日本女子、2大会連続決勝進出の偉業!
FIFA女子サッカーW杯の準決勝、日本vs.イングランド戦、2-1で勝った日本がとうとう2大会連続の決勝進出、しかも対戦相手は4年前と同じアメリカということになりました。 凄いです。ここまでで確実に偉業です。2011ドイツ大会の日本は、4勝1敗1分け(決勝のPK戦勝利は記録上は引き分け扱い)。今大会は既にして6連勝です(前回大会より1試合多くなっているのです)。 世界ランキング4位の日本。アジアカップやアルガルベカップの苦戦を見ているだけに、大会前の大江戸は「ベスト4に入れたら大成功。決勝まで進めたら奇跡的。」と思っていましたが、彼女たちはやすやすとそんなバーは越えて来ました。この3年間、うまく勝てず、なかなか良いサッカーもできずだったのですが、ちゃんとこの大会に照準を合わせて来て、したたかに勝ち進むあたり、彼女たちの成熟と佐々木監督の確かなマネージメントには敬意を表するしかありません。恐れ入りました。素晴らしいチームです。
今日のイングランドは質の高いチームで、手ごわかったです。日本も、かなり疲労が蓄積してきたのか、一瞬の判断のミスとかトラップのミスとかパスミスがかなりあり、なかなか自分たちのペースで試合ができませんでした。 頼りになる宇津木のルミ姐も、地味に気の利いたプレイをしているのですが、かなりミスも目立って、「これじゃあ1年前までのルミ姐さんと同じだ」と思ってしまいました。 一方で有吉は愛変わらず絶好調で、プレイヤー・オブ・ザ・マッチまでもらっていました。彼女がここまで伸びるとは思わなかったなあ。 そして岩渕! 今日も牛若丸ドリブルで流れを変えました。決勝戦でも期待できそうです。
後半アディショナルタイムの決勝オウンゴールに関しては、川澄のクロスと大儀見の位置とスピードが見事に合っていて、仮にディフェンダーが足を出さかったら、シュートが決まっていた確率は極めて高いと思いました。 苦しみましたが、今大会で一番「なでしこらしい」戦い方、勝ち方だったと言うこともできるかと思います。
アメリカとの因縁の決勝戦には安藤梢も合流するとかで、嬉しいじゃありませんか。ある意味「負けて当然」なんですから、気負わずに楽しんでください。それで勝てれば、最高です!
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