ニュー・ホープ武藤と柴崎に感激
アギーレ・ジャパンの2戦目、対ベネズエラをTV観戦。まあウルグアイほどに質の高いチームではないので、脅威を感じることはほとんどありませんでしたね。だからこそ勝ちたかったところ。考えてみればW杯前の壮行試合以降勝っていないわけですから。
でも結果は2-2のドロー。ああ、本田のFKが入っていれば・・・、水本が無理なスライディングしなければ・・・、そして川島がまん前のボールを後逸しなければ・・・といった悔いが残るゲームではありました。
その代わり注目の若手二人が大活躍したのは、収穫でした。ゲームメーカーとしてセンスの良さを発揮した柴崎には、何度も「うまいなー」と感心しましたし、あの2点目のハーフボレー・シュートの素晴らしさ! A代表初出場でここまで出来たら、文句なしでしょう。誰よりも敗戦を悔しがっていたあたりも、期待できそうなポイントです。
そして後半から出場した武藤がドリブルで走り抜き、まさに個人技で決めた(アギーレ・ジャパンの初得点でもある)1点目のシュート! 倒れない体の強さも、自分で決め切る意志の強さも感じられて、これまた最高のゴールでした。長距離を走ってしっかり守備するところも、高評価に値します。 2018年ロシア・ワールドカップを攻撃の中心として背負うであろう若手二人のゴールは、頼もしい限りです。
なのに川島がなー・・・としつこく愚痴りたくもなります。そもそも「色々な選手を試す」はずじゃなかったのかよ、ハビエル。何でこの2試合で(林はともかく)西川を使わなかったんだよ、ハビエル。川島が得意の語学力で上手に心をつかんじゃったのかよ、ハビエル。オシムさんも川島に対する評価は低いぞ、ハビエル。なんだったら、湘南のGK秋元を使ってみてくれよ、ハビエル。
まあそれでも武藤、柴崎のビューティフル・ゴールが、マスコミを中心としたアギーレへの逆風を押し止めてくれたことは確かでしょう。良かったな、ハビエル。
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