日本女子、いよいよ準決勝へ!
日曜の朝は5時前に起きて、W杯サッカー日本女子のオーストラリア戦をTV生観戦したのですが、その後ひと眠りしたらすっかり過去のことみたいになってしまって忘れてしまいました。おまけに、翌朝アップしようと用意してたら、ココログのメンテナンスとやらですっかりベタ遅れになってしまいました。今さらですが・・・
試合は1-0の美しい勝利でしたね。マスコミでは岩渕がゴールを決めたことばかりがやたらと取り上げられていましたが、あれはCKからのスクランブルの中で反応して押し込んだ、いわば「みんなで取ったゴール」。それは岩渕本人も良くわかっていたようですが、でも彼女が膝のけがや安藤離脱という重りを解き放つことができたゴールだった、その意味は大きいと思います。
日本ペースで試合を運べた要因は、両翼で主導権を握れたこと。オーストラリアのストロング・ポイントを研究して、鮫島、有吉の両SBが「攻撃は最大の防御なり」とばかりに攻め上がって、デバナとカーに良い仕事をさせませんでした。内側に来たところは、宇津木、阪口のダブルボランチがガツンとつぶすという展開。 前線からのプレスや、大儀見がちょくちょく下りてきてボールキープをするあたりも奏功し、危なげないゲーム運びでした。 やはり勝つためには、まず守備の安定から。それが大前提ですね。男子にも教えてあげたいところです。
プレイヤー・オブ・ザ・マッチには宇津木が選ばれましたが、彼女はいつも通りに素晴らしかっただけ。他の選手もいつも通りに良い出来だったと思います。このように、誰か一人が目立つのではなく、全員が勝利に貢献しているのが、このチームのストロング・ポイント。これまでの7得点をすべて別々の選手が挙げているってことが、それを示しています。
さていよいよ準決勝! 今回はアジア杯やアルガルベ杯のように、中2日の過酷なスケジュールがないので(前回大会より1試合多いとはいえ)、そしてこれまでのところ延長戦を戦っていないので、毎試合精一杯の頑張りで勝つ日本にとっては、悪くない状況です。それに、思った通り1試合ごとにチームが成長していますしね。期待できそうです。
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