和田堀給水所が建て替えられるのですね
京王線代田橋駅のまん前にある東京都水道局の和田堀給水所。
どうも工事をやっているようです。
堂々と、そしていかめしく、少々刑務所のようでもあり、スタジアムのようでもある、そんな歴史的建造物です。
ギリシャやアールデコなどいくつかの様式が混ざり合っている趣きが何とも素敵なのですが、いったい何が起きようとしているのでしょうか?
水道局の施設なので、厳重に管理されていて、関係者以外は周囲の柵の外から眺めるしかありません。
表示板を見ると、平成23年頃からいろいろやってて、平成24年着工。
完了予定は平成34年3月31日となっています。
相当な長期戦なのですね。今からでも7年以上かかるのです。
東京オリンピック後の完成ってことですね。
民家のそばには防音フェンスが設けられて、ますます中が見えなくなっておりました。
http://www.funkygoods.com/hai/wadabori/wadabori.html
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うわー、そうなんだ。何ということでしょう。
もったいない。誠にもったいない。
都心ではないので、ほとんど世間の話題にもならなかったわけですが、うーむ、残念です。
まあ「耐震性」ってことであれば、反対するわけにはいきませんが、せめて最後の「見学会」ってやつに行っておきたかったです。無念。
(2020年の続編はこちら↓)
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-09fe51.html
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コメント
>誠にもったいない-同感です。
世界遺産とまでは言わないまでも、自治体指定の文化財とか「○○遺産」なんてものに推挙したいような、実に堂々たる風姿。
耐震性は表向きで、様々な思惑が絡み合って「解体」ってことなんじゃねーの、なんて勘ぐってしまいます。
古い発電所を美術館にする国もあるっていうのに、片っ端から壊していく、そんな国に生まれたことを恨めしく思ったりしてしまいます。
投稿: 大塚理司 | 2014年12月10日 (水) 21時28分
大塚理司様、ほんとうらめしいですよねー。
今まで一番悔しかったのは、日比谷の三信ビルです。
投稿: 大江戸時夫 | 2014年12月10日 (水) 21時59分