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2015年3月31日 (火)

サッカーA代表戦&U-22代表戦

いやあ、フル→U-22へ、日テレ→フジへと2本立ての代表戦。見る方も大変でした。

まずは東京スタジアム(国際試合なんかでは「味の素スタジアム」って言わないんですね)でのA代表のウズベキスタン戦。3日前のチュニジア戦に続いて、面白かったなあ。今日はチュニジア戦に較べれば、先発メンバーに見慣れた顔が多かったわけですが、それでも青山、太田宏介、昌子らを使ってきました。結局試合が終わってみれば、フィールドプレイヤーはこの2試合で25人全員を使い切りました(さすがにGKは西川と東口を余らせましたが)。

やはり力の差が大きい親善試合ではありましたが、青山のロングボレーに始まる5点のゴールラッシュは、非常に気分が上がる得点ばかり(ただし青山のシュートはいまいち球速がなかったので。一流GKなら止めてたかも)。太田のクロスから「やっぱりそこにいるんだね、ちゃんと」な岡崎のヘッドで2点目。で、その岡崎が「優しい」と評判になった柴崎のロング・ループシュート(相手GKの飛び出しを見逃さず、さすがのセンスでした)で3点目。宇佐美が代表初ゴールを決めた4点目はまさに彼の個人技で、抜群の能力を見せつけました。最後の5点目は、競り合いから川又の頭。柴崎、宇佐美、川又は交代で入って次々と決める形。今日もいろんな意味で采配の妙を見せたハリルホジッチ監督なのでした。

初戦に続いてプレスの激しさ、タテへの意識、ミドルシュートの意識がとても良い結果につながり、あとはしばしば乱れる連係が上がっていけば、さらに良くなることは確実という感じ。みんなが試合に出て、大勝してってこともあるでしょうけど、ベンチやチームの雰囲気もとても良いように見受けられました。「チーム」って感じで。

これは、ハリルホジッチって、望外の大当たりだったかも知れません。こんな短期間で、戦術や用兵でこれだけ冴えてて、チームを活性化させるのを見るにつけ、ザッケローニっていったい何やってたんだろう?と思ってしまいました(いい人でしたけどね)。

続いてのU-22代表のマレーシア戦は、まあ1-0で勝てたことだけが良かったねっていう試合。問題多いっす。確かに中1日の3連戦ですから、ベストのメンバーを組めていないのですが、そしてピッチ悪すぎ!ですが、そしてマレーシアががっちり引いて守りを固め続けましたが、それでもマレーシアにここまで苦戦するようじゃあ先が思いやられます。

チームとしてバラバラと言いましょうか、何をやりたいのかが見えて来ません。個人技頼みで、連係が悪くてミスが多い。困ったものです。横パス、バックパスが多いし、誰かが孤立しててもサポートに行かない、出し手と受け手の呼吸が合わない。うーん、課題多いっすねえ。左サイドの安在、小野の得点をアシストしたとはいえ、かなりひどいプレイが多かったですよ。

この試合でもキャプテン遠藤航(湘南)は落ち着いた動きで、ピンチの芽を摘みまくるし、攻撃のアクセントにもなっていくし、素晴らしかったです。なんだか澤穂希のプレイを彷彿とさせました。

さあて来年1月の最終予選にはどうなっていくのでしょうか、このチーム。期待と不安が入り混じりますねえ。

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2015年3月30日 (月)

藤子ミュージアムの大胆素敵な広告

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今朝の朝日新聞別刷り(エリア広告特集)を見て、ぶっとびました。

←これだけ見ても、「なんだこりゃ??」ですよね。

裏面だって、こんな感じですよ。え?え?1427717647120

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内側を開いてみると、ようやく「ああ、そうか。」「なるほどね。」といった感じ。

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それにしても何のための「部分クロースアップ」なのか?とは思っちゃいますよね。

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そして何の広告なのか?と・・・。

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世代によっても多少受け取り方や知識の範囲が異なるかも知れませんね。

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この鈴とブルーが最後の決め手。

そう、藤子・F・不二夫先生のキャラクターたちではありませんか!

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そしてそして・・・これは川崎市の「藤子・F・不二夫ミュージアム」の広告なのでありました。

わお。 びっくりです。

それにしてもなぜ今、こんな大広告を??(年度末で経費が余ったのかしらん?)

ここに添えた画像では小さくてインパクトが伝わらないでしょうけど、実際には一つの絵柄が新聞の1ページなのですから、すっごいデカさで圧倒してくるのですよ。

仕様も新聞4ページを横長につなげた大きさの裏表(8ページ分)を観音開き折りにしてあります。凄すぎますよね。

これ絶対に名のあるグラフィック・デザイナー(アート・ディレクター)が手掛けているのでしょうね。誰なんでしょう? 大胆素敵です。

特段藤子さんのファンということもない大江戸ですが、これは保存しておかねばと思っております。

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2015年3月29日 (日)

サッカーU-22日本代表2-0ベトナム

サッカーU22代表の次回おりンピックへの道でもある「AFC U-23選手権2016アジア予選」第2戦目のvs.ベトナムをTV観戦。日曜日の午後9時からに、よくぞやってくれました、フジテレビさん(31日も午後9時半からやってくれるようですし)。

雨で水が溜まり、芝も長めで難しいピッチ・コンディション。これに手こずった上に、ライン2本でがっちり守ってくるもんで、ベトナム・ゴールをなかなかこじ開けられませんでした。日本も連係が今一つで、ボールを失うことが多すぎました。

しかし前半43分に中島翔哉が粘って粘って難度の高いゴール! いい時間に先制できました。 そして後半も同じようにシュートに至らず状態が続いていたのですが、アディショナルタイムにまたも中島が見事に決めて、結局2-0の勝利でした。中島やっぱりうまいです。決定力あります。

一方で南野、久保、鈴木武蔵といったFW陣の連係が悪く、物足りなかったですね。そして遠藤航キャプテン(湘南)は、いつも通り落ち着いていて頼もしかったですね。

蒸し暑いマレーシアで、中1日ずつの3試合とタフなスケジュールですが、次戦はもっと小気味良い試合を見せてもらいたいものです。

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2015年3月28日 (土)

「愛して飲んで歌って」:ヘンだけど物足りないレネの遺作

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映画『愛して飲んで歌って』は、昨年逝去したアラン・レネの遺作。あのぶっ飛んだ自由な快作『風にそよぐ草』(’09)から5年後、91歳での監督作です。こちらもぶっ飛んでいると言えばぶっ飛んでおります。

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舞台劇のような書き割りや調度、装飾の中で、演劇的な物語が繰り広げられます。その人工的な色彩や約束事としての空間がなんとも言えませんね。それでもショットのサイズは寄りや引きを織り交ぜて、映画的に撮っています。そこにまた舞台中継とは違った不可思議な感覚が宿ります。

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最大の驚きは、人物がバストショットになった時にバックが(その時点で後景にあるはずの壁や柱ではなく)網目模様になるという技法。なんか突然コミックの一コマみたいに、たとえばロイ・リキテンシュタインのポップアートみたいな感じになるのです。その唐突な衝撃、その割にそんなインパクト表現を使う理由もなく、まさに唐突なお遊びになっているあたりが、相変わらず自由過ぎるレネ先生です。まあ2度出て来るモグラ(これがまたモロつくりもので!)のショットなんかも、笑いも凍るほど自由ですけど。

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終盤の自由な展開とヘンなエンディングもこの流れ。そもそもキー・パーソンのジョルジュって男が最後まで登場しないんですから。でもどこもかしこも今一つ物足りないんですよねー。

大江戸としては『風にそよぐ草』の方がずっと素晴らしいと思いますねえ。スリリングなまでの自由さの落としどころが、見事にスコーンと突き抜けておりました。

とは言え、レネはやっぱり『去年マリエンバートで』なのです! 合掌。

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2015年3月27日 (金)

ハリルホジッチの色が早くも!

ハリルホジッチ・ジャパンの船出となったチュニジア戦@大分スポーツ公園総合競技場をTV観戦しました。いやー、久々に面白かった!というのが感想です。

まずはスタメン、これまでと大幅に替えました。藤春、川又、永井、槙野、権田らを起用し、逆に言えばザッケローニ~アギーレ・ジャパンの不動のレギュラーは長谷部、吉田ぐらいしかいません(セミ・レギュラーとしても山口、清武が加わる程度)。本田、香川、岡崎はベンチスタートです。うーん、面白い。

試合が始まるとハリル色はますます顕著に。精一杯走り回ることとタテへの意識、泥臭いまでの球際の激しさで高い位置からボールを奪いに行くこと、攻守の切り替えの早さ、スターは不要なサッカー・・・なーんだ、ベルマーレがやってることじゃないですか。ようやっと日本代表もここにたどりつきましたか・・・って感じです(湘南の選手の代表入りも近いでしょう?)。

コンビネーションがまだ未熟なのはしょうがないメンバーでしたが、それぞれの良さを出してかなり善戦しておりました。ただフィニッシュに至りません。一方のチュニジアは攻撃に迫力がなく、とてもFIFAランキング25位のチームとは思えませんでした。

後半途中から本田、香川、そして岡崎を投入すると、バイタルエリアの狭い局面でのパス回しが俄然良くなり、相手の足が止まってきたこともあって、ゴールの匂いがぷんぷん(吉田の幻のゴールもありました)。すると後半33分、きれいに流れた攻撃から本田が粘ってクロス→岡崎の頭でゴオオール!!(やはりこの男かああ!) その5分後には香川が入れたボールをキーパーが弾いたところに本田が詰めて2点目!! 結果的には危なげない2-0の快勝でした。

途中出場の宇佐美にも非常に惜しい場面(入った!かと思っかたらポストに嫌われた)があり、短い時間ながら素晴らしいパフォーマンスでした。最後の方で内田と今野が同時に交代で入ったのですが、その後試合終了までカメラは内田ばかりを追い続け、今野はピッチの遠景のみという扱いの差。ああ無情でしたね。

初戦を白星で飾ったハリルホジッチ監督。次のウズベキスタン戦でも多くの新戦力を試してくれることでしょう。小生が楽しみなのは、ホーム東京スタジアムで今日の藤春に負けじと頑張りそうな太田宏介です。 それにしてもハリルホジッチ、基本的に男前だし、スーツが似合ってカッコよかったですねえ。

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2015年3月26日 (木)

「はじまりのうた」:音楽と幸福感に包まれて

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映画『はじまりのうた』は、すっごく気分が爽やかになる佳品。愛すべき音楽映画です。全編「音楽って素晴らしい!」感に溢れています。そして楽曲自体がオリジナル曲も、既成ナンバーも含めてみんなステキにハートを揺さぶります。音楽映画として近年のトップクラスではないでしょうか。

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とにかくキーラ・ナイトレイが魅力的! 先日観た『イミテーション・ゲーム』でもやけに魅力たっぷりだったのですが、こちらはそれ以上にステキです。歌手役なんですけど、期待以上に歌がうまい。そしてスリムな体にノームコアな服もいい感じです。こうしてみると、彼女にとって『パイレーツ・オブ・カリビアン』に出たことは不幸なことだったんじゃないのかなあ(本作の主人公が、売れ線でデビューさせれらることを望まなかったのとは逆で)。

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マーク・ラファロもいい味出してます。『フォックスキャッチャー』とは全く違ったタイプを演じる芸域の広さ。顔なんかアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督みたいですし。彼とキーラの終盤における「無言」や「視線」のニュアンス芝居の深さと味わいにはやられました。かなり。

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ニューヨークの街もステキな助演ぶりを見せてくれます。街中のライブ・レコーディング・シーンの幸福感。

いろいろと納まるべきところに納まっていく終盤もすがすがしいですし、脇にエンドタイトルの流れる中、結構重要なエピローグ的ラストシーンが画面の一部で展開する工夫も悪くなかったです。全てがうまくいったわけじゃないのに、このハッピーな感じってのは、素晴らしいではありませんか。本当によく書けた脚本による、よく出来たドラマでした。

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2015年3月25日 (水)

「ソロモンの偽証 前篇・事件」:成島出≒野村芳太郎説

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映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』は期待を大きく上回る面白さ。誰もが後篇を待ちきれない思いになること請け合いです。こういう題材で、松竹映画として堅実に(質的にも商品としても)ウェルメイドなものを作る職人的力量といえば、・・・大江戸はここで「成島出≒野村芳太郎」説を唱えておきたいと思います。

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だって成島のフィルモグラフィー見てくださいよ--油断大敵、フライ,ダディ,フライ、ミッドナイト イーグル、築地魚河岸三代目、ラブファイト、孤高のメス、八日目の蝉、聯合艦隊司令長官 山本五十六、草原の椅子、ふしぎな岬の物語、ソロモンの偽証(そういえば全部観てますね、小生)。よくもまあこれだけ毎回違うトーンでバラエティ豊かな作品を作れるものです。その自己主張の少ない平明なわかりやすさ、やや泥臭い職人ぶりが野村芳太郎に似ています。その彼が野村の得意領域であるミステリーを手掛けたということで、本作の意義は大きいと思います。そして見事に上出来です(まだ前篇ですが)。

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大人たちの多くが曲者っぽくて、子供たちの多くに真っ直ぐなパワーがあって、それぞれのキャラクターがちゃんと描き分けられていて、『ツイン・ピークス』的な香りもちょっとあって、うん、いいです。飽きさせません。中学生だけの場面などちょっと辟易するかなと思ったら、さにあらず。好感を持って観られました。

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エンドタイトル後に『後篇・事件』(野村芳太郎にも『事件』という傑作ミステリーがあります)の予告編がついているのですが、これ観ただけで泣けました。あおってくれますね。

関係ないけど、冒頭の雪に埋もれた死体の顔が阿部サダヲみたいでした。あと市川美和子は、楳津かずをの『へび少女』を演じる資格十分と見ました。

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2015年3月24日 (火)

ベルマーレ本×2

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ここのところどんどん出て来る湘南ベルマーレ本。 まずは光文社新書『低予算でもなぜ強い? 湘南ベルマーレと日本サッカーの現在地』by戸塚啓。新聞各紙にも広告が出てたりしましたよね。曺貴裁監督の『指揮官の流儀』の時にも思いましたが、書店でスポーツの棚よりもビジネス書の棚が似合いそうです。事実そういう内容です。

戸塚啓さんがベルマーレというチームに興味を持ち、そのサッカーに共感し、そしてチームを支える人々にインタビューして、チームの哲学や実態を明らかにしていきます。インタビュイーは真壁潔会長、大倉智社長、曺貴裁監督、田村雄三テクニカルディレクター、坂本紘司営業本部長、畔柳豪(前)事業本部長。 畔柳さん以外はサポーターにもなじみ深い方々であり、語られる言葉のリアルな重みや身の丈に合った実像に、「ああ、そうだよねえ」と納得できる感じが素敵に面白かったです。

最近これだけ注目されていて、サッカーの内容のみならず(大手スポンサーを持たない)市民クラブとしての在り方にも人々の目が注がれているベルマーレ。長年サポーターをやってきて、ひどい時もあったけど、今は誇らしく幸せです。願わくは益々の発展を!

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で、こちらは『Jリーグ サッカーキング』5月号。ほぼ全ページ(70ページ以上)が湘南ベルマーレ大特集です。表紙のキャプテン永木にかぶるフレーズ「たのしめてるか。」は今年のクラブスローガンなのです。いいですよね。

こちらも選手のみならず、大倉社長、坂本&猪狩(フロントスタッフ)、キングベルⅠ世なども登場。インタビュー中心の構成ですが、充実してます。

ファンとして、やはりこういう本は嬉しいですね。あとはJ1でしっかりと良い成績を残すことです。頼みます! 一緒にたのしみましょう!

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2015年3月22日 (日)

湘南、仙台とスコアレス・ドロー

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平塚駅を出ると、ラスカの入口前で永木キャプテンがお出迎え(髪がちょっと鬼太郎状態ですが)。今日もShonan BMWスタジアム平塚に、湘南vs.仙台の1戦を見に行きました。

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こちらでは監督はじめ選手たちののぼりがお出迎え(ま、開幕戦からですが)。

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で、神様(王様)もお出迎え(おじいちゃんではありません)。四文字フレーズは「湘南海王」です。

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試合序盤からベルマーレはよく走り前線からの守備が機能し、球際も強く、複数名でのボール奪取もうまくいき、やや有利に試合を進めます。消極的で「らしさ」が薄かったナビスコ杯甲府戦前半の反省を生かしたのでしょう。

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しかしベルマーレの圧力と推進力を感じたベガルタがかなり引き気味に守ってきために、フィニッシュに至らず。時間が経つごとに横パスが増えて、一向にゴールをこじあけれません。こうなってくると(U-22代表に行っている遠藤航の不在とか、本年のウェリントン不在とかが気になりますが、まあそんなこと言ったってしょうがありませんね。

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結局0-0で、勝ち点1ずつとなりました。まあ、どちらにも惜しい場面はありましたし、GK秋元のセーブで危機を免れたシーンもあったので、妥当なところかも知れません。とはいえ、勝てた試合でもありました。J1リーグ戦のホーム初勝利は4/12のFC東京戦までお預けとなりました。

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というわけで、ベルマーレクイーンたちにとってもリーグ戦ホームでの「勝利のダンス」はお預け。3回しか踊れなかった一昨年と違って、今年はたくさん踊れることでしょう。 水曜の甲府戦では不在だった片岡沙織さんも復活して、5人揃ってのサポーターお見送りでした。

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2015年3月21日 (土)

「KANO 1931 海の向こうの甲子園」:野球“試合”映画

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映画『KANO 1931 海の向こうの甲子園』は3時間5分に及ぶ台湾映画。そして野球映画。海の向こう、民族、野球というキーワードでは『バンクーバーの朝日』を、数字と「甲子園」が入っているタイトルでは『アゲイン 28年目の甲子園』を、それぞれ連想させます。

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とにかくほとんど野球の場面です。試合を描いています。日本で、アメリカで、野球映画は数々あれど、これだけ野球シーンの多いものは初めてではないでしょうか。『バンクーバー』や『アゲイン』と比べてみれば、その差は歴然です。 ドラマ場面もないことはないのですが、それよりも野球の試合を通していろんなことを語っていきます。

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本作の制作・脚本を担当しているウェイ・ダーションの監督作『セデック・バレ』では、同時代(1930年頃)の日本人は悪者であり、それに対する抗日暴動の話なのですが、一方こちらはかなり親日的な描き方。永瀬正敏演じる近藤監督は魅力的な人物として描かれますし、大沢たかおなんて堂々と「水利事業の父」と言われた偉人を演じちゃってますもん(エンドタイトルに「大澤隆夫」とありました)。ヒール的な差別発言をした小市慢太郎の新聞記者だって、その後すっかり改心してしまいますし。 『セデック・バレ』とのバランスを取ったわけでもないのでしょうが・・・。

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4-5試合ぐらい延々と丁寧に描かれる野球の試合は、終始正攻法で素直に見ていられます。決勝で指先(爪?)を痛めてからの血染めの投球なんて、星飛雄馬かと思っちゃいましたぜ。

さすがに甲子園球場は甲子園に見えなかったなあ。スタンドのせり上がる角度とか。何と言っても外野のフェンスがブロック塀みたいなんだもん。そりゃないでしょ。 それとも、昔はブロック塀だったんですかい??

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2015年3月20日 (金)

「ターシャ・テューダー展」@松屋銀座

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松屋銀座で『生誕100年記念 ターシャ・テューダー展』(~4/6)を観ました。2008年、そうターシャさんが亡くなった年にも、同会場でやっていましたよね。今回はそのニュー・バージョン。タイトルの上に「ガーデニング・絵本・ドールハウス 愛する暮らし」と書いてある、そのままの内容です。

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客層はほとんどが女性。中高年多め。まあ一般的な展覧会の客層とも言えますけど、きっと皆さんターシャさんを今後の人生のメンターと考えていらっしゃるのではないかと感じました。時間をじっくり使って、丁寧に生きる。昔ながらの味わい深い暮らしを送る。みなさん、そういうターシャさんの生き方に憧れるところ大なのだと思います。理想のおばあちゃん像。

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会場内の最後の方に写真撮影OKのコーナーがありましたが、それは見事に生花で再現された「ターシャの庭」。整え過ぎず統一し過ぎない、人工美に寄らない、ナチュラルで「やさしい」庭。そこがいいんですよね。

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会場出口そばに映像コーナーがあって、そこに流れる11分のビデオは生前のターシャさんの姿や声を甦らせてくれていました。「みんなわかってないけど、庭づくりには時間がかかるものなのよ。この庭も30年かかったわ。」なんておっしゃってました。会場随所の壁面にターシャの言葉が入っているのですが、それぞれ味わい深いものでした。

会場を出た後にあるグッズコーナーの品揃えの豊富さは、個々のお店の特色ですが、今回もまた文具から衣料雑貨からお菓子から鉢植え植物まで、多種多様な商品が並んでおりました。

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2015年3月19日 (木)

カーリング女子世界選手権、日本6位で終了

札幌で開催された女子カーリングの世界選手権・予選ラウンド、日本(北海道銀行)は6勝5敗で全11戦を終えました。12チーム中の6位でした。決勝トーナメントに進めるのは上位4チームなので、日本はこの時点で大会終了。

4試合ばかりしかTVで見ることができません(しかも不完全な形で)でしたが、このチーム、良かったです。長年小笠原さんの「恋女房」的に連れ添った船山さんが第2子出産のためチームを離れていて心配したのですが、杞憂でした。新加入のサード吉村とリード近江谷の成績が素晴らしく、間に入るセカンドの小野寺も見事でした。

小笠原さんはいつも以上に好不調の波が激しかった気がしますが、彼女の乱れをチームでカバーした試合もいくつかありました。 そして吉村! ドローもテイクもめざましい成功率で、実に頼もしいサードでした。今大会全般では、むしろ船山さんよりも良かったのではと感じました。確実に小笠原さんの後のスキップを務められる逸材です(前チームではスキップでしたし)。

今日の最終ドイツ戦は第9エンドで10-5のギブアップ勝ちと、素晴らしい試合運びでしたし、強豪のスコットランドやスウェーデンに勝てたのも大きかった大会でした。4連勝もありましたもんね。

このチーム、小野寺と吉村は23歳、近江谷も25歳とまだまだこれからのメンバーが揃っているだけに、現時点でこのレベルに行けているというのは、これからが楽しみです。

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2015年3月18日 (水)

湘南、ナビスコ杯白星発進!

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仕事帰りに駆けつけました。キックオフに間に合いました。早くも本日からスタートのヤマザキナビスコカップ第1戦、湘南ベルマーレvs.ヴァンフォーレ甲府。

J開幕の浦和戦が早々にチケット完売してしまったため、緊急手段として購入したホーム3戦連続指定席チケット(プレミアムGET3チケット)の2枚目です。夜7時キックオフは浦和戦同様ですが、あの時と違って極寒ではないので助かりました。

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リーグ戦の合間なので、レギュラー以外の選手も試す場でもあり、湘南は坪井、武田、可児、キム・ジョンピルといった移籍組+白井を先発起用。永木が先発しなかったこともあり、背番号20の坪井はキャプテンマークを巻いてました。

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同じシステムのいわゆるミラーゲームで、しかも両チームともやたらとラインが高くて、コンパクトな中の攻防ゆえ、結構膠着してしまった感もありました。ベルマーレはちょっと消極的だったり、攻めに時間をかけ過ぎたりで。シュートも少なかったしね。

そんな中、71分にコーナーキックを坪井が頭で決めて、湘南先制! 終盤は甲府のラッシュをはね返すヒヤヒヤものの攻防をしのいで、1-0でベルマーレの勝利となりました。

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マン・オブ・ザ・マッチは坪井慶介。なんと、 2003年5月17日のガンバ戦以来12年ぶりの、プロ2点目のゴールなのだそうです! 湘南移籍後初の公式戦出場で、この決勝ゴールとは・・・いいね! センターバックで堂々と指示を送っている坪井は、非常に頼もしかったですもん。 U-22代表で航が不在の期間も安心ってもんです。

 

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ベルマーレクイーンって、ナビスコカップでもいるんだっけ?ってぐらい覚えてなかったんですけど、いらっしゃいました。ただし今日はなぜか双子の片岡姉妹の片方(沙織さん、たぶん)が不在で4人でした。あ、スタジアムナビゲーターのあいざわかすみさんは、ちゃんといらっしゃいましたよ。 そういえば今期のクイーンにとっては 、初めての「勝利のダンス」でしたね。この調子で、何度も何度も踊っていただきたいものです。

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2015年3月17日 (火)

ウルトラ兄弟のバタピー・柿ピー

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世の中にはこんな商品もあるんですね。

ウルトラセブンの柿ピーです。販売者(株)スイートボックス(千葉県松戸市)となっております。

中身はただの柿ピーです。可もなし、不可もなしです。ピーナッツに比べてやけに柿の種ばかりが多い配合となっております。

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そしてこちらは、ウルトラマンのバタピーです。うーん、バタピーです。普通です。

なぜこういう展開になったのかは謎の多いところですね。

ちなみにウルトラシリーズで言えば、ケムール人の焼酎に関しては、以前書きましたので、ご覧ください。↓

http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-a132.html

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2015年3月16日 (月)

クロッカンシュー ザクザク

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昨年9月のデビュー以来ずっと気になっていたんですが、新宿のルミネエストの地下でいつ見ても長い行列ができていたために、並ぶの嫌いな大江戸としては買うことがなかった「クロッカンシュー ザクザク」を、ようやく買いました!

いや、昨日珍しく午前中に通りかかったら5人ぐらいしか並んでいなかったので、「チャンス!」とばかりに列につきました。

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細長いパンのようなシュークリームで、表面にはザクザク切りのアーモンドがまぶしてあるのです。で、ショップ=ファクトリーになっていて、北海道産の材料を使ったカスタードを皮に注入しているところが店頭で見えています。 1個220円(税別)。

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さてさてお味の方は、おお、期待にたがわぬおいしさです。皮はアーモンドの力でクリスピー。そして何よりもカスタードのうまいこと!このタマゴ感こそがカスタードです!

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それにしても「クロッカンシュー ザクザク」って、商品名であり店名でもあるのですよね。クロスカントリーや宮藤官九郎を思わせます(ザッケローニも)。

シュークリームが長くたって、いいんです!(川平慈英風) エクレアとの区別はチョコやら何やらがかけてあるかないかでわかるのだ!

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2015年3月15日 (日)

「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」:

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映画『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』はアカデミー賞8部門にノミネートされ、脚色賞のオスカーを獲得しました。脚本家のグレアム・ムーアは受賞式で感動的なスピーチをしておりましたが、まさに本作のアラン・チューリング博士の中に自らを投影しておりますね。 ↓

http://imitationgame-news.tumblr.com/post/111846003089/87

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天才であり、多分に社会的不適合者(まあ、奇人)でありという博士を、寄り添ったり突き放したりしながら、じっくりと描いているのですが、その割には最後まで得体の知れなさは残り、人物の深奥にまでは迫り切らない(切れない)ところが、本作の「傑作になり切れない」ところです。面白いんだけど、コクと深みが足りないような・・・。

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ベネディクト・カンバーバッチって、顔の形、髪型、体格、雰囲気など、どことなく長谷川博己に似てますよね(まあ英国人ってことで、ハセヒロの軽みはありませんし、カンバーバッチの方が羊顔、宇宙人顔ですが)。この名前を聞くたびに、エッグ・ベネディクトが頭に浮かんで困る大江戸なのでした。

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娯楽映画的には紅一点のキーラ・ナイトレイが配置されていることで(まあ実際にいらした方のようですが)、どんなに救われていることか。戦時下の野郎ばかりの物語でゴリゴリしそうなところに、柔らかさと華やぎを与えてくれました。

劇中に出て来る「時に想像できないような人物が、想像できないような偉業を達成することがある」という言葉。素晴らしいですね。冒頭に紹介した脚本家氏の言葉とも重なっていて。 常識の中に納まらない奇人だからこそ、常識破りのブレイクスルーを達成できる--いつの世にも通用する一つの真実でもあると思います。

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2015年3月14日 (土)

「アメリカン・スナイパー」:“subtle”な描写の名人芸

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映画『アメリカン・スナイパー』は、やはり絶対的に「アメリカ人に向けた作品」です。でもクリント・イーストウッド監督の描写は、思想という「色」をつけずに、ただ差し出すのみ。考えてみれば「描写=映画」というニュートラルなスタンスは、他のイーストウッド作品にも共通した姿勢なのですよね。

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戦場のリアリティは、さすがに『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』のイーストウッドといったところ。ほんの一瞬で、命ある人間が死体に変わるリアリティ。ほんの2-30㎝が生死を分かつリアリティ。

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全編の物語を通して、アメリカ映画なのに描写(映画話法)があからさまだったり声高だったりせずに、“subtle”(微かな、繊細な)なところが、イーストウッドの名人芸ではあります。描いていないところを、しっかりと感じさせるという手練れの演出力。350823_003

でも巷で誰もが絶賛しているほどに凄い傑作かというと、そこまで凄くはないんじゃないの?って気がします。近年イーストウッドが神格化され過ぎちゃって、『ジャージー・ボーイズ』にしても本作にしても、絶賛しなきゃいけないみたいな空気になり過ぎていませんか? それって、なんかイヤだなあ。

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2015年3月13日 (金)

緑のコカコーラ!

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コカコーラがこの3月9日に新発売したという『コカコーラ ライフ』です。

衝撃ですよね。コカコーラ=赤 というアイデンティティを捨てての「緑のコーク」。決して「抹茶入り」ではありません。もちろん「ピーマン味」でもありません。甘味料として砂糖のほかにステビアを使ったことでローカロリー(100mlあたり19kcal.)を実現させた商品だそうです。

http://www.cocacola.co.jp/press-center/press-release/news-20150127

お味の方は、うーん、ブラインド・テイスティングしたらコカコーラ・ライトやコカコーラ・ゼロと区別がつかない味。まったく自信がありません。

大江戸的には「東京ヴェルディのサポーター用?」って感じでした。

アメリカでは緑のペプシも出てるんですって! 時代はグリーンだなあ。そういえばAKB48の新曲は『Green Flash』ですね。

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2015年3月12日 (木)

「エクソダス 神と王」:生まれた時代が悪いのか

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映画『エクソダス 神と王』は、現代のCGやVFX技術で、あの『十戒』を復活させちゃおうという試み。監督はリドリー・スコットなので、まあ適任と言えるでしょう。大作感、アクション、映像、特殊効果、娯楽映画としてはそこそこ面白く出来ています。

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でも何だか肝腎な「土性っ骨(どしょっぽね)」が無いというか、観終わって残るものが無いというか、やはりセシル・B・デミル版に較べると、軽いんですよねー。主役の二人(クリスチャン・ベール、ジョエル・エドガートン)も、チャールトン・ヘストン、ユル・ブリンナーに較べて軽すぎる・・・って、それを言っちゃあおしまいなんですけどね。ベールの健闘の一方で、エドガートンはやけに卑小な「小物感」たっぷりでねえ・・・。

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まあ、壮大なスペクタクル描写は数々あって、頑張っていることは確かなのですが、例えば『十戒』と2本立てで上映したら、「『エクソダス』ってスゴイじゃん」ってことになるのだと思いますが、何しろ最近はCGによる驚天動地のスペクタクルが多すぎて、もう観客の眼が不感症になっちゃっておりますので。そういった意味では、不幸な作品ですよね。あんまりヒットしてないわけだし。優秀な高校に入っちゃったんで、80点取っても目立たない・・・みたいな感じ? 生まれた時代が悪かった作品かも知れません(一方では中東問題やら何やら、タイムリーだって気もしますけどね)。

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紅海が割れないんですよねー。ああ、リアルにはそういうことだよねと納得はするのですけど、アレがどう描かれているんだろうと楽しみにして来た観客にとっては、「紅海先に立たず」ですよね←はい、笑う所。

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2015年3月11日 (水)

U-22代表戦からのアルガルベ最終戦

本日のフジテレビは夜7時からのゴールデンタイムに4時間以上ぶっ通しでサッカー日本代表戦×2試合連続中継の快挙!(しかもフル代表ではないというのに)

まずはU-22男子の五輪予選直前の親善試合、対ミャンマー戦。結果はなんと9-0の圧勝。まあ、それでも威張れないほどの実力差がありましたけど・・・。でもここまで緩んだ試合になっちゃうと、面白くないですよね。サッカーってやっぱりロースコアの緊張感あってこそなんですねえ。鈴木武蔵が4点、中島翔哉が3点取って、さすがは両エースってところを見せつけました。 小生としてはゲームキャプテンが遠藤航(湘南)で、きっちり良い仕事をしていたのが嬉しかったですね。前半で下がってくれたのも、週末のJ1(鹿島戦)を考えるとホッとするところ。昨年までベルマーレにいた亀川も後半交代で出場し、こちらも良い仕事してました。

2試合目は女子アルガルベカップの9/10位決定戦で、対アイスランド。結果は後半に宮間、大儀見のゴールで2-0と日本が勝利。まあ相手が相手ですから、ボールも回って、主導権を握っての勝利となりました。フランス戦で冴えなかった宮間、大儀見、宇津木、大野あたりが後半に投入され、それぞれ良い働きができていたのが明るい材料と言えるでしょう。ディフェンスも0点に抑えることができて、喜ばしいことです。ちなみに今大会では福元がゴールを守った2試合のみ零封。W杯の正GKに一番近いのではないでしょうか。あと今大会においては澤の不在はもちろんのこと、中島依美の不在も大きかったよなあと思う大江戸なのでありました。 でもこのチーム、アルガルベで苦杯をなめて結果的に良かった、あれでチームが危機感を持ってその後締まった・・・なんてことになってほしいものです。

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2015年3月10日 (火)

サッカー女子、悩み多き逆転負け

女子サッカーのアルガルベ・カップ、日本のグループリーグ3戦目の相手は強豪フランス。メンバーは思った通り初戦と2戦目の中で調子よさそうな選手を揃えた混成軍。毎試合代わるキーパーは、やはり初出場の海堀でした。宇津木、有吉、菅沢も2戦目=サブ組からの抜擢。

前半の日本はなかなか良いパス回しができたり、攻撃の形も作れていました。そんな中、43分に大儀見→菅沢のつぶれからのパス→川澄の見事なシュートで先制! ここまでは手応えあったんすけどねえ(嘆息)。

後半になるや、圧力を増してきたフランスの前に日本の連携が崩れていきます。中盤でパスがつながらず、危険なボールロストを繰り返します。ペナルティエリア内での近賀のファウルでPKを取られ、同点。そしてフランスの2点目は大儀見が奪われてからの流れるような攻撃に崩されましたし、3点目は熊谷の不用意な横パスをかっさらわれての速攻。 前半に五分五分以上のサッカーで先制しながら、後半崩れて1-3で逆転負けなんて、まるで数日前の開幕戦のベルマーレを見るようでした(嘆息)。

この試合、頼りになるはずの選手たち--宮間、大儀見、大野、熊谷、近賀--にミスが多く(1試合目もそうでしたが)、そこからの失点で負けたと言えるでしょう。どうすんだ、オイ! 悩みは深いです。けがから復帰した鮫島、近賀の両翼がまだまだ調子出ないようなのが不安。かと言って有吉だともっと不安。 そこいくと3点取られたとは言え、海堀のGKは(山根じゃないので)安定感に加えて好セーブも飛び出しており、良かったです。

それにしても9-10位決定戦に回るとは! グループリーグ1勝2敗なんだから、それも当然と言えば当然なのですけどね(嘆息)。

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2015年3月 9日 (月)

「指揮官の流儀」by曺 貴裁

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湘南ベルマーレ監督の曺 貴裁(チョウ キジェ)が上梓した『指揮官の流儀 直球リーダー論』(角川学芸出版)を読みました。

第1部「指揮官への歩み」では自らの生い立ちからこれまでのサッカー人生をたどり、第2部「直球リーダー論」では彼の指導者哲学を語ります。熱くまっすぐな曺さんにふさわしい熱くまっすぐな内容でした。

サッカー論というよりはむしろ上に立つものの心得や哲学といった感じで、書店でもスポーツコーナー以上に「ビジネス書」の棚がふさわしいような本です。

真剣に選手のことを思い、選手と監督の厚い信頼関係を築いた曺さんのチームだから、昨シーズンのベルマーレはあれだけの快進撃ができたのだろうなあと納得できる読み物でした。歩みを止めずに更に更に前進!という監督とベルマーレが、今期のJ1でも台風の目になってもらいたいものです。

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2015年3月 8日 (日)

「フォックスキャッチャー」:静謐で暗鬱な心理劇

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映画『フォックスキャッチャー』は、実話をもとにした暗鬱な心理劇。静謐で低温な画面の醸し出す不穏な緊張感が、いやーな感じで迫ります。音楽も極端に少なく、映画が静かすぎることに神経がやられそうです。『マネーボール』のと言うよりは、『カポーティ』のベネット・ミラー監督の力量が発揮されています。

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それにしてもあのデュポン社の、デュポン財閥の御曹司がこんな事件を起こしていたとは、驚きです。彼を演じるスティーヴ・カレルの異様さ、何を考えているかわからない、でもコンプレックスが肥大化した危ない精神状態の男。見事な演技でこの「空っぽの男」を表現しています。

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チャニング・テイタムもマーク・ラファロも普段の彼らの枠を超えた芝居を見せていますが、ほんの僅かの出演場面で格の違いを見せるのが、ヴァネッサ・レッドグレイヴ。彼女の心理的支配によって、こんなに歪な男が出来上がってしまったことが説得力を持って迫る芝居。レスリングは“low”(下等)だって言っちゃうあたり、スリリングです。 近年の彼女はもう地球の宝です。シワや白髪が演技してますもん。スクリーンを通して彼女の演技を拝めることが幸福だと思う大江戸なのです。

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寒々として、暗い気分になって、決して好きになれる作品じゃないし、2度観る気にはならないけれど、こういう監督がいてこういう作品が作られているようなら、まだアメリカ映画は大丈夫!と思えたことも確かです。

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2015年3月 7日 (土)

湘南J1昇格初戦は苦い逆転負け

Img_20150307_215951今年から2ステージ制となった明治安田生命Jリーグが(寒いのに)本日開幕を迎え、大江戸はShonan BMWスタジアムまで湘南vs浦和の観戦に行って来ました(寒いのに)。ベンチコート+ニットキャップ+ヒートテック+カイロ2個+もろもろ の完全防寒で臨みましたが、それでも寒がりの大江戸としてはたまらなく寒かったです。ガチガチぶるぶる。だからJリーグの秋~春開催には反対なのです。1425733495603

 

 

 

 

でもスタジアムに入ったら「自動的にビール」なのです。さみーけど、英国のパブのようにちびちびと飲むのです。ガチガチぶるぶる。 

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ACLの戦いから中二日のレッズさんが疲れていることを期待したのですが、ターンオーバーできる選手層の厚さを誇るだけに、そううまくは行きません。

 

試合は序盤から球際も激しく、互角の戦いが続きました。ベルマーレ、J1レベルでしっかりやれてました。

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前半36分、PKを遠藤航が決めて湘南が先制! しかし前半のうちに興梠のゴールで追いつかれ、後半にチャンスをしっかり決めたレッズが31で勝利。最後は個の力の差を見せつけた感じでした。湘南の運動量も多少落ちたのではないかな。

1425733348584 だから前半のチャンスで決めるべきところを決めきれなかったことが残念です。J1は甘くないから、チャンスを逃してたらやられちゃうわけです。やはり昨シーズンのハイスコアラー=ウェリントンが抜けた穴が埋まっていない印象を受けました。うーむ。

でも新加入のセンターバック、アンドレバイアは良かったなあ。安心できるレベルの高さ&終盤の上がりなどの熱量。頼もしい闘将の登場です。途中交代で入った 山田直輝の「牛若丸ぶり」にも今後期待できそうです。

 ベルマーレが挑むJ1の船出は、苦い逆転負けとなりました。やはりそうそううまくはいきませんね。でもまったく通用しなかったわけではありません。苦難の道のりでしょうけど感動を呼ぶ戦いをして行くと信じたいです。 「高ければ高い壁の方が 登った時きもちいいもんな。」(Mr.Children『終わりなき旅』) 

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試合前に今年のベルマーレ・クイーン5人が発表されました。今年は双子(片岡沙織・夏実姉妹)もいるし、2年連続(小島栞さん)もいるのです。できるだけ多くの勝利のダンスを踊ってほしいものです。寒い中、応援お疲れ様でした。ガチガチぶるぶる。

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2015年3月 6日 (金)

女子サッカー、メンバー全とっかえで勝利

女子サッカー・アルガルベカップ、日本の第2戦は開催国ポルトガルが相手。FIFAランキングからすれば、明らかに相手は格下です。 で、驚くべきことに日本の先発メンバーは、初戦の11人から「全とっかえ」でした! でもこれはナイスな選択。 1.中1日のハード・スケジュールであり、しかも初戦のメンバーは割とベテランが多いので、その後の試合を考えて休ませる  2.初戦はなんだかちぐはぐな敗戦だったので、刺激的な総入れ替えで「喝!」を入れた  3.連れてきた全てのメンバーに実戦の出場機会を与えて成長させる。そしてW杯への最後の選考も行う。  4.格下のポルトガルになら、この「Bチーム」でも勝てると踏んだ。  というわけで、佐々木監督の実験は成功しました。3-0で勝利を収めました。

初戦でも途中出場した宇津木の働きが素晴らしかったなあ。この人、どんどん進化しています。頼りになります。彼女のプレースタイル、好きなんです。 そしてGKが福元だと、やっぱり安心して見ていられますね。山根だと、どんなイージーな場面でもハラハラしちゃいますもん。

川村、横山、菅沢の3得点は、それぞれに素晴らしいゴールでした。特に横山21歳の見せてくれた豪快なバズーカ弾は、今後に期待が膨らむ頼もしい1発でした。

ともかくいい雰囲気で完封勝ちできて何よりです。十分休んだ主力メンバーたちに今日のメンバーを散りばめるであろう次のフランス戦が楽しみです。ただ一人まだ出ていないGK海堀が出そうな気がしております。そしてフランス・リーグ所属の宇津木も、3試合連続出場することと思われます(だから今日は、好調なのに最初に交代しましたもんね)。

ただ初戦、3戦目は夜11時のスタートなのに今日は9時からってことを考えると、フジテレビ的にはこのメンバーはキツかったでしょうねえ。大儀見、川澄(最後の方に交代で出てきましたが)、宮間、鮫島ら顔の売れている選手が出ていなかったですから。ベンチは豪華でしたよ、はい。

おお、そうだ。解説も山郷さんから大竹さんに代わって、安心して聞いていられました。初戦のぎくしゃくしたストレスから解放されました。でも青島アナは相変わらずヘンなわざとらしさがあって、むずむずするのですけれど・・・。

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2015年3月 5日 (木)

女子アルガルベ杯、混迷の滑り出し

女子サッカーのアルガルベ・カップが今年も始まりましたね。昨夜の日本vs.ベルギー戦をTVで見てましたけど、うーん、悩み多き試合でした。

この3年間のトライアルで結局台頭する若手がほとんどいなかったので、先発メンバーはほぼ前回ワールドカップ時の面々。しかも唯一変わったゴールキーパーは、大江戸が毎回「頼むからやめてくれ」と言っているのに佐々木監督が使い続けている山根。佐々木監督なりに必勝を期したであろう、その結果は?

はい、1-2の敗戦でした。なにしろ前半2分でバタバタして失点しちゃってますから。2点目もそうですが、山根にもディフェンダーにも責任のある失点だと思います。この試合、久々に代表に出てきた熊谷が妙にミスだらけで、らしくない感じでした。全体的に守備は相手の迫力に押されてましたし、大きなクリアができずにピンチを招くシーンが多かったです。そして攻撃はとにかく中盤から先でボールを奪われることが多く、パスがつながらないことが多かったと思います。これも長期故障明けで久々に揃った近賀、鮫島の両SBも、どうにも切れ味が悪かったですし・・・。

唯一の得点シーンは宮間→川澄→大儀見→ポスト→安藤という、なでしこらしい連動が見られましたが、そこ以外ではねえ・・・。

でもこのチームって、毎度毎度大会初戦では連係が悪く、動きも悪いというパターンなので、ああ今度もまたって感じではあります。試合を重ねるごとに連携が整っていき、必死の動きも出るようになってくるというのが、いつものパターン。ああ、またもやではありますね。ただ窮地を救う大黒柱の澤穂希がいないってのが、かなり不安材料です。確かにW杯に黄信号って感じですが、なんとかこのアルガルベ杯も最終的にベスト4にまでは残ってほしいと思う大江戸なのでした。

あと、解説の山郷のぞみさんがかなり聞き苦しかったです。センテンスを最後まで言い切らないで止まっちゃったり、語尾がゴニョゴニョしちゃったり、話を簡潔にまとめられなかったりで、困ったものでした。アナウンサーが(彼女がやっていたポジションである)ゴールキーパー話に 持って行ってくれても、「はい」の一言で終わったりして、基本的に会話のパス交換ができていないのです。うーむ。 まあ、一方ではアナウンサー氏もしゃべり過ぎだったり、わざとらしかったりして、結構ムムムなのですけれどね。

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2015年3月 4日 (水)

不満の残るグミ×2

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あのドールの『実感 果実グミ バナナミックス』です。製造者は不二家なのですね。「濃厚なおいしさバナナピューレ入り」ってことで、ほかに濃厚マンゴー果汁と濃厚パイナップル果汁も入っています。グミはなんと「Dole」のロゴの形。コラーゲン入りでもあります。

ですが肝心のお味は、うーん、ちょっと苦くて粉っぽい感じ。食感も硬めなんだけどグミ特有の弾力が不足していて、なんとも楽しくありません。 これはよろしくないですねー。

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こちらはUHA味覚糖の『さけるグミ Strawberry』。熊本県産「ひのしずく」イチゴのピューレを使用。ビフィズス菌・オリゴ糖・コラーゲン配合です。

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確かに縦方向に、任意の幅に裂けるのですが、だから何?って感じではあります。また食感の方も、弾力性はなくて(むしろボソボソとしていて)「これ、グミじゃないじゃん」って感じ。トリッキーなだけではなく、「グミ」とつけるからにはやはり弾力にこだわってもらいたいと強く願うものであります。

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2015年3月 3日 (火)

「12-12-12 ニューヨーク、奇跡のライブ」:奇跡の面々集結

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映画『12-12-12 ニューヨーク、奇跡のライブ』は、2012年12月12日にニューヨークのマジソンスクエアガーデンで行われたチャリティー・ライブ(ハリケーン「サンディ」による被災地救済のための)を追ったドキュメンタリーです。

何が凄いって、終結したメンツの凄さといったら! ここまでのメンバーが集まったというのは史上初です。あの「USA for Africa」よりも豪華です。 

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そのメンバーを挙げておけば、全て事足りるような作品ではありますね。サー・ポール・マッカートニーをはじめとして、ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・フー、エリック・クラプトン、ブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、ボン・ジョヴィ、ピンク・フロイド、ニルヴァーナ、カニエ・ウェスト、アリシア・キーズ・・・。ああ、卒倒しそうなメンツではありませんか! しかもビートルズ(≒ポール)、ストーンズ、ザ・フーというロックバンドのキング・オブ・レジェンド御三家が勢揃いしているという奇跡!

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映画はチャリティ・コンサートの裏側の「突貫工事」的ドタバタや、ゴージャスな面々が素顔を見せる舞台裏なども追っていくのですが、ライブの演奏シーンと交互に、あるいは曲の途中で舞台裏部分が挿入される作りなので、コンサート・フィルムとしてはじっくり見ることができないのです。そこが残念といえば残念。邪魔なしで1曲きちんとやってくれたのって、ストーンズの“Jumpin' Jack Flash”ぐらいじゃなかったかなあ。1アーティスト1曲(ポールは微妙に例外的扱い)だけってのも、ちょっと物足りないです。実際は1人何曲もやっていた模様。

完全版セットリストはこちらにありました↓

http://ro69.jp/news/detail/76080

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ロジャー・ダルトリー(ザ・フー)が語っていたように「年寄りアーティストが勢揃い」なのですが、やはりその中では(他のグループの「イベント感」「同窓会感」に較べて)ザ・ローリング・ストーンズの「現役感」がハンパなかったです。ああ、ミックの動き!ミックの細さ!

これだけ凄いコンサートなのに、日本では意外と知られていないのでは? 少なくとも小生は知りませんでした(不勉強かもですが)。映画の公開のされ方も結構地味です。特に小生が観た新宿の某映画館では60席ぐらいの小さなスクリーンでの上映だったので、音が小さくて残念至極でした。やっぱり大きな良い音で聴きたい作品ですからねえ。

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2015年3月 2日 (月)

「みんなの学校」:理想の教育、理想の社会

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映画『みんなの学校』は、大阪市立大空小学校のドキュメンタリー。文化庁芸術祭賞のテレビドキュメンタリー部門大賞をはじめ数多くの賞に輝いています。確かに最初から最後まで、ぐいっと引き込まれる作品です。

「なんて素晴らしい学校なんだ!」と感動する一方、「いやー、大変だ350844_003なあ」ってのが正直な感想。この学校では発達障害のある子やいろんな問題を抱えた子も、みんなと一緒に授業を受けます。教員にとっては、物凄いエネルギーや忍耐や情熱が必要です。でもそこにこそ教育の本質があるのです。一人の人間が今のレベルから次のレベルに上がっていくことを手助けする仕事。校長以下この学校の先生たちは、一丸となってそのミッションに取り組んでいます。そこには良い子も悪い子もなく、できる子もできない子もありません。一人一人が自分の頭で考えて理解できたか?、それぞれのレベルの中で自分を進歩させられたか? ということに尽きるのです。

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それにしても木村泰子校長の信念、真摯さ、厳しさが素晴らしいのです。映画を観たものは誰もが、彼女を尊敬してしまうでしょう。そしてその信念や情熱に感化されたのでしょう、出て来る先生方もやはり素晴らしいのです。こういう先生が、こういう学校が増えれば、必ず地域や社会や国家が良くなるに違いありません。そうなってほしいものです。

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そういう先生の元で教えられている子供たちの表情も素晴らしいです。問題のある子も、本当にステキな表情を見せる時があります。それを撮ることがドキュメンタリーのキモであり、それに成功しています。問題のある子を排除するのではなく、助け合い、いたわり合い、共生していく。それは学校の話のみに留まらず、理想的な社会の在りようを示しています。多くの人に観てもらいたい作品です。

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2015年3月 1日 (日)

「幕が上がる」:黒木華は凄いけど・・・

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映画『幕が上がる』は予告編で百田夏菜子の「5秒前」という台詞を聞いただけで目頭が熱くなってしまったのですが、本編はそんなに感動を押し付ける作品ではありませんでした。決して大傑作ではないけれど、よく出来た「ど真ん中ストレートのアイドル映画」です。

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でも実はももクロのアイドル映画という以上に、なんと黒木華の映画だったことにもぶっとびました。華(はる)さん、芝居が柔軟で魅力がバンバン発散されていて、とにかく素晴らしいんです。ほんと現在の若手ではピカイチです。昨年の大江戸の助演女優賞(『小さいおうち』)でしたが、これは2年連続も夢ではありませんです。おそるべし! ちなみに「ももくろ」と打って変換したら「腿黒」と出てきたので、笑えました。

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演劇好きの本広克行監督には、舞台劇を映画化した『サマータイムマシン・ブルース』('05)という佳作がありますが、本作で教師役のムロツヨシも出てるんですよねー。そして本作の冒頭、燃やされる古い台本のタイトルが『ウインタータイムマシン・ブルース』ってことにニヤリです。

あと幻想シーンの灰皿の山と灰皿を投げるコワイ演出家(実は部顧問補佐ですが)のあたりのイメージも笑えましたが、今は「演出家=怒って灰皿を投げる」っていう蜷川イズム(?)のことがわかるのかしらん?

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本広さんらしく、ウェルメイドにアイドル映画として娯楽映画として及第点を取っているのですが、何ヶ所かもっとぶっこわれた、もっと過剰な部分があったら、作品のパワーが増したのになあと、ちょっと残念。割と「突き抜けられない」人なんですよねえ。物語がまとも過ぎるほどまとも、当たり前すぎるほど当たり前なだけに、小生としてはその枠をぶち壊すサムシングが欲しかったのです。

1カット、(本作の原作者である)平田オリザさんの人形も出ておりました。

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