« 「サリンジャー」(角川書店)をようやく読了 | トップページ | 「クリムゾン・ピーク」:赤の美学も道半ば »

2016年2月 4日 (木)

「デヴィッド・ボウイ・イズ」:巨星墜ちて、追悼上映

66056e_a1992955f3a941b6ad4c9ec0d224映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』は昨年1月に日本公開されていた作品なのですが、先日のボウイの死去を悼む形で再上映となりました。去年は見逃していたので、新宿ピカデリーの大きなスクリーンで観ることができて良かったです。それにしても「巨星墜つ」ですねえ。

2013年3月からロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館 (V&A)で開催された、デヴィッド・ボウイの50年に及ぶ音楽活動の集大成的な大回顧展『デヴィッド・ボウイ・イズ』の会場にキャメラを持ち込んでの展覧会ドキュメンタリー。こういう映画って、そういえば今まで無かったですよね。展覧会を観る機会がない人にとってはありがたいものかも知れません。また、これを観て展覧会も観れば、重層的に楽しめること請け合いです。

展覧会場の描写に加えて、多くの写真、そして歌うボウイや演技するボウイの映像もあり、クロージング・ナイトのイベントで語るゲストたち(含・ブロークン・イングリッシュで堂々と語る山本寛斎)がボウイを称えます。

まああくまでもデヴィッド・ボウイのファン向けの作品ではありますが、評価しつつもさほどファンとは言えない大江戸も、それなりに楽しめました。

この展覧会、2017年の春に日本にも来るようです。それはやっぱり行かないと、ですよね。

|

« 「サリンジャー」(角川書店)をようやく読了 | トップページ | 「クリムゾン・ピーク」:赤の美学も道半ば »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「デヴィッド・ボウイ・イズ」:巨星墜ちて、追悼上映:

« 「サリンジャー」(角川書店)をようやく読了 | トップページ | 「クリムゾン・ピーク」:赤の美学も道半ば »