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2016年5月13日 (金)

若冲展、すごいことになってます!

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上野の東京都美術館で開催中の展覧会『生誕三〇〇年記念 若冲』。ネットで見ると猛烈な混雑が伝えられ、平日でも3時間待ちとか、朝6時からかなりの人数が並んでるとか色々と信じられないような情報が並んでました。普段は午後5時30分閉館だけど金曜日だけは夜8時までやっていて、そこが比較的狙い目という情報を聞き付けて、仕事帰りに行ってみました。
ところがびっくりぽん! 上野駅公園口を出ると、プラカードを持った人たちがいて、そこには「若冲展 入場140分待ち」の表示が! 「え、今6時40分なんで、そうすると並んでも入れるのは9時ってことですかい?ゲーーーッ!!!」と、一気に心が折れました。

でもまあ一応現場の状況を見て、グッズだけでも買えたら買おうか・・などと都美に向かいます。

人の列、というよりはこんもりとした人人人のかたまりが見えました。こんな凄い行列、展覧会以外でだって見たことありません。いやー、皆さん根性ありますねー。やっぱり140分待ちってことで、大江戸は完全に萎えました(待つの嫌い1463133938440だし)。

長蛇の列を横目にずんずん進んで、中庭の特設売場で図録(税込3,000円)だけ買って(それも5分並んだけど)帰りました。グッズ売場には近づけない感じだったので、あきらめました。トホホです。

地上波、BSのいくつもの特集番組でNHKがあおりまくってましたし、民放も特集したりして、宣伝行きわたり過ぎ、あおり過ぎでしたもん。会期1カ月(4/22~5/24)しかないのに。でも、美術館の人は連日朝早くから夜までこの状態で、苦情やルーティン以外の対応も多くて、地獄の日々だろうなあと思った次第。

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なんでもっと長期間やらないんだろうなあ?と思った皆さん、それは無理なんです。江戸期の掛け軸や屏風ですから、長期間の展示は変色や劣化につながるのです。 それにしても大ヒットした2000年の京都国立博物館での『若冲展』でも9万人だったのに、今回の入場者は5月10日で既に20万人突破ということですから、最終的には40万人突破は確実で、更に上へってところでしょう。これは毎日夜8時までやるしかないんじゃないかとも思いますが、そうすると美術館の人々や関係者もバタバタと倒れていきそうですね。いくら興行的には只ならぬ大儲けと言っても(図録やグッズの収入も凄いことになっていそうです)、のっぴきならない状況ではありますね。

ああ、もっと早く4月のGW前に行っておくべきでした。20数年前からの若冲ファンとしては、無念です(その頃は若冲の名がようやく世に広まり始めた頃でした)。それにしても海外ではこんなことって考えられませんよね。そう考えると、日本人って民度が高いのやら我慢強いのやら真っ当な判断ができないのやら、わからなくなるのであります。

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