湘南の完敗にサポーターもブーイング
今日は日産スタジアムで、横浜・F・マリノスvs.湘南ベルマーレの一戦。広いから席がいくらでもあって、いいですねー。 いや、最近のBMWスタジアムは狭さのあまり、満員札止めになるし、遅れて入ってきたカップルだとか父親と子供だとかが席を求めてウロウロって風景が多いもので・・・。結局通路に座ったり、立ち見だったりするわけですけど、あれじゃあ二度と来なくなっちゃいます。J1に居続けるつもりなら(もちろんそうなのですが)スタジアムの新設もしくは大幅改修は、収入面も含めて喫緊の課題となっております(まあクラブのフロントも、それは重々承知しているはずですが)。
序盤は湘南がいい感じに押し込んでいましたが、むしろマリノスが様子を見ていた感じ。9分にアデミウソンのシュートでマリノスが先制すると、そこから後はずっとマリノスのペース。
守備の固いマリノスの前に、ベルマーレは良さを消されてしまった上にパスミスも目立ち、非常にぎくしゃくした展開が続きました。球際も高山薫ぐらいしかいつもの激しさが出ていないし、いいとこなしです。そもそもボールを止める、蹴るという基本技術が全然違います。その上、シュートを打たなすぎます。シュートしないことには、点が取れません。
後半途中には怪我から復帰の10番・中村俊輔が今シーズン(リーグ戦)初出場。俊輔に目立ったプレイは無かったのですが、マリノスは終盤とアディショナルタイムに加点して、結局は3-0で湘南を下しました。ベルマーレの完敗です。
試合後にサポーター席に選手たちが来た時には激しいブーイングと「シュート打て!」の合唱。その事実が、この試合を表していました。心優しいベルサポからあれだけのブーイングが出るのって、初めて聞いたレベルです。確かに、それぐらい情けない試合でした。もっと原点に戻って、前線からのチェイシングをやっていかないとダメです。それに、ブルーノ・セザールとアリソン、長身タイプのブラジル人FWは二人いなくてもいいので、この二人の給料を合わせてもっと良い助っ人を取って欲しかったところです。ああ、今さら言ってもですけど、「ウェリントンの抜けた穴」(加えて武富もですが)を克服できていないのが、苦しいです。点が取れなきゃ勝てません。
次節、ホームの鳥栖戦は、この反動で見事な勝利をお願いします!
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