ハリルホジッチの色が早くも!
ハリルホジッチ・ジャパンの船出となったチュニジア戦@大分スポーツ公園総合競技場をTV観戦しました。いやー、久々に面白かった!というのが感想です。
まずはスタメン、これまでと大幅に替えました。藤春、川又、永井、槙野、権田らを起用し、逆に言えばザッケローニ~アギーレ・ジャパンの不動のレギュラーは長谷部、吉田ぐらいしかいません(セミ・レギュラーとしても山口、清武が加わる程度)。本田、香川、岡崎はベンチスタートです。うーん、面白い。
試合が始まるとハリル色はますます顕著に。精一杯走り回ることとタテへの意識、泥臭いまでの球際の激しさで高い位置からボールを奪いに行くこと、攻守の切り替えの早さ、スターは不要なサッカー・・・なーんだ、ベルマーレがやってることじゃないですか。ようやっと日本代表もここにたどりつきましたか・・・って感じです(湘南の選手の代表入りも近いでしょう?)。
コンビネーションがまだ未熟なのはしょうがないメンバーでしたが、それぞれの良さを出してかなり善戦しておりました。ただフィニッシュに至りません。一方のチュニジアは攻撃に迫力がなく、とてもFIFAランキング25位のチームとは思えませんでした。
後半途中から本田、香川、そして岡崎を投入すると、バイタルエリアの狭い局面でのパス回しが俄然良くなり、相手の足が止まってきたこともあって、ゴールの匂いがぷんぷん(吉田の幻のゴールもありました)。すると後半33分、きれいに流れた攻撃から本田が粘ってクロス→岡崎の頭でゴオオール!!(やはりこの男かああ!) その5分後には香川が入れたボールをキーパーが弾いたところに本田が詰めて2点目!! 結果的には危なげない2-0の快勝でした。
途中出場の宇佐美にも非常に惜しい場面(入った!かと思っかたらポストに嫌われた)があり、短い時間ながら素晴らしいパフォーマンスでした。最後の方で内田と今野が同時に交代で入ったのですが、その後試合終了までカメラは内田ばかりを追い続け、今野はピッチの遠景のみという扱いの差。ああ無情でしたね。
初戦を白星で飾ったハリルホジッチ監督。次のウズベキスタン戦でも多くの新戦力を試してくれることでしょう。小生が楽しみなのは、ホーム東京スタジアムで今日の藤春に負けじと頑張りそうな太田宏介です。 それにしてもハリルホジッチ、基本的に男前だし、スーツが似合ってカッコよかったですねえ。
| 固定リンク
コメント