1日前だけど・・・さらば新宿ミラノ座
当ブログでも過去3度にわたって取り上げてきた新宿ミラノ座の閉館。いよいよ明日31日でとうとう最後。最終日はメッチャ混むだろうなあという予測のもとに、1日前の夜の回ならば大丈夫だろうと、行って来ました「さよならフェスティバル」とでも呼ぶべき『新宿ミラノ座より愛をこめて~LAST SHOW~』。19時開映の『タワーリング・インフェルノ』です。
(過去の記事はこちら↓)
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/05/post-a1a4.html
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-e085.html
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-1.html
ところが券売所には「ほぼ満席」の表示。キャパ千席を超える大劇場が! それにもめげず500円の券を買い、急いで場内へ。開映15分ほど前でしたが、広い場内は既にびっしり。最前列から最後列まで空席が無く、まさかの立ち見となりました。 まあ、そこは昔取った杵柄で、通路に座っての鑑賞と相成りました。
開映時間になるとスクリーン下手に支配人が出てきて、ご挨拶と作品解説。ああ、ミラノ座の湾曲した大スクリーンと、シネコンにはないカーテンがステキです。
映画は予告編なし(もちろんカメラ男もなし)でスタートしました。
2時間45分のハラハラドキドキの末、『タワーリング・インフェルノ』が終わると、まずエンドタイトルに入ったところで満場の拍手。そしてタイトルが全て終わったところで再び大拍手。いやー、そうなるとは思ってましたが、やはり感動しますね。1,000人以上の人が同じ映画を観て、心が一つになった実感がありました。
ずっと通路に座っての鑑賞だったので、さすがにお尻と腰と背中が痛くなりましたが、来て良かったです。久々に観たこの映画にも、ミラノ座に最後の「ご挨拶」ができたことにも、満足しました。最後にこの劇場をファンの力で満員にして送り出すことができて、それも良かったじゃありませんか。
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