女子サッカー、メンバー全とっかえで勝利
女子サッカー・アルガルベカップ、日本の第2戦は開催国ポルトガルが相手。FIFAランキングからすれば、明らかに相手は格下です。 で、驚くべきことに日本の先発メンバーは、初戦の11人から「全とっかえ」でした! でもこれはナイスな選択。 1.中1日のハード・スケジュールであり、しかも初戦のメンバーは割とベテランが多いので、その後の試合を考えて休ませる 2.初戦はなんだかちぐはぐな敗戦だったので、刺激的な総入れ替えで「喝!」を入れた 3.連れてきた全てのメンバーに実戦の出場機会を与えて成長させる。そしてW杯への最後の選考も行う。 4.格下のポルトガルになら、この「Bチーム」でも勝てると踏んだ。 というわけで、佐々木監督の実験は成功しました。3-0で勝利を収めました。
初戦でも途中出場した宇津木の働きが素晴らしかったなあ。この人、どんどん進化しています。頼りになります。彼女のプレースタイル、好きなんです。 そしてGKが福元だと、やっぱり安心して見ていられますね。山根だと、どんなイージーな場面でもハラハラしちゃいますもん。
川村、横山、菅沢の3得点は、それぞれに素晴らしいゴールでした。特に横山21歳の見せてくれた豪快なバズーカ弾は、今後に期待が膨らむ頼もしい1発でした。
ともかくいい雰囲気で完封勝ちできて何よりです。十分休んだ主力メンバーたちに今日のメンバーを散りばめるであろう次のフランス戦が楽しみです。ただ一人まだ出ていないGK海堀が出そうな気がしております。そしてフランス・リーグ所属の宇津木も、3試合連続出場することと思われます(だから今日は、好調なのに最初に交代しましたもんね)。
ただ初戦、3戦目は夜11時のスタートなのに今日は9時からってことを考えると、フジテレビ的にはこのメンバーはキツかったでしょうねえ。大儀見、川澄(最後の方に交代で出てきましたが)、宮間、鮫島ら顔の売れている選手が出ていなかったですから。ベンチは豪華でしたよ、はい。
おお、そうだ。解説も山郷さんから大竹さんに代わって、安心して聞いていられました。初戦のぎくしゃくしたストレスから解放されました。でも青島アナは相変わらずヘンなわざとらしさがあって、むずむずするのですけれど・・・。
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