女子アルガルベ杯、混迷の滑り出し
女子サッカーのアルガルベ・カップが今年も始まりましたね。昨夜の日本vs.ベルギー戦をTVで見てましたけど、うーん、悩み多き試合でした。
この3年間のトライアルで結局台頭する若手がほとんどいなかったので、先発メンバーはほぼ前回ワールドカップ時の面々。しかも唯一変わったゴールキーパーは、大江戸が毎回「頼むからやめてくれ」と言っているのに佐々木監督が使い続けている山根。佐々木監督なりに必勝を期したであろう、その結果は?
はい、1-2の敗戦でした。なにしろ前半2分でバタバタして失点しちゃってますから。2点目もそうですが、山根にもディフェンダーにも責任のある失点だと思います。この試合、久々に代表に出てきた熊谷が妙にミスだらけで、らしくない感じでした。全体的に守備は相手の迫力に押されてましたし、大きなクリアができずにピンチを招くシーンが多かったです。そして攻撃はとにかく中盤から先でボールを奪われることが多く、パスがつながらないことが多かったと思います。これも長期故障明けで久々に揃った近賀、鮫島の両SBも、どうにも切れ味が悪かったですし・・・。
唯一の得点シーンは宮間→川澄→大儀見→ポスト→安藤という、なでしこらしい連動が見られましたが、そこ以外ではねえ・・・。
でもこのチームって、毎度毎度大会初戦では連係が悪く、動きも悪いというパターンなので、ああ今度もまたって感じではあります。試合を重ねるごとに連携が整っていき、必死の動きも出るようになってくるというのが、いつものパターン。ああ、またもやではありますね。ただ窮地を救う大黒柱の澤穂希がいないってのが、かなり不安材料です。確かにW杯に黄信号って感じですが、なんとかこのアルガルベ杯も最終的にベスト4にまでは残ってほしいと思う大江戸なのでした。
あと、解説の山郷のぞみさんがかなり聞き苦しかったです。センテンスを最後まで言い切らないで止まっちゃったり、語尾がゴニョゴニョしちゃったり、話を簡潔にまとめられなかったりで、困ったものでした。アナウンサーが(彼女がやっていたポジションである)ゴールキーパー話に 持って行ってくれても、「はい」の一言で終わったりして、基本的に会話のパス交換ができていないのです。うーむ。 まあ、一方ではアナウンサー氏もしゃべり過ぎだったり、わざとらしかったりして、結構ムムムなのですけれどね。
| 固定リンク
コメント