女子W杯、日本の白星スタート!
FIFA女子サッカー・ワールドカップ カナダ大会がいよいよ始まりましたね。今日は日本のグループリーグ初戦、vs.スイスでした。
結果は前半に安藤が取ったPKを宮間が決めて、そのまま1-0で白星発進となりました。 「なでしこ」って、大会の初戦は妙に調子が悪いのが通例なのですが、今回はまずまず。でもまだミスも多いし、連係もこれから1試合ごとに良くなっていくことでしょう。「軌道修正できるチーム」「大会中に成長するチーム」ってのも「なでしこジャパン」ですから。
心配だったGK山根が(仮想スイスとして先月戦ったニュージーランド戦に続いて)相手を0点に封じました。後半にファンブルが一つあったけど、それ以外は奏功した飛び出しもありましたし、キャッチング、フィードも安定していて、もう「心配の巨人」じゃなくなっていたのが何より。佐々木監督も無理して使い続けた甲斐があったってもんです。
両サイドバックに近賀、鮫島ではなくて、有吉、宇津木を持って来た佐々木監督ですが、これが当たりました。やはりこのチームは両翼の槍が機能してなんぼのチームでもあると思います。こんなに攻守ともに効いている有吉を見たのは初めてです。そして宇津木はますますもってプレイがカッコイイです。
途中交代で澤に代わってボランチに入った川村は、緊張していたのかミスやポカが目立ちました。フィジカルの強さで相手を押さえる場面もあったのですが、ボールを失うことが多過ぎました。
まあグループリーグは、この初戦で調子が出ずに取りこぼさない限り問題ないと思っていましたので、とりあえずオッケーです。 全試合人工芝のピッチだというのも、パスが生命線の日本にとっては有利ですが、一方で一所懸命走らなければ機能しないチームでもあるだけに、脚へのダメージが心配です。特に決勝トーナメントに入ってから、そのダメージの蓄積がマイナス材料にならなければいいなあと思う大江戸なのであります。
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