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2014年11月10日 (月)

今年も花園神社の見せ物小屋へ

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一の酉だっていうんで、昨年に続き行って来ました。新宿花園神社の酉の市。靖国通りにもずらりと食べ物の露店が並んで、えらい賑わいです。

で、境内に入る細い参道がまた両側露店の大混雑。

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奥のウォール・オブ・ちょうちんを見ると、さすがに「芸能の神様」らしく飲食店などの間に、鈴木杏樹、谷原章介、篠原涼子といった名前が並んでおりました。

お参りの行列は相変わらずハンパなかったので、早々にあきらめました。足の向く先は、一路「見せ物小屋」へ。人混みをかき分けテントに向かう間にも、ダークスーツの男たちなのに明らかに普通の会社員とは違うハードな空気を放っている一団がいたりして、さすがの土地柄だと感心したりしました。白ワイシャツの袖口から1cmぐらいチラリと腕のカラフルな絵がのぞいている人とか・・・。

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見せ物小屋は見た目ほとんど昨年通り。呼び込みのお兄さんが流し込んでますので、早々に場内へ。あ、ちなみにこちらが昨年のリポートです↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-27cf.html

小生が入った時には雑な黒塗りのメコンデルタ原住民二人がドライアイスを食べたり、舌で扇風機を止めたりという昨年見た芸を繰り広げておりました。

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で、続いたのが一番の問題作「ヤモリ女」。昨年のへび女よりもかわいい感じなのですが、やっぱりゴキブリだのにょろにょろのワーム系だのをむしゃむしゃ食べちゃうんです。これ1日に何回食べるんでしょうか。なかなかクレイジーな芸ではあります。

でもそれ以降は間の抜けた脱力系の、いわば「大いたち」みたいな芸が多く、ゆるく笑えますけど健全過ぎて物足りない感じ。去年もいた雑な老人メイクの若い男が鼻から口へとチェーンを通して、それでバケツを持ち上げる芸。去年はいなかった副乳(胸の二つの乳房以外の乳)を持つ女性という馬鹿馬鹿しい芸(明らかな造りものを薄布のベール越しに見せる)。あと一つぐらいあったかなあ、無かったかなあ。いずれにしても昨年より出し物が少なくなっていたと思います(量も質もちょっと足りないっすよ)。

舞台下手脇から入場して、右へ右へと詰めて移動していきながら鑑賞?し、上手脇の出口で木戸銭800円を払って出るというシステム。一回り25分ぐらい。ま、それでも大江戸としてはそれなりに楽しめましたけどね。

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