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2015年5月 9日 (土)

「ビリギャル」:渋谷ギャルも泣いてました(実話)

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映画『ビリギャル』はベタだけど、よく出来た感動のサクセス・ストーリー。受験をテーマにした『ロッキー』であり『がんばれ!ベアーズ』であり『もしドラ』なのです。渋谷のTOHOシネマズで観たのですが、場内には結構な比率で渋谷ギャルっぽい方々もいました。予告編の間までは相当騒がしかったその方々も、中盤以降は結構あちこちで鼻をすすりあげていました。むしろ「親子の愛」の部分で泣ける作品です。

監督の土井裕泰(『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ』など)さんは、TBSの演出家ですが、テレビドラマに軸足を置いている監督の中では堅実な演出力においてトップクラスではないかと思います。

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「人間の可能性にリミットはない」って物語ですね。ただ、往々にして先生や親や友達や自分自身がリミットを設けたり、可能性を封じ込めたりしてしまうのです。教育というのは、学ぼうとする者の可能性を広げるための手助けなのだと思います。エンドタイトルのサンボマスターの曲名も『可能性』でした。

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ビリギャルさやかを演じる有村架純ちゃんが(特に後半マジメキャラになってから)かわいいったらありゃしません。リスほっぺだし。 そして母親役の吉田羊さん、もう1本公開中の『脳内ポイズンベリー』とは180度違った役柄ですが、本作では説得力溢れる「お手本のような演技」を見せてくれます。 伊藤淳史の塾講師も、抑えた良い芝居でしたよ。

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それにしても田中哲司演じる父親が暴力、暴言・・・とひどい奴で(終盤にちょっとだけ良い所を見せたりはするものの)、よくこういう形で映画化OKになったなあと、変な所で感心してしまいました(今、「しまいました」と打った時にミスタッチで「縞々板 しましまいた」になって、これには我ながら笑いました)。 だって、お父さんまだ生きてるわけでしょ? いくらフィクション扱いとはいえ、大丈夫なんでしょか?  後ろ指さされないんでしょか? 深く反省して、過去の自分をこうして罰しているんでしょうかねえ??

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