虎ノ門ヒルズ~愛宕山~水族館2つ
まずは虎ノ門駅から虎ノ門ヒルズへ。オープン1周年ちょっとですが、大江戸は初の来訪。
まあ、カッコイイ飲食店が入っていて、後はオフィスと住居という感じ。
ヴィジターにとってそんなに面白いスポットではなく、ここで働く人と住んでる人が美しく、でもコスト高な生活を送れるようなビルでした。
リーパクのパチモン風だけど、ちゃんと藤子プロが作った「トラのもん」も、ちゃんといました。
そのすぐそばにあるのは、都内の自然にできた山(人工の築山ではなく)として一番高い標高26mの愛宕山。
愛宕山と言えば、NHK。で、NHK放送博物館があるのですけれど、残念なことに改装工事中で12月まで閉館中でした。
なので有名な「出世の石段」ってやつを昇ってみます。その言われについては、こちらをご覧ください↓
http://www.atago-jinja.com/trivia/
ゆっくり行くとかえって疲れそうなので、84段を一気に昇りました。最後の方でちょっとだけ脚に来ましたけど、まあ大江戸にとっては楽勝です。
で、後ろを振り向いて階段下を見やると、・・・うーん、なかなかとんでもない階段です。急角度です。転がり落ちちゃいそうです。よくこんなところを馬で降りたものです。雪の日なんか、こわいだろうなあ。
実際、降りた時には(一段一段が結構高いもので)そこそこの衝撃が膝に来ました。膝が悪い人はアウトでしょうね。
この石段を上がると、すぐに鳥居があって、愛宕神社の本殿が見えるので、ついつい忘れがちになりますが、この階段を上がったその時点で「愛宕山登頂」なのでした。
境内には池もあって、鯉がわんさか泳いでおりました。
急な男坂の右手には緩やかな女坂(一段一段の高さも低い)がありまして、これも昇り降りしてみました。
めっちゃ蒸し暑いさなかなので、汗がダラダラ出ましたよ。
で、ちょっと行くと「愛宕トンネル」がありました。23区内唯一の山岳トンネルなんですって。わお。
そこから神谷町~芝を通って、東京タワーまで。
ここでの今日の目的は、東京タワー水族館。昨年来、夏休みを使って都内の水族館を制覇しようとしておりまして、ここは初めて。
うーん、入館料1,080円、約20分で鑑賞終了でした。なかなかにマニアックな、というかストライクゾーンの狭い展示内容でして、アマゾンやらアフリカやらのナマズ類だとかピラニアだとかアロワナだとかカメだとか、妙にダウナーな感じの魚類が中心。しかも大きな水槽ってのはなくて、普通に熱帯魚店にあるような横長の水槽を2段3段と組み合わせてある展示が、所狭しと続くのです。中には、水槽の中で年月が経つうちに成長して、動けるスペースも少ししかないような大物もいました。大きめの魚は一匹だけだったり、ほんの数匹だけと一緒だったりするので、本当につまらなそうです。そういうやつらの悲しみとか諦念みたいなものが、水族館中に溢れているのです。
言っちゃあ悪いけど、なんだか楽しくない!
それは展示方法の単調さ、狭苦しさにもよりますし、魚たちの暗さ、もの悲しさにもよりまして、・・・そうだ、東京タワー蝋人形館のあの感じに似たものを感じるわけなのです。
そこから増上寺を通り抜けて、浜松町駅から山手線で品川へ。
エプソン・アクアパーク品川も実は初体験です。つい先ごろリニューアル・オープンしたばかりのようです。
入ってすぐ、メリーゴーラウンドの魚介類バージョンがあるのに意表を突かれます。でもイルカやらアザラシやらに乗るのって、なんだか楽しそう。
その後の水槽も、ガラス面をタブレット的にクリックやスワイプすると、いろんな情報や画像が出て来るってタイプ。みんな水槽の中の魚よりもその仕掛けに夢中になっていました。どうなのよ、これ?と思いましたが、さすがに最初のコーナーだけ。後は普通に魚たちを見せていました。
あ、でもとしまえんのフライング・パイレーツみたいな船がスウィングするアトラクションがあって、びっくり。そういうのって、水族館には不要だと思うんですけどねー。
円柱形のクラゲ水槽が 立ち並ぶゾーンも、あそこまで人工的にカラフルな照明 にしなくてもいいじゃないかと思うんですけど。「色がきれいなエプソン」ってことなんでしょうか?
あとは、頭の上をエイや魚たちが泳いでいくチューブ状の展示がすぺくたくるでしたし、時間の関係でちょっとしか見られなかったけど、360度の観客席に囲まれたイルカ・ショーが大人気でした。
大人2,200円と入場料が高いので、このイルカ・ショーまで堪能しないと、割高な印象です。そして、全体的にちょっと「人工的」すぎる感じがありますねえ。
同じ「品川」の名がつく水族館としては、昨年訪れた「しながわ水族館」の方が、大江戸としてはオススメです ↓
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-fd73.html
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