後の方の黒木瞳と松島菜々子の声の共演場面なんか見てると、「あっ、これ、このキャストで実写版が良かったなー」などと思ってしまった大江戸なのでした(それだとマーニー=有村架純が成立しなくなるか)。

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