U-23日本代表、リオ五輪出場を決める!
昨夜の試合でU-23日本代表がリオ・オリンピックの出場権を手にすることができて、まずはめでたい! ゲームのタフさからすれば、むしろ準々決勝イラン戦の方が厳しかった気もします。昨日の準決勝の相手イランはより堅いチームなんだけど、主力MFのチーム離脱とか含めて、チーム状況があまり良くない感じがしました。
なので日本も押される時間帯が結構ありながら、本気でヒヤヒヤする場面はほとんどなし。そんな中、鈴木武蔵の頑張り走りによって先制点も取れましたし(久保の決定力って高いなあ)、なんか「負ける気がしない」展開でした。 前半終了間際に同点にされても、最後には勝てる気がしておりました。で、勝ちました。後半アディショナルタイムの決勝ゴールで2-1の勝利。こぼれ球を原川がゴールに蹴り込んだ時は、「やった! 決まった!」の歓喜。「ドーハの悲劇」からの長い呪縛が、「ドーハの歓喜」 に変わった瞬間でした。こうして新しい歴史が作られていくのですね。大江戸もホッとしました。
地上波のテレ朝もちらちら見ながら、基本的にはNHK-BSの中継を見ていたのですが、解説の山本昌邦さんが「このチームはスターがいないチーム。だからチーム全員で戦えるのが長所」みたいなことをおっしゃっていたのが、とても印象的でした。確かに中田ヒデとか俊輔とか本田とか香川みたいなエースがいなくて、圧倒的な技術や得点力や人気を持つスター選手がいないだけに、まずは守りを固めよう、前線からの守備を泥臭くしっかりやって、みんなでしっかり守っていれば、そのうちチャンスも来るさ的な戦い方を徹底させることができました。だから勝てました。こういう「現実を見る」リアリズムの戦術って、これまでの日本には欠けていた部分なので(2010年W杯の岡田ジャパンは比較的それでしたね)、なんかむしろ新鮮で、辛抱強い日本人には合っているんじゃないかと思った次第です。
土曜は日本vs.韓国の決勝戦。1試合ごとに成長し続けるこのチームの真価が問われる1戦です。勝つべし!
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