アジア大会男女サッカー、始まってますが・・・
アジア競技大会開幕に先がけて、男女のサッカーが始まっていますね。そして男女ともにいろいろと難しさを抱えております。
男子は初戦のクウェートに4-1で勝利。で、今日の2戦目はイラクに1-3と完敗。まあ、相手チームの強さに忠実な結果です。というぐらいイラクが堂々と強かったのです。日本は(2年後のオリンピックにこのままのチームで行けるようにという考え方で)U-21の選手たちで構成したチーム。対するイラクは大会規定通りのU-23、さらにオーバーエイジ枠の3人を使っていますから。まあ日本は'98年からずっとこの考え方、こういうチーム構成でアジア大会を戦っているので、それでも勝たねばならない!ってところなのですけど・・・。うーん、イラクは随分と「大人」なチームに見えました。フィジカルも強ければ、球際も迫力があって、しかもさぼらずに激しい守備を続けて、シュートがうまく、試合運びもうまい。これでは勝てませんよね。今日も日本は随分と決定機を外しておりました。 そして両サイドバック、特に右の室屋がもう全然ダメで、パスに合わず、ミスも多く、消極的で、ひどかったです。
最終的に厳しい結果になるかも・・・という雰囲気すら漂う大会です。 ま、大江戸的にはベルマーレの遠藤航がアンカー→ボランチとして出場したのが嬉しかったですが。
一方年齢制限なしの女子は、宮間、川澄らがいるとはいうものの「海外組」=大儀見、大野、岩渕、熊谷、近賀らを欠いた編成。おまけに澤も今回は招集せずということで、「若手の成長を促し、見極める場」としての性格が強いようです。ただ、髙瀬、中島の成長は見られるものの、その他の若手が相変わらず物足りなくて。FWも(いつも通り)物足りない上に、両サイドバック=右の有吉、左の臼井がミスが多かったり消極的だったりで、使えやしない。CBでコンビを組んだ北原、長船は予想以上のパフォーマンスを見せているものの、佐々木監督の悩みは続きますね。
それにしても初戦の中国戦が0-0で勝ち切れなかったわけですが、なんだってまた前々日の夜に山形で壮行試合(ガーナ戦)をやったんでしょう?? 中1日で、しかも山形から成田から韓国という移動があるのですから、疲れも抜けきらないってもんです。W杯ブラジル大会で、男子が鹿児島合宿で疲れてしまって本番のパフォーマンスに影響が出たことなんか較べものにならないぐらい直接の影響がありますよ。しかも先発メンバー同じでしたし。
まあこのチーム(なでしこ)ってどの大会でもスロー・スタートで、1試合ごとにコンビネーションが良くなっていくのが常ですから、それに期待して待つしかないのでしょうかね?
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