« 川崎、ドルトムントに0-6完敗 | トップページ | ココナッツづくしの季節 »

2015年7月 8日 (水)

「靴職人と魔法のミシン」:大ボラをリアルに見せる魔法が足りない

352255_001
映画『靴職人と魔法のミシン』の邦題は、どうなんでしょう? この主人公、 「靴職人」ではなくて、靴の修繕屋。一人でリペア・ショップをやっている男なのです。現代も“The Cobbler”と、靴の修理屋のことですし。気になると言えば気になりました。

352255_004

主人公アダム・サンドラーがどうにも精彩を欠いているのがよろしくないですね。ワン・アイディアの奇想で突き進む割には、彼ならではの魅力ってものが出ていません。それでは観てる方としては、途中から飽きてしまいます。

352255_002
スティーヴ・ブシェーミも、エレン・バーキンも、なんか久しぶりに見た気がします。それなりにお年を召してました。ブシェーミのギョロ目もおとなしい目つきになりましたし、バーキンのねじ曲がった唇もあまり目立たなくなりました。 そして、ダスティン・ホフマン! これはおいしい役ですねー。

352255_005

(以降ネタバレあり) ラストでホフマンが再登場するところには、かなりびっくりしました。ぜんぜん無防備な所で、突然驚かされた感じ。そこは話の工夫として、良く出来ておりました。

でもあとは結構ツッコミ所だらけで、問題の多い脚本だと思いました。母親と父親に化けた主人公の場面も、父親がずっと隠れていた理由も、一級のハリウッド娯楽作としては、あれじゃあダメなんじゃないでしょうか。それに人一人殺しといてあんな処理ってのは、いかがなものかと思います。 まあ、成功作とは言えませんよね。全体に「大ボラをリアルに見せる魔法」が足りないのです。

|

« 川崎、ドルトムントに0-6完敗 | トップページ | ココナッツづくしの季節 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/42098/60668942

この記事へのトラックバック一覧です: 「靴職人と魔法のミシン」:大ボラをリアルに見せる魔法が足りない:

» 靴職人と魔法のミシン / The Cobbler [勝手に映画評]
四代続く老舗の靴修理職人の家に起きる奇跡。 ファンタジーですが、嫌味がありません。よく「透明人間になれたらどうする?」と言う質問(?)があったりしますが、この作品は、ある意味まさにその質問の具現化ですね。透明人間をテーマにした映画は数多ありますが、多くの...... [続きを読む]

受信: 2015年7月 9日 (木) 22時52分

» 靴職人と魔法のミシン [★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★]
【THE COBBLER】 2015/06/05公開 アメリカ 98分監督:トム・マッカーシー出演:アダム・サンドラー、クリフ・ldquo;メソッド・マンrdquo;・スミス、エレン・バーキン、メロニー・ディアス、ダン・スティーヴンス、スティーヴ・ブシェミ、ダスティン・ホフマン ...... [続きを読む]

受信: 2015年7月10日 (金) 22時30分

» 靴職人と魔法のミシン ★★★★ [パピとママ映画のblog]
俳優としても活躍し、『扉をたたく人』などの監督を務めたトム・マッカーシーによるヒューマンコメディー。さえない靴職人が、他人に変身できる魔法のミシンを手に入れたことで人生の喜びを見いだしていく姿を、行方をくらました父親とのストーリーも盛り込んで描く。恋も...... [続きを読む]

受信: 2015年7月26日 (日) 14時24分

» 靴職人と魔法のミシン/THE COBBLER [我想一個人映画美的女人blog]
「扉をたたく人」の監督や、俳優としての活動もちょこちょこしている トム・マッカーシー監督が、アダム・サンドラーと組んだコメディドラマ。 アダム演じるのは、靴職人=(原題、The Cobbler)マックス。 マックスの父親役には、ダスティン・ホフマン。 ...... [続きを読む]

受信: 2015年8月 4日 (火) 20時53分

« 川崎、ドルトムントに0-6完敗 | トップページ | ココナッツづくしの季節 »