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2015年6月15日 (月)

「チャッピー」:手塚治虫的かも

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映画『チャッピー』は、そこそこ現代的な意匠の中に古典的なSF精神をギュッと埋め込んでいます。さらには創造主と創造物(モンスター)の物語であり、親と子の物語であり、教育の寓話であり、「人間とは」「心とは」と問いかける物語でもあります。なんか「手塚治虫原作」とか言われたら、信じてしまいそうな作品です。

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ギャングスター・ロボットっていうのは、無かった設定ですね。卑語使いまくりで、鎖ネックレスじゃらじゃらで、体を揺すりながら歩くという「不良ロボット」(不良品じゃないよー)。それでもチャッピーに生まれたての無垢な赤ん坊のようなイノセンスをまとわせているので、決して憎めません。観客もチャッピーを親の視線で見るようになるのです。

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ディー・アントワードというラップ・ユニットがチャッピーの「父母」になるのですが、この二人が実に見事な役者っぷり! 凶暴さとか慈愛とかいろんな感情を過不足なく表現できております、ダディーと呼ばれる“ニンジャ”が終盤履いていたジャージのパンツにカタカナ縦書きで「テンション」と書いてあったのには笑いました。

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そしてヒュー・ジャックマンがえれー悪者を演じていて、ビックリ!でした。彼ぐらいの大物になると、ここまで好感度激落ちになりそうな役は避けると思うのですが、実にいやーな感じで演じておりました(体型までいやーな感じの太目にしておりました)。

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