「ターシャ・テューダー展」@松屋銀座
松屋銀座で『生誕100年記念 ターシャ・テューダー展』(~4/6)を観ました。2008年、そうターシャさんが亡くなった年にも、同会場でやっていましたよね。今回はそのニュー・バージョン。タイトルの上に「ガーデニング・絵本・ドールハウス 愛する暮らし」と書いてある、そのままの内容です。
客層はほとんどが女性。中高年多め。まあ一般的な展覧会の客層とも言えますけど、きっと皆さんターシャさんを今後の人生のメンターと考えていらっしゃるのではないかと感じました。時間をじっくり使って、丁寧に生きる。昔ながらの味わい深い暮らしを送る。みなさん、そういうターシャさんの生き方に憧れるところ大なのだと思います。理想のおばあちゃん像。
会場内の最後の方に写真撮影OKのコーナーがありましたが、それは見事に生花で再現された「ターシャの庭」。整え過ぎず統一し過ぎない、人工美に寄らない、ナチュラルで「やさしい」庭。そこがいいんですよね。
会場出口そばに映像コーナーがあって、そこに流れる11分のビデオは生前のターシャさんの姿や声を甦らせてくれていました。「みんなわかってないけど、庭づくりには時間がかかるものなのよ。この庭も30年かかったわ。」なんておっしゃってました。会場随所の壁面にターシャの言葉が入っているのですが、それぞれ味わい深いものでした。
会場を出た後にあるグッズコーナーの品揃えの豊富さは、個々のお店の特色ですが、今回もまた文具から衣料雑貨からお菓子から鉢植え植物まで、多種多様な商品が並んでおりました。
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