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2016年3月21日 (月)

「リリーのすべて」:真っ正直のつまらなさ

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映画『リリーのすべて』は、今から80年以上も前の実話だということに驚いてしまいますが、トランスジェンダーの物語ということにプラスして、何があろうとも変わらぬ「愛」の物語でもあります。でも小生は、そんなにノレなかったですねえ。

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エディ・レッドメインが演じるリリーが、さほど美人ではないというか、やはり女装顔の範疇に留まっていて、背も高いし、あれでパーティーとかで人の目に触れたら、絶対男って思われますよねえ。声も低いし。本物はどうだったのか、気になります。

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ストーリーは直線的で、性別違和に目覚めた主人公が心も体も女性に変わって(変えて)いくまでを、ひたすらぐいぐいと前進していきます。そこになんだか芸がないというか、主人公や妻も苦悩しているんですけど、あまり迫って来ません。実話だけに、脚色が自由にならない部分もあったのでしょうけれど、映画としてのドラマを盛り上げていく作業が足りないように感じました。真っ正直のつまらなさというか・・・。

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1930年前後のヨーロッパを表したセットの美術をはじめ、ロケ地や衣装もレベル高かったです。 演技だって、各賞に輝く二人の熱演は疑いのないところ。それだけに、物語に映画的工夫が足りなかったのが惜しまれるのです。

それにしても、この邦題を聞くと「リリー・フランキーさんのドキュメンタリー?」なんて思ってしまう大江戸はヘンなのでしょうか?

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