湘南、(ようやく)今期ホーム初黒星!
前節でJ2優勝を決めた湘南ベルマーレは、ホームBMWスタジアムで長崎と対戦。試合後には表彰式も予定されていて、村井チェアマンから優勝シャーレが手渡されるというので、行って来ました。スタジアム関係者入口には、「やべっちFC」などからのお祝い花もたくさん。
この状況で、相手は(特に強豪とは言えない)長崎で、陽光うららかな天候で…と、なんとなく選手にも観客にも「ゆるい」ムードが漂っていました。おまけに攻守の要であるウェリントンと丸山が、今日はいません(交代の切り札、岡田翔平も)。
「これ、ちょっと危険だなー」と思っていると、案の定前半2分に長崎にあっさりと先制されてしまいます。
その後も几帳面にプレスをかけてくる長崎に手を焼き、攻撃が組み立てられません。そうこうしているうちに36分、長崎に
追加点を奪われてしまいます。前半のうちに2点のビハインドなんて、今期初めてのことです。
前半終了時には、いつもは心優しい湘南サポーター席からブーイングが起こりました。そういう展開だったのです。樋口、亀川をはじめ、みんないつもと較べてひどいもんでした。
曺貴裁監督も後半の頭から大竹を投入(今日もダメだったメガカメックスOUT)。続いて52分に熊谷アンドリュー投入(岩尾OUT)と、早目に手を打ってきます。しかし状況は変わりません。ついには68分に早々と3人目の中村祐也投入(菊池OUT)と、バクチを打ってきました。
すると73分、ようやく島村が決めて1点差。スタジアムが今日初めて盛り上がりました。
しかし反撃もここまで。 最後まで体を張ってしっかり守り、更にバタバタ倒れて露骨に時間稼ぎをしてく来るV.ファーレン長崎を崩せずに、結局1-2の敗戦。あと2試合を残して、今期ホーム初の負けとなりました。シーズンを通してのホーム無敗記録は成らずでした。また5月の愛媛戦に敗れて以来の無敗記録も21試合でストップ。
そういうわけで、試合終了後に行われたセレモニーも何だか苦い味でした。せめて引き分けに持ち込んでいたらなあ、と思うことしきり。
セレモニーではJリーグの 村井チェアマンから永木主将にシャーレが授与され、場内一周やサポ席前での記念撮影などがありました。
「勝利のダンス」を踊れなかったサポ席からは、その代わりに「♪カンピオーネ(チャンピオン) カンピオーネ オレオレオレー」の合唱が何度も歌われたのでした。
今日のベルマーレクイーンたちは、その様子を遠く離れたメインスタンド下から見守っていました。彼女たちにっては、就任以来初めてのホームBMWでの黒星。ほろ苦い日になってしまいましたね。
でもこちら放送部のロンドさんと相澤<かすみん>さんはもう少し近くで祝福。相澤さん、時々こぼれる涙をふいているように見えました。
選手たちののぼりに混じって、こんなのぼりもありましたよ。
今日の試合を見てると、にわかに来期が心配になって来ました。湘南スタイルの進化も必要ですが、的を射た補強も必要だと思います。J1とJ2のエレベーターにならないためにも・・・。
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