サッカー日本、豪州に勝利
サッカー日本代表の年内最終戦は対オーストラリア戦@長居スタジアム。内田がお休みの右サイドバックには酒井高徳、左には太田宏介が入りました。
前半30分までは完全にオーストラリアのペース。よく動いて、日本のメンバーににあまり仕事をさせませんでした。アンカー長谷部の両脇を突いて、両翼を高く上げて、日本の良さを消していました。しかしかなりのハードワークでもあったので、こりゃ豪州さんは後半まで持たないなとは感じられました。案の定、30分を過ぎると動きが徐々に落ちて来て、一方で日本も長谷部&遠藤のダブルボランチに変更したもので、ペースが日本に移って行ったのです。
0-0で前半を終えたところで、遠藤に替えて今野を投入すると、後半は完全に日本ペースに。中盤の守備が安定したのと、前への連動性が出て来て、逆にオーストラリアは動きが悪くなって・・・今野が効きました。で、その今野がFKを頭で決めて1点目、森重のPA内でのドリブルから岡崎の技ありシュートで2点目と、オーストラリアを意気消沈させました。
ただロスタイムに入ってから、妙に簡単にクロスを上げさせてしまい、ケーヒルに決められてキレイに零封とは行きませんでした。残念だし、まだまだ甘いですね。
太田は攻守になかなか良いプレー。長友の調子が戻らなければ先発も可って感じです。酒井高徳も最近は安定していて、頼りになります。交代選手では今野が良さを発揮していました。アジア杯メンバーにも滑り込むのではないでしょうか。乾も持ち味のドリブルは貴重です。メンバー入り有力でしょう。逆に豊田は難しくなったかもです。
ホンジュラス、オーストラリアと、この連勝で日本代表はいいムードでアジア杯を迎えることができるでしょう。何よりも、これまで欠けていた「苦しい状況を、試合の中で選手たちで修正する力」が出てきたのが大きいと感じられました。この進化を続けてもらいたいと思います。
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