「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」:パワーダウンしてるよね?
映画『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』、どうです? 大江戸は前作の方が断然面白かったんです。つまり、本作はだいぶパワーダウンした印象なんですけどねえ。
近年のアメリカのアクション娯楽大作って、「1」がヒットすると「2」は更にスケールアップさせて、アクション増量にして、パワーアップさせるってのが、更なるヒットの方程式なんですが、本作はもともとがスゴすぎたんで、第2作の方が小さくまとまった印象があるのです。
アイアンマン精彩を欠くよなあとか、ハルク前作の方がメチャクチャ強かったんじゃないの?とか、ニック・フューリー地味だったなあとか、思うことはいろいろあります。後半にアベンジャーズたちがが円陣を組んで、わらわらと湧き出る敵と対決する場面など見ていると、「いやいや、この中にホークアイ混ぜるのムリっしょ」と思っちゃいます。神様やら最強パワードスーツやらいる中に、ただの「弓を射る男」ですぜ。まあ、ブラック・ウィドウだって、ただの「運動神経のいい女」ですけど。
ブラック・ウィドウとハルク(ブルース・バナー)の間のラブ・ロマンスにもびっくりしました。例えば峰不二子とキン肉マンが恋愛するみたいなもんで、・・・へんなの。それにしても、ハルクのパンツ(ズボン)って、すんげーストレッチ!ですね。
随所のドラマ部分も大して盛り上がらないし、クライマックスも「1」に比べると物足りなく感じました。
印象に残ったのは、ワンピース姿で戦うというのが珍しいエリザベス・オルセン。終盤の彼女の絶叫は、なかなか結構なスペクタクルでした。
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