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2016年1月18日 (月)

2015洋画トップテン

お待たせいたしました! 恒例の大江戸時夫の年間トップテン映画 of 2015年。満を持しての発表です。今日はまずは洋画篇。(  )内は監督名です。

1.セッション(デイミアン・チャゼル)   2.バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)   3.ビッグ・アイズ(ティム・バートン)   4.キングスマン(マシュー・ヴォーン)   5.はじまりのうた(ジョン・カーニー)   6.雪の轍(ヌリ・ビルゲ・ジェイラン)   7.Mommy マミー(グザヴィエ・ドラン)   8.オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分(スティーヴン・ナイト)   9.博士と彼女のセオリー(ジェイムズ・マーシュ)   10.イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密(モルテン・ティルドゥム)   次点.ディオールと私(フレデリック・チェン)

<その他の記憶すべき作品>  グローリー 明日への行進   ジュラシック・ワールド   ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション   フォックスキャッチャー   イマジン   白い沈黙   マイ・インターン   RE:LIFE リライフ   ヴィヴィアン・マイヤーを探して   Dearダニー 君へのうた   黄金のアデーレ 名画の帰還   マイ・ファニー・レディ   SAINT LAURENT  サンローラン   ミニオンズ

監督賞:デイミアン・チャゼル(セッション)   脚本賞:デイミアン・チャゼル(セッション)   撮影賞:エマニュエル・ルベツキ(バードマン)   主演女優賞:ダイアン・デュプレ(Mommy マミー)   主演男優賞:J・K・シモンズ(セッション)   助演女優賞:エマ・ストーン(バードマン)   助演男優賞:リーヴ・シュレイバー(完全なるチェックメイト)   新人賞:ラフィー・キャシディ(トゥモローランド)

前年とうって変わって、アメリカ映画が絶好調。中でも『セッション』の凄さには震えが来ました。間違いなく映画史に残って行く傑作です。J・K・シモンズの凄まじい神演技! 演技では『Mommy マミー』のダイアン・デュプレも映画史に残る名演(特にラストの泣き芝居!)。 また「音楽の魔」を描いた『セッション』とは対称的に、『はじまりのうた』が描く「音楽の幸福感」は素晴らしくハッピーで、近年ピカイチの音楽映画でした。 それにしても知らない監督名がけっこう並びます。邦洋ともに「監督の時代」って今は昔なのでしょうかねえ。

(明日は邦画編です!)

 

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