サッカー日本女子、愕然のほぼ終戦
あーあ。1週間前に誰がこの状況を想像できたでしょうか。サッカー日本女子のリオ・オリンピック出場は、ほぼ絶望となりました。3試合で1分け2敗の勝ち点1。もう、数字のマジックみたいな微かな可能性しかありませんし、事実上の終戦となりました。
宮間が言ってたように、3試合とも特に悪いわけではなかったのです(まあ、初戦は確かに良くはなかったけど)。でも運が悪くて負けちゃったりするってのは、やはり「何かが足りないということ」だと宮間も言っていました。あと1歩、2歩の寄せが足りていないとか、そういうこと、澤さんが率先して行っていた部分なんでしょうね、きっと。
大会が終わったら佐々木監督も退陣するでしょうし、黄金期のW杯優勝メンバーはみんな30歳位になって来たし、きっとこれを機にまた1から出直しの新体制となるのでしょう。確かに一時代を制覇した「なでしこ」戦術は、研究され尽くし、他の国も見倣い、ある意味マンネリ化していました。一方で極限まで走り回って連携して粘り強く守ってようやく機能する戦術だっただけに、ハングリー精神が薄くなったメンバーの中ではなかなかうまくいかないように見えました。
試合後泣いているメンバーも多かったですが、本当に一つの時代が終わった感がありました。だからと言って、今後まったく新しいサッカーにトライしても、それが日本に合う確率は高くないかも知れませんし、いやー、難しいものです。しばらくは低迷の時代を覚悟しなければならないかも知れませんね。
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