(番外編)鶴岡八幡宮と最初で最後のカマキン
久々に鎌倉に行きました。鶴岡八幡宮に初詣がてら(もう今年は何ヶ所かに初詣してますけど)、神奈川県立鎌倉近代美術館(通称:カマキン)を訪れようと言う趣向です。
まず小町通りから進み、「ついでに」「せっかくだから」ってことで、鎌倉市川喜多映画記念館に行ってみました。映画界ではつとに有名な川喜多長政・かし子夫妻の旧宅跡に建設された小ぢんまりとしたミュージアムです。
隣接する庭園の奥には、旧川喜多別邸があるのが、遊歩道から望めます。2階なんか全部ガラス窓で、日当たり最高ですね。
さて鶴岡八幡宮は行ったことあったかしらん?と悩むぐらいでして、初めても同然。
正月9日とはいえ、土曜日なのでそこそこの人手。本堂でお参りする時には、まだちょっと並びました。
おみくじをひいたら「末吉」。うーむ、微妙。嬉しさも 中ぐらいなり おらが春 ってところですね。
さてカマキン。鶴岡八幡の境内左手の池の向こうにあるのです。シンプルな四角のモダンな建物と水辺のコントラストがいいですね。
なぜ今回訪れたかというと、1月31日限りで閉館になってしまうから。1951年の開館以来65年の歴史を終えることになるのです。
なので、坂倉準三設計によるこの評価も高いモダン建築を観ておかねばってことで、馳せ参じた次第。
入口のポスター上には「あと23日」の文字も。
でもこの閉館の理由が「鶴岡八幡宮との土地賃貸契約が切れるから」ってことらしいんで、うーん、なんだかなあ・・・です。
3連続展覧会『鎌倉からはじまった。 1951-2016』のPART3『「鎌倉近代美術館」誕生』が最後の展覧会。
まあ収蔵作品はあまり大江戸好みではないものが多かったのですが、モダニズム建築の精華を味わえて良かったです。
それにしても日本初(世界でも3番目)の近代美術館っていうんですから、びっくりぽんですね。
ここを出てから、徒歩5分ほどの所にある別館にも行って、さらっと見ました。そちらは新しい建物。今後はこの鎌倉別館と葉山館とでやっていくみたいです。
最期の1枚は、八幡宮参道沿いの三井住友銀行。いやー、白亜の殿堂というか、実に美しい建物ですねー。
おみやげは当然のごとく「鳩サブレー」です。シンプルで、間違いのないおいしさですもんね。
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