「グリーン・インフェルノ」:恐怖と絶望とバイヤー
東京では新宿・武蔵野館だけで公開中の映画『グリーン・インフェルノ』を観たら、劇場にこんなタペストリーが(ちなみに手前の黒いのはゴミ箱じゃなくて、発券機ね)。
「バイヤー!」って、百貨店とかセレクトショップとかのバイヤーを呼んでいるのでしょうか? 「バイヤー、あの商品まだ入って来ないんすかぁ?」とか。それとも、映画の買付けをする人のことでしょうか? 「バイヤーさん、こんなヤバイ映画、よく買ってくれました。ヤバイヤー!」とか?? (本篇中で、確かに「バイヤー!」って言ってました)
すみません、妙なネタで引っ張ってしまいましたが、作品自体は「今日び、よくこんな映画作ったなあ」って感じのアホ&グロ一直線です。ですけれどグロ過ぎないというか、それなりに抑制が効かせてあるのです。いろいろとヒドイ映画も観ている大江戸にしてみれば、むしろ物足りないくらい。
そもそも食人族が出て来るまで、(たしか)40分ぐらいですもん(映画全体は1時間41分)。かったるいというか、じれったいというか、・・・抑制してます。目いっぱい「タメ」を作ってます。
つかまって、檻に入れられて、目の前で仲間を(生きながらにして)さばかれて、・・・その恐怖と絶望たるやどれほどのものか、と想像するだけで失神しそうです。まさに「生き地獄」ですね。こんな目にだけは遭いたくないものです。
それにしても食人族の親分は、なぜにジャック・スパロウ船長?? どっかでDVDでも見たのでしょうか? でもこの人、実においしそうに食べるんですよねー。TVで食レポやらせたいぐらいです。
教訓:過激派環境運動家とバイヤーには気をつけろ!
教訓2:武蔵野館やル・シネマでは、前の席に座高が高いヤツが座ったら絶望するしかない(スロープがほとんどないので、画面隠れちゃうからねー)。
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