サンフレッチェ、惜しかったなあ
うーん、サンフレッチェ惜しかったですね。 FIFAクラブ・ワールドカップの準決勝、南米代表リバープレートvs.サンフレッチェ広島の試合をTV観戦しましたが、中2日のサンフレッチェが本当にいいサッカーを見せました。まあ、素晴らしいサッカーといったら3日前のマゼンベ(アフリカ王者)戦の方が、さらに見事な試合運びでの完勝でしたが、誰もが認める伝統の強豪リーベルを相手にこういう試合ができたっていうのは、過去のJチームの戦いぶりと較べても、最も決勝に近い地点まで行ったのではないでしょうか?
中3日、中2日という強行日程ですが、サンフレッチェの凄いところはターンオーバー制でうまく対応できちゃうってこと。いわゆるBチームの選手が出て来ても、同じサッカーを遜色なくできてしまう層の厚さにびっくりぽんです。マゼンベ戦で活躍した茶島が今日も良かったですし、1トップの皆川もあと一歩までゴールに迫り続けました。
(実は前半19分から見たので、序盤のリバープレートの圧力というのは目にしていないのですが)広島が前半の裏を取ったり抜け出したりの大チャンスを一つぐらい決められていたらなあと、かえすがえすも残念です。後半はリーベルも広島に対応して来ちゃったし、広島の選手も少しずつ疲れが出てきたようでしたから。
それにしても広島のあの堂々たる戦い方。プレッシャーがあっても落ち着いてパス回しを成功させるテクニックと自信。無理せずにバックパスを多用しながら、確率の高い組み立てを行う余裕。攻守の切り替えの早さ及び全員守備全員攻撃の見事さ。両サイドの攻撃参加のパワー。そしてコンダクター青山の見事なパスと、ドウグラスや浅野のスピード。 隙のない、質の高い、圧巻の完成度を誇れるチームになりました。J1最終節でベルマーレが0-5で敗れたのも納得のいく強さでした。
なので、今日の失点場面・・・あそこでGK林がキャッチできてたら、できなくてもパンチングで弾いてたら、そう思うと残念で残念でなりません。世界に奇跡を見せつけることが出来たかも知れなかったのに・・・。 日曜の3位決定戦での勝利をお祈りいたします。
| 固定リンク
コメント