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2015年7月20日 (月)

「Mr. タスク」:I Am the Walrus

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映画『Mr. タスク』は、マッド・ドクターによる改造人間もの。確かに『ムカデ人間』あたりの香りがぷんぷんしています。

で、改造されちゃう男が、絵に描いたようなゲス男で、バカで下品で言葉が汚いアメリカ人の代表みたいな奴なんです。これでのこのこと人里離れた一軒家に行ってしまうのですから、もうジェイソンに刺されに行くような、レザーフェイスに斬られにいくようなもの。当然のごとくキチ○イ博士の魔手にかかってしまうのです。

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まあ物語は定石通りに進みますが、監督自身が脚本も編集も担当しているので、「切れない」罠にはまって、中盤などちょっと冗長です。あと10分つまむべきです。 まあ、そのうち5分は意外なノンクレジット出演の大スターの登場場面だから、切れなかった(切りたくなかった)事情もわからなくはありませんが・・・。で、その大スター、あんまり上手に化けてるものだから、エンドクレジットまで気づきませんでした。クレジットで役名と同じフランス人の名前が表記されていて、「そういえば、意外な大物が出演」とか書いてあったなと思い出したのですが、その時浮かんだ名前は「ん?ロバート・デ・ニーロ?」でした。終映後、ロビーに新聞記事が貼ってあって、それで誰だかわかったというトホホな次第(でもデ・ニーロに似てますよね?)。

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(以降ネタバレあり) 肝腎のセイウチ人間の造形は、いやー、なかなかです。でもバカバカしいです。ナイナイの岡村さんがメイクして着ぐるみ着た感じになっちゃってます。 終盤に博士もセイウチ着ぐるみを着て、体をぶつけ合って戦う場面には大笑いでした。ほとんどバラエティ番組で、力士のモコモコ着ぐるみを着て体をぶつけ合って相撲を取るみたいな感じ。 そしてマッド・サイエンティストが自ら生み出した怪物によって殺されるのは、『フランケンシュタインの怪物』以来の伝統ですね。

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最後に「救出1年後」の彼が、アザラシ人生を続けているのはともかくとして、まだ生魚を食っているってのは、ないでしょ。もう人間の食べ物でいいわけだから。・・・などというツッコミ所はたくさんありますので、いちいち気にしていたらいけないんでしょうね。

主人公の名前はウォレス(Wallace)。セイウチ(Walrus)に似ていることは予告編の段階でわかりました。エンドタイトルにビートルズの“I Am The Walrus”(僕はセイウチ)が流れたら最高だったのにね。

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