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2016年7月31日 (日)

「ふきげんな過去」:オフビートな北品川映画

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映画『ふきげんな過去』は、あの珍作にして快作の『ジ、エクストリーム、スキヤキ』で映画監督デビューした前田司郎の新作。このタイトルって、パッと見『ふざけんな過去』って読めますよね(漢字の「不機嫌」を使っていないので)。まあ、観てみると「ふざけんな過去」な映画でもありました。そして、二階堂ふみ扮する「カコ」(公式サイトを見ると「果子」という漢字なのですが、映画を観ただけではわかりません)は、終始不機嫌な仏頂面をしています。ふきげんなカコ。

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対する小泉今日子もかなり不機嫌な顔をし続けておりますが、こちらはカコ(過去)に対して未来子(ミキコ)。ただし、この漢字も映画を観ただけではわからないので、作者(脚本も前田さん)としては、そこをわかってもらおうとは思っていないんでしょうね。自分にわかればいい記号としての言葉遊び。

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それにしても二階堂ふみって、ある種の天才で、今回も異常にうまいなあ。不機嫌な顔に2度だけ生気がみなぎる、その表情の絶妙さ!

作品はオフビートで素っ頓狂な笑いを積み重ねていきます。でも『~スキヤキ』ほどの面白さはなかったですねえ。もちろんつまらなくはないし、愛すべきヘンさを355086_002持ってはいるのですが・・・。主役級の人物が生きてるのか死んでるのかよくわからない(わざと曖昧にしてある)ってのも『~スキヤキ』同様。 そしてラストのワニは、いかにも演劇っぽい不条理テイストで悪くないのですけどね。

北品川映画でもあります。あの、旧宿場街の風情と退屈なほどの静けさとが、作品のトーンを決定づけているのです。昭和な作りの家屋や店舗も、役者同様にいい味出しておりました。

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2016年7月30日 (土)

湘南、追い上げも川崎に届かず

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湘南BMWスタジアムでベルマーレvs.フロンターレの神奈川ダービーを観戦…なのですが、旅先の金沢から羽田空港に夕方着いて、そこから駆けつけても前半15分ぐらいの着席がやっと。まあ、そういうプランだったのですが、世の中なかなかうまくいきません。 まず飛行機の金沢出発が25分遅れました。羽田空港着が更に5分遅れて、30分のディレイ。京急を乗り継いで横浜へ。ここから湘南新宿ラインで平塚へと思っていたら、なんか事故で12分位遅れているとのアナウンス。ならばと東海道線で平塚を目指していたら、途中で湘南ラインに 追い付かれて(話が違うじゃん)乗り換え、結局平塚着が7時36分。タクシーでスタジアムに急ぎ、トイレ行って1469881546915ビール買って席に着いたら、アディショナルタイムの7時50分でした。状況の把握もできぬまま、すぐに前半終了の笛。トホホです。
まあポジティブに考えれば、後半だけでも見られたことをもって良しとしましょう。あ、ちなみに今日は珍しく6ゲートで、川崎サポだらけの中での観戦。14,000人を超してて席はナシ。しょうがないので通路の最後列に立ち見なのでした。

スコアボードを見れば、0-1で川崎がリード(まあスマホの速報も見てたので、わかってはいたのですけどね)。
で、ハーフタイムにはいきなり花火のアトラクション。この花火のように、後半のベルマーレがゴール連発!とくればい1469881559540いのですが…。

ところが現在首位のチームは、そう甘くはありません。大久保が、そして小林悠が決めて、60分時点で0-3になってしまいました。あれあれ。

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しかし交代で入った大竹が63分に得点し、1-3。ただその後は、蒸し暑さのせいか湘南の走りが鈍ってきて、ファウルも多くなっていきました。選手一人ひとりのクォリティに大きな差があるので、ファウルでないと止められなくなって行きましたし、複数名で取り囲むべきところを援軍が来ないので、結局ボールを奪えなかったり、逆に奪われたりすることばかりが増えていき、今年よくある「情けない展開」になろうとしていました。

1469881624658ところが90分にFKからアンドレバイアが頭で決めて2-3と1点差に! その直後に出たアディショナルタイム表示はなんと「6分」! これは行ける!追いつける!と思い、本当に心臓がバクバクしてきました。何かが起きる・・・と思ったのですが、結局もう1点は遠かったです。そのまま試合終了。なんかA.T.も4分ぐらいしかなかった体感なのですが、ひょっとして「6分」って誤表示だったのかしらん?? 確かにA.T.4分ぐらいの展開だとは感じましたが・・・。謎です。

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湘南のサポ席前には試合中ずっと「サポーターの『声』『想い』を、13の負けを無駄にはするな。湘南の力を見せてここから必ず這い上がろう。」という横断幕がありました。残念ながら負け数は14になってしまいましたが、あと一歩の追い上げを見せた選手たちには拍手とチャントが贈られました。いつも言うけど、次きっと勝とう!

バックスタンド側から見るとわかるけど、ベルマーレクイーンの5人は、今日もベンチの後方のスタンド下で飛び跳ねながら応援を続けておりました。次きっと勝とう!

それにしても毎年7月のホームゲームで着用する黒の七夕ユニ。これ着ると勝てませんよねえ。去年は持ち直したのですが、今年はまたダメになって、これ着て0勝3敗でした。来年はきっと勝とう!

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2016年7月28日 (木)

夏の柴又逍遥

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昨日、夏休み(早めに取ったら妙に涼しくなっちゃって、もったいない感じなのですが)を利用して柴又に行きました。

10年ぐらい前に行ったことがありますが、相変わらずの柴又です。

まずは駅前で寅さん像がお出迎え。

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相変わらずレトロな風情の帝釈天参道。

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帝釈天さまにお参りしました。

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なんか古さとか配置とかが、杉並区の妙法寺にちょっと似ているんですよね。

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そこから5分ほど歩いて、山田洋次ミュージアムへ。ここ寅さん記念館の隣で、以前訪れたときにはまだありませんでした。

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2階のエントランスは、カチンコの形。

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入口には、山田監督のブロンズ像が。

1469621583401_2そして壁紙には、山田作品のタイトルロゴがびっしり。エレベーター内部も(ドアを含めて)この壁紙でした。

館内中央には35mmの映写機あり、ボタンを押すと30秒作動します。その手前にはVHSビデオテープ程度の大きさのハードディスク。これ現在のデジタル上映にあたって、フィルムの代わりを務める記録媒体なのです。

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(以前見たのですが)最近リニューアルしたっていうので、寅さん記念館も駆け足で見てみました。くるま屋や朝日印刷のセットの復元だとか、町のジオラマだとか、衣装や小道具だとか、なかなか面白うございました。

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そのすぐ先は江戸川。矢切の渡しも見えます。河川敷では花火大会の客席作りを大がかりにやってました。

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少し歩いてそば屋に入り、ビールの小瓶(枝豆付き)と「もり」で遅い昼食。くー! うまいです。

さて柴又から8-900mほど歩いて北総線の新柴又駅そばに、有名なケーキ屋さんがあるというので行って来ました。

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その名は「ビスキュイ」。外観からしてオシャレです。生ケーキも焼き菓子等もあって、販売コーナーと併設のカフェがあるのです。

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バウムクーヘンや焼き菓子を買った後で、カフェでモンブラン(360円)とコーヒー(310円)でおやつ。いやー、このモンブラン、絶品でしたよ。

てなわけで帰りは新柴又から。 こういう東京歩きを一度ぐらいやっとかないと大江戸の夏休みっぽい気分が出ないんで、今年も楽しく美味しく歩けて喜ばしい限りです。

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「セトウツミ」:類例のない会話映画

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映画『セトウツミ』は、若手演技派の双璧=池松壮亮と菅田将暉による芝居合戦(ま、双璧とは言っても、他にも同格の人は大勢いるのですが・・・染谷将太とか神木隆之介とか)。ゆるゆるでグダグダのオフビートなおかしさ。日本のジム・ジャームッシュ(初期の)でしょうか?

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二人のボソボソとした会話が、そこはかとなく、じわじわと おかしいのです。一抹のペーソスもはらみながら、決してウエットになることはありません。関西弁だからこそ成り立つ世界って気もいたします。

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「喋るだけの青春」ってコピーが示す通りの映画ですし、そういった意味で類例のない映画です(まあ原作漫画が類例のないタイプだってわけですけど)。

小生はマイルドヤンキーな菅田より、クールなインテリ池松の方がいいなあ。池松君もいつもながらのボソボソと抑揚355581_005のないしゃべり方なのですが、この役にはちょうどフィットしていました。

ピエロの扮装のバルーンアーティストに扮した宇野祥平は、最初誰かな?と思いましたが、見てるうちに「あ、宇野祥平の顔だ」とわかりましたよ。ふふふ。

「セトウツミ」って瀬戸と内海・・・、あ、「瀬戸内海」だったんですね。これ書いてて、初めて気がつきました(遅い?)。

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2016年7月26日 (火)

「インデペンデンス・デイ リサージェンス」:アホで好戦的でホラ吹き(トランプ?)

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映画『インデペンデンス・デイ リサージェンス』は、老いたかローランド・エメリッヒと言いたくなるほど活力も集中力も欠いて混乱した作品。わざわざ20年後に作った意味はありませんでした。なんか観客の知能程度を相当低い所に設定したかのような映画になっているのです。

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若い世代の登場人物たちが、あきれるほどにアホっぽいし、物語だってあって無きようなもの。その上あいかわらず好戦的で、端っから異人種排除的で、困っちゃいます。トランプか?!

肝心の地球崩壊VFXだって、エメリッヒの『2012』の圧倒的な凄さ、素晴らしさに較べると、大いに物足りないものでした。

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そもそも巨大宇宙船の直径が4,600kmって何?? そんな構造物って、どこで、何を材料にして、どうやって作るってーの??? スケール感に無理あり過ぎです。 うーん、アメリカ開拓時代の「tall tale(ほら話)」ってやつですかね。いやいや、本作は随分と中国に寄り添ってますから、「白髪三千丈」なのかも知れません。

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それにしてもエイリアンの女王って、なんかポケモン映画に出てきたことありそうな造形。そう考えると、白い球体もポケモンボールを思わせるものです。なるほど、アメリカで「ポケモンGO」が流行ったのもむべなるかなですね。

終盤の元・大統領(ビル・プルマン)の登場場面は、歌舞伎なら見得を切るようなところ。「よっ、大統領!」と声をかけてあげたいところでした。

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「ファインディング・ドリー」:小生は『ニモ』の方が好き

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映画『ファインディング・ドリー』は、夏にぴったりの海と水族館の魚介ムービー。2D字幕版で観ました。なにしろ大江戸はピクサー作品中で『ファインディング・ニモ』が一番好き(ついでに水族館好き)なので、楽しみにしておりました。確かに技術的な素晴らしさは言うまでもなく、むしろどこまでも精巧にできるところを、あえてアニメ表現としてどの線にに留めておくかってことを繊細に選んでいるような印象を受けました。

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前作は父子の確執と愛情をメインに描いておりましたが、本作で大きくクロースアップされているのはハンディキャップとか欠損とかに関して。ドリーは幼少期からの過度の健忘症、ニモは右のひれがかなり小さく、タコのハンクは足が7本しかない。水鳥のベッキーも、知能に問題があるような・・・。

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それでもみんなで助け合えば、自分もそれを受け容れて出来ることを行えば、何かを成し遂げられるという、今日的かつディズニー的な教訓も、嫌味なく描かれております。

タコとかジンベイザメとかシロイルカとかアシカとか、キャラクターがいちいち魅力的なのも期待通り。特にタコのハンクの変身忍者っぷりがいいですねえ。

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でもちょっと長過ぎないですかねえ・・・と思ったら、そんなこともなく1時間43分でした(『ニモ』より3分長いだけ)。うーん、ちょっと後半ダレたんじゃないかなあ。『ニモ』のシンプルな冒険物語の方が好きな大江戸なのでした。 

併映短編は『ひな鳥の冒険』(Piper)。砂粒一つの表現に至るまでの見事さと、簡潔なストーリーの中の感情や喜びやセンス・オブ・ワンダーに圧倒される秀作短編でした。

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2016年7月25日 (月)

「シング・ストリート 未来へのうた」:ボーイズ&バンド映画の新たな古典

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映画『シング・ストリート 未来へのうた』は、ボーイズ・ムーヴィー、バンド・ムーヴィーのクラシックとして、今後末永く愛されていきそうな作品。『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督作品でして(『はじまりのうた』の次なので、『うた』がひらがななのね)、本当にこの人の作品はポジティヴな音楽愛に満ち満ちておりますね。気持ちいいです。

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アイルランドのティーンエイジャーたちの多様に奇天烈なキャラクターが良いですね。そんな奴らがバンドで演奏する場面は、ビジュアルのファニーさと音楽のカッコよさがアンバランスで、なかなかです。そんなものを見せてくれるのも、この映画のお値打ち。小生は’80年代の音楽はあまり好みではないのですが、その影響下のこいつらは愛すべきポンコツ軍団です。

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中でも寡黙なギタリストの少年がいいですね。才覚と技量があって、落ち着いてて、いい味出してます。『七人の侍』の宮口精二みたいなもんで、こういうキャラクターは大江戸の好みです。 あと、主人公の兄貴役のジャック・レイナーがこれまた絶妙なキャラクター。彼がいるおかげで、本作に深みと広がりが出ています。

主人公が憧れるラフィナは、いくらなんでもオトナ過ぎて違和感たっぷり。目の周りなんかシワがあって、ちょっとムリムリな感じがしてなりませんでした。

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そんなこともあって、『はじまりのうた』のように「大好き!!」とまでは至らなかった本作。 でもやっぱり演奏シーンには、「音楽って素晴らしい!」という喜びや若さの輝きが溢れているのでした。

(以降ややネタバレあり) ラストも今後「名ラスト・シーン」として残っていくものでしょう。大きな船が効いてます。あれが、これから彼と彼女が対峙していく「世の中」ってものなんでしょう。でも大丈夫。二人は笑顔で手を振ってますし、その後の雨に濡れながらもものともしない主人公の表情が、彼らの前途を保証しているように見えるのです。

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2016年7月24日 (日)

「怪獣酒場」に行きました!

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数年前の開店時から行きたかった、あの「怪獣酒場」(川崎)に昨日行って来ました!

タイミング的にも「ウルトラマン誕生50周年」ってことで盛り上がってますので、ナイスです。

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いまだになかなか予約が取れないほどの大人気だそうですが、昨日の首謀者が6月1日の予約受付日に朝から電話をかけてくれて、見事席取りに成功したのです。

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夜7時半から9時半まで2時間の時間制限制。

壁面沿いに、(我々のような予約客以外に)当日の入場待ちの列もできてました。

川崎駅から徒歩1分かからないビルにあって、入口を入るとすぐに身長2mほどのゼットンがお出迎え。

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その向かいにはミニチュアのシーボーズもいましたよ。

まずは「真実の口」ならぬ「ジャミラの口」に手を入れて、入場許可を得ます(正義の味方に変身できる者は入れないのです)。

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店内もなかなかですよ。カウンター席の前などに、多くの怪獣フィギュアがおりますし。

クール星人もいますし。

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排気ダクトに装飾を施して、怪竜ナースに仕立ててあったのが、かなりナイスでした。アイデア賞。

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天井画もモノクロームの怪獣たちですし。

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席のそばのモニターには常にこのお店オリジナルの怪獣ドラマなんかが映し出されていますし。

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席の後ろにはガラスの裏に「ウルトラ怪獣合戦図」みたいな屏風が飾られておりました。

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巨大ケムール人とゴモラが戦ったりしています。その上にブルトンやドドンゴが飛んでいたりして、なかなかシュールな屏風絵です。

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箸や皿にも「怪獣酒場」のバルタンマーク入り。

箸置きは持って帰って良かったんですけど、ポール星人じゃねー。いらないです。

Photo_13ドドンゴのジョッキって、ほとんどキリンビールのマークみたいですよね。

ジョッキの絵は他にもペスターとかいろいろありました。

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コースターも多くの種類がありました。

ドリンク類を1杯注文すると、1枚もらえるのです。

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麦焼酎「ケムール人の挑戦」は、以前小生が買ったことのあるもの(通販で)。福島県の酒屋さんの手になるものです。まあ、あまりうまくはないんですけど(失礼)。

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「メフィラス星人の赤ワイン」っていうAOCボルドー・ワイン。これも「ケムール~」と同じ福島の酒屋さんが輸入元でした。

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そして「ダダの梅酒」。これも同じ酒屋さん。怪獣力で復興を!ですね。

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じゃーん。「ツインテールのエビフライ」。ツインテールは「帰ってきたウルトラマン」の怪獣ですね。海老2尾を使って、頭(顔)の部分の表現に工夫が見られます。おいしいです。

このように食べ物も飲み物も怪獣にひっかけたメニューが揃っているのです。

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こちらは「カラータイマー・チャーハン」。ウルトラマンの胸部の模様になっている赤い辛い粉とまぜまぜして食べる辛口チャーハンです。

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お誕生月のお客さんだけ入れるスペシャルルームなんてのもありました(メフィラス星人が見えちゃってましたけど)。

そして出口そばには売店も。ここの店のオリジナル商品をはじめ、怪獣グッズがあれこれと。

こんなフェイスパックもありました。顔に着けるとかなり面白そうです。

てなわけで、いやー楽しかったです。2時間はあっという間。

また機会があれば、行きたいものです。

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2016年7月22日 (金)

今日の点取占い253

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これから何をするか相談しなさい   8点

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2016年7月21日 (木)

変化球のポテトチップスなど

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セブンイレブンで見かけて、うなぎ好きの大江戸としては思わず「おお!」と買ってしまったのがコレ。カルビーの『ポテトチップス うなぎの蒲焼き味』。「東海の味」とも記されております。でもこれ、見かけは普通のポテチ。食べてみても、甘いたれの味にちょっぴり山椒が混ざってるのかな、程度。ブラインドで試食したら、果たしてうなぎとわかるのかどうか・・? まあ別にまずくはないんですけれど。

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で、こっちはそれ以上にわけのわからない代物。『オーザック ガパオ味』です。ガパオ好きの大江戸としては、思わず買ってしまいましたが、なんだこりゃ?

どこがガパオなのかさっぱりわかりません。ただの白っぽいチップスです。チキン味ってのは淡泊なだけに再現しにくいでしょうけれど、よくわかりません。ピリ辛な感じも出ていませんし、「バジルが香る」って書いてある割にバジル感はありません。もちろん目玉焼きを表現する工夫もなくって。いったいこれのどこがガパオなんでしょうか? 責任者出て来い!!

1469108812306こちらはノースカラーズという会社の『純国産ポテトチップス うすしお』です。北海道産じゃがいも100%、北海道産オホーツクの塩100%、国産米油100%で、化学調味料無添加です。まあ、なんてヘルシー! 変化球どころか、正しいあり方を示すかのようです(そこがジャンクフード界では逆に変化球)。ただ、「体に良いものはまずい」の鉄則通り、味が足りず、あんまりおいしくはありませんでした。しょうがないですね、体に悪い物はうまいから。

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最後のこいつはポテチじゃなくて、セブンイレブンの『トルティーヤチップス わさび味』。安曇野産わさび100%使用だそうです。うん、ちゃんとわさび味で少々ツンと来る感じもありますね。大人の味ですし、意外にトルティーヤとも自然にマッチしています。おつまみにグッドです。

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2016年7月20日 (水)

「嫌な女」:松竹マークが良く似合うけど・・

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映画『嫌な女』は、黒木瞳の第1回監督作品。トーンはベタ過ぎるほど松竹映画。黒木が撮るんならもっと東宝風のものを想像していただけに(宝塚出身ですしね)、そのギャップに戸惑いました。だって、どうにもこうにも垢抜けなくって・・・。

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そう、昨日紹介した『日本で一番悪い奴ら』が’70年代の東映映画みたいだとしたら、こっちは’70年代の松竹映画そのものです。構図も芝居も編集も音楽も、みんな松竹映画らしさに満ち満ちているのです。

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ちょっと困っちゃったのは、肝心の主役二人が魅力的に見えないこと。吉田羊はいくらなんでも、抑えて抑えて地味すぎて、芝居の見せ場がありませんでした(1ヶ所を除いては)。対する木村佳乃は、「私、私・・・」と騒々しいだけのひどいキャラクターで、イタくて参りました。女優監督なればこそ、彼女たちをいつも以上に輝かせて欲しかったのですが、全くそうはなりませんでした。でも久々に見た永島瑛子だけは、かなりの儲け役でもあり、ただ一人魅力を放っていました(黒木監督とはどういう関係だったのでしょう?)。

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敵対していた二人(吉田、木村)がなんだかんだで仲良くなっちゃうあたりに説得力がないのが致命的です。無理があります。 この映画に先立ってNHKのBSプレミアムで放送されたドラマ版では、吉田の役を黒木瞳が、木村の役を鈴木保奈美が演じたそうですが、そっちの方が良かったのでは・・・と思っちゃいました。本作の方は、そんな出来だったのです。エンディングの竹内まりやがもったいないような・・・。

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2016年7月19日 (火)

「日本で一番悪い奴ら」:東映マークが良く似合う

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映画『日本で一番悪い奴ら』は、実録犯罪エンタテインメントとして、東映の三角マークが実によく似合います(まあ製作委員会方式でジャンゴフィルムルムの制作ってことですが、東映と日活の共同配給です)。こういうメジャー作品って、ほんと久しぶりではないでしょうか。オープニングのメインタイトルで、中央の警察マークに銃弾がぶちこまれるあたりのヤバさも実に東映映画的です。

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北海道警の不祥事の実話が元になっているそうですが、まあ実にまったくもってあきれ果てる話です。ただそこには、組織が陥りやすい落とし穴、人間がはまりやすい罠といった普遍的な真実もあり、役者たちの奮闘もあって、実に面白く最後まで見せ切ります。

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ヤクザ、暴力、エロ、金、麻薬、笑い・・・と、この手の映画に必要なものを網羅し、それが70年代東映映画の勢いそのままに、つまり現代風に自主規制されていないあたりが、いやー良いではありませんか。こういう作品を待っていたオジサンたちは、結構いるんじゃないでしょうか。小生はシネコンではなく、渋谷TOEIで観ましたが、この映画は古いうらぶれた映画館こそが似合います。できるだけシネコン以外の劇場でご覧になることをお勧めします。

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全篇出ずっぱりの綾野剛は、(やせっぽちなので)柔道チャンピオンには見えないけれど、主役にふさわしい気合の入りよう。叫びながら、眉間にシワ寄せながら、ヨダレ垂らしながら、ハダカでからみながら、大奮闘しております。 他の役者さんたちも頑張ってますが、道警の岸谷(メガネの小男)を演じた「みのすけ」さんが、その官僚的な嫌ったらしさ、小人物の香りにおいて秀逸でした。それとTKOの木下隆行さんが、大きな体躯を生かした凶暴なヤクザっぷりで、迫力十分の好演。 そして言うまでもなく、中村獅童さんはいつも通り、いやいつも以上の成り切りヤクザ感なのでした。

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2016年7月18日 (月)

「ペレ 伝説の誕生」:ブラジルサッカー万歳!の娯楽映画

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映画『ペレ 伝説の誕生』は、意外なほど小規模な公開だったのに驚きましたが、日本ではこんなものなんでしょうかねえ。祝日の場内は、小学生の男の子と両親だとか、中学生の男の子同士だとか、そういった観客がかなり目立ちました(女性率低し)。

で、映画はそんな観客層にもフィットしそうな明瞭なサクセス・ストーリー。苦難からの成功あり、親子の愛あり、試合の興奮あり、感動ありと、サッカー好きにもそうでない人にもおすすめできる娯楽映画に仕上がってました。

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貧しい少年時代から時系列で、1958年のワールドカップ優勝までを描く正攻法です。冒頭の子供たちのリフティング遊びから、物事を効果的に見せる正確なカットを小気味良い編集でつなぎ合わせて、見る喜びを味あわせてくれます。つまり、腕のあるプロの仕事です。映画は最後までテンポ良く、飽きさせることなく進行します。

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試合の場面は正直言って「まあまあ」の描写なのですが、他のサッカー映画に較べてプレイヤーズ・レベル、ピッチ・レベルのカメラ位置が多かったですね。役者たちもサッカーの妙技を披露しなければならないわけですが、そこはさすがにブラジルというしかありません。お見事でした。

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本作はブラジル・サッカーの原点にして永遠のスピリットである「ジンガ」の喜びに満ちておりました。ヨーロッパのサッカーの方を好む大江戸ではありますが、こういうの見るとやはり、代表ってのはその国に根差した、その国ならではのサッカーで戦うべきだよなあと思わざるを得ません。イビツァ・オシムさんが日本代表監督に就任した際に掲げた「代表のサッカーの日本化を推進する」ってやつも同じことです。だから小生は今もなお、2010年W杯を闘うオシム・ジャパンを見られなかったことが残念でならないのです。

ブラジルの選手たちがW杯期間中の滞在ホテルで、リフティング遊びで「ジンガ」の活力を取り戻す素敵なシーンに、ペレ氏がカメオ出演しておりまして、場内も「おお!」ってどよめいたのでありました。

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2016年7月17日 (日)

「FAKE」:嘘と真、善と悪・・・

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映画『FAKE』は、森達也監督があの事件後の佐村河内守氏とその奥さん(と愛猫)を追ったドキュメンタリー。単純に面白く目が離せませんし、メディアやら人間やら嘘と真実やら、多くのことを考えさせれれます。

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マイケル・ムーアのドキュメンタリーと違って、作者のオピニオンをはっきり示す作品ではありません。森達也は戦略的にポーカー・フェイスを貫き、時には共感するふりをしたり、時にはわざと相手を挑発したりしながら、被写体の表層をはぎ取ろうと努めます。

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そうは言っても、森達也にとっては表層の下の真実とやらもどうでもいいことのようです。それよりももっと、人間の心の中の分からなさとか、善悪入り混ざった曖昧さとかに興味があるみたいです。我々も見ている間中、佐村河内氏の印象が善へ、悪へ、また善へ・・・と振り子のように移ろっていきます。奥さんの存在が、更にその印象を複雑化させます。そして、猫だけが全てを知っている、みたいな・・・。

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ラストのクレジット後のシーンを含めて、佐村河内氏が何か嘘をついていることは明らかなのですが、その範囲がどこまでなのかはわかりません。それは、あの人にしてもこの人にしてもあなたにしても私にしても・・・という、不可思議を突き付けて映画は終わります。でも映画の外側には、まだまだ違った嘘や違った真実が隠れているわけです。メディア論以上に、そんな人間の謎を考えさせる作品になっているのです。

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2016年7月16日 (土)

今年も海ラン

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毎夏恒例の「海ラン」。今年も走りの友人たちと茅ヶ崎のサザンビーチにやって来ました。海の家でランニングウェアに着替えて、荷物を置いてからのスタートです。

海岸沿いにゆっくりジョグで、えのすい(江ノ島水族館)まで走り、そこから戻るコース。約16kmを2時間20分ほどかけて、ゆるりと走りました。くもったり晴れたりしてて、それほど暑くは無かったので、助かりました。とはいえ、最近もっと軽い走りしかしていない大江戸としては、それなりに疲れましたけど。

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で、苦あれば楽ありってわけで、海の家でシャワーを浴びてから・・・冷えた生ビールで乾杯! 最高っす。ここのジョッキには烏帽子岩の絵がついてます(エイじゃないよ)。

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その後でで毎年食べてるカレーライスを注文したら、まさかの「今日は作ってない」! 海の家でカレーが無いって、そんなのアリ??(まあお客さん少なかったけどね) しょうがないのでガパオにしましたが、結構おいしかったので許します。

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その後でビーチに寝転んでうとうとしたり、缶ビール飲んだり、浮き輪で海に入って遊んだりすると、もう4時過ぎ。

またシャワーを浴びてから海の家を去り、徒歩で茅ヶ崎駅前へ。恒例の沖縄居酒屋で、仕上げの飲み。まあ、ここでは小ジョッキ一杯と、これまた恒例の「ルートビア」を飲みました。

そう、「飲むサロンパス」とも言われる、あ1468664768454のクセの強いけったいな飲み物です。ただ、飲み慣れると結構イケるんです、これ。大江戸にとっては、すっかり夏の海ランとセットメニューのドリンクと化しております。

てなわけで、夏本番がスタートしたって感じなのです。

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2016年7月15日 (金)

セブンのドーナツますます進化中

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2月9日に、「セブンイレブンのドーナツがどんどん進化していて、ものによってはミスドを抜いたのでは?」って話をしましたが、その後もますますもって進化している様子です。

いちごクリームでコーティングしただけではなく、ザク切りにしたストロベリーチョコがついているやつ。ザク切りチョコがワイルドにオイシイのです!

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見た目似てるけど、こちらはハニー・コーティングのドーナツに砕いたナッツが乗ってるタイプ。ハチミツ感が魅惑的です。

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こちらは目にも鮮やかなライトグリーン。抹茶シュガーのコーティングです。ベルマーレっぽいから、BMWスタジアムで売ればいいのに。

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そうかと思えば、こちらは不気味に黒白。黒ゴマです。まあ、あまり好みではないですね。まずくはないけど、一度食べればいいかなって感じです。

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一方こちらは、「ココア・オールドファッション」。ココア生地のサクサクしたオールドファッションに、シュガーコーティングの甘さがたまりません。食べごたえも十分。

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ポンデリング風のこちらは、「もちもちリングドーナツ チョコ」。中にぐるりと1周チョコクリームが入ってます。うん、悪くないですよ。食感ももっちりと素敵ですし。

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そして最後のご紹介は、「ポム・ドーナツ(チョコクッキーホイップ)」。まずドーナツ生地がふんわりしていて、大きさはやや小ぶり。で、2つに割った間には、チョコクッキーまぶしのホイップクリームがたっぷり。

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ふんわり感と、(ちょこっとだけ)サクッと感がいいんです。

ここまでレベルが上がって来ると、ますます次の新製品が楽しみですよね。むしゃむしゃ。

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2016年7月14日 (木)

コミックス「怪獣酒場」

1468502353031_2じゃーん。『怪獣酒場』(青木U平/小学館)というタイトルのコミックス1巻・2巻です。「みんなのごはん。Powered by ぐるなび」というWEBサイトに連載されていた(いる?)のだとか。

実は近いうちに川崎の「怪獣酒場」に行く運びとなったので、その予習も兼ねているのです(と思ったら、全く予習になりそうもない内容でしたが)。

この本では怪獣酒場のチーフはケムール人。店員のダダやゼットンより偉いあたりが、ケムール人好きの小生としては嬉しいところ。

ま、基本シュールですし、そんな中にところどころファン心をくすぐる設定や小ネタがあるのがまた嬉しいのです。怪獣たちの絵がうまくて、うるさいファンでもこれならOKでしょう。ケムールさんもかっけーし。 作品の雰囲気を例えるなら「四畳半でメトロン星人と語らうウルトラセブン」みたいなもんですね。

1巻が出たのが昨年の10月、2巻がこの4月。ウルトラマン誕生50周年の今にふさわしいお楽しみと言えますでしょう。

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2016年7月13日 (水)

今日の点取占い252

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間ぬけた顔をしているけれど中々えらい   9点

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2016年7月12日 (火)

「ブルックリン」:ドラマらしいドラマだけど・・・

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映画『ブルックリン』は、アカデミー作品賞にもノミネートされていたので気になっていたドラマ。確かに今日び珍しいほど、ドラマドラマした正統派ドラマです。ただ、それほど出来が良いこともなく、期待を下回ったことも事実です。まあ、主演のシアーシャ・ローナンが全然好みじゃないってこともあるんでしょうけど・・・。

序盤の、客船が嵐に遭っ355109_007て全員船酔い状態の中でロックアウトされてトイレが使えないという大ピンチの描写が切羽詰まって凄まじく、げんなりしちゃうほど印象に残りました。この船での教訓や入国時の教えを、数年後の彼女が別の女の子に伝えるというラストは、なかなか気が利いておりました。

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衣装は1950年代の再現に留まらず、色彩設計がかなりカラフルで結構です。特に主人公がアイルランド出身だというアイデンティティを、グリーンの多用で表しておりました(グリーンはアイルランドのシンボル・カラー)。それ以外にも、アイルランドとブルックリンの対比だとか、男女カップルのバランスの取り方だとか、この衣装デザイナーさん(オディール・ディックス=ミロー)いい仕事してます。

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無い物ねだりですが、もう少しブルックリンの街の「広い画」を見たかったです。まあ予算の関係も大きいのでしょうが、ブルックリン・パートが室内ばかり多かったのは残念でした(コニー・アイランドの場面は除く)。

主人公がラストの後の日々を幸せに過ごしたのかも気になりますよね。意地悪かも知れませんが、小生はどうもうまくいかなかったような気がしてならないのでありました。それを言っちゃあおしまいですが。

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2016年7月11日 (月)

「葛城事件」:家族と言う地獄

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映画『葛城事件』は、実にいやーな雰囲気が終始続く作品。広告コピーにもある「家族と言う地獄」ってフレーズが、ものの見事に当てはまる震撼すべき作品です。これ見てると、本当に家族って一番たちの悪い地獄に化すものなんだよなあと思えて来て、戦慄します。

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この三浦友和の父親のイタさが全ての元凶となっているあたりを解き明かしていく、一つひとつの描写の積み重ねが、本作のキモです。この人の弱さとか見栄とか自分以外全部ゴミってところとか・・・。でも今でも昔でも、こういうモンスターって存在するんですよね。その存在が周囲の人々を蝕んでいくあたり、説得力がある怖さです。長男(新井浩文)の悲劇なんて、まさにこの父親の「見栄」が遺伝したから起こったものですもん。

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三浦友和の父親は狂気を表に出さないのですが、その一方で母親(南果歩)も、次男も、長男も、明らかに「壊れて」行くのです。そして死刑反対活動家の田中麗奈の無意識の偽善と予想外のぶっ壊れ方も、ぞくっとする凄味があります。いやー、赤堀雅秋監督、底意地が悪いです。

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最初から最後まで家族がそれぞれいろんなものを食べています。でも、それがコンビニのナポリタンだったり弁当だったりカップラーメンだったり・・・と、ことごとく手作りの料理ではありません。描写もまずそうです。わかりやすく、家族の基礎である食事と言う行為が崩壊しています。 そして、差し入れの甘い菓子を拒否し、最期の時に炭酸飲料の刺激を所望する次男。そこにも、大切な何かが壊れた救いの無さが表出していて、暗澹たる気分になるのです。

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2016年7月10日 (日)

「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」:随分と変わりました

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映画『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』は、これまでの圧倒的に見事な4作品を手掛けた高橋栄樹監督から、元NHKプロデューサーで長年にわたりAKBを追い続けて来た石原真監督に代わったということで、作品の雰囲気もだいぶ変わりました。 

石原さん自身がカメラもインタビューもナレーションも担当し、画面にもしばしば登場します。まあそれでも出来が良ければいいのですが、うーん、高橋監督作に較べるとぐいぐい惹きこまれた場面や感動できた場面は少なかったですねえ。

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内容的には13、14、15期といった若い世代をかなりフィーチャーしていて、そこがコアメンバー中心だったこれまでの作品とは違うところ。まあ石原さんにしてみれば、「中心メンバーたちは今さら描くまでもないでしょ」ってことなのかも知れませんが、やはり作品の「強度」が減退してしまった感は否めません。JKT48を追ってジャカルタまで行ってるあたりは、頑張ってるんですけどねー。

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AKBの10年を追うって意味では、卒業して焼肉屋のオーナーをやっているメンバーだとか、お母さんになったメンバーだとかを描いたり、つんく♂やももクロのマネージャーや『文藝春秋』の記者に直撃インタビューをしたりして、かなり盛りだくさんな内容なのですが、逆に盛りだくさん過ぎて散漫な印象や「迫り切れていない」印象も・・・。あの“熱い”たかみなさんが去ってしまったのも、作品的には痛いところだと思います。

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6月18日に行われた「総選挙」の映像もたっぷり使われているあたりの鮮度溢れる「撮って出し」感は、これまで同様。でもやはり大江戸は、そんな舞台裏のスリルや悲喜こもごもの人間模様の方を見たかったのです。ええ、出来の良いマンネリズムは、結構好きなもので。

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2016年7月 9日 (土)

「エクス・マキナ」:スタイリッシュなクラシック誕生

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映画『エクス・マキナ』は、スタイリッシュな本格SF。静謐でひんやりしていて、映像からセットや美術から照明から音楽から、全てが同じトーン&マナーで統一されていて、観ていてクォリティの高さが気持ち良いのです。

この腹やら腕やらスケスケのAIのデザインもいいですよね。それでいて顔はしっかり生かしているので、アリシア・ヴィキャンデルを使った甲斐があるってもんです。

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それにしてもこの天才IT長者さんの家(ってゆーか土地)が凄すぎます。ヘリコプターに乗って、「どこが家?」と尋ねたら、「2時間前から家の敷地内」って、いくらアメリカでもさすがに無理じゃね? まあ、でもこの裏庭?にある滝が素晴らしい! 美しい! 滝ファンの大江戸としては、かなり魅了されました。

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屋敷の壁にジャクソン・ポロックの絵がかかっているというのも、さすがです。100億(円)とか200億とかするのでしょう。天文学的な金持ちです。偶然の産物みたいなドリッピング技法のペインティングなのに、実は絵具をたらす位置や動きを入念に考え抜いて調整しているポロック。最高度の技術で、もっとも「自然」なヒト型AIを生み出すこの社長がポロックを好む理由って、わかるような気がします。

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アンドロイドやAIを扱った数々の作品の中でも、“スタンダード”として残っていく作品でしょう。『メトロポリス』や『ブレード・ランナー』や『A.I.』や『チャッピー』みたいに・・・。 ただ、後半はちょっと演出がゆったりし過ぎた(もたついた)感がありました。ラストも「まあ、こんなもんか」って感じで、名作にまでは至りませんでした。

(以降ネタバレあり) 古典的な「マッド・サイエンティストもの」の系譜でもあるのですよね。フランケンシュタイン博士は常に、自らの生んだ怪物に滅ぼされる運命なのであります。

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2016年7月 8日 (金)

今日の点取占い251

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人の顔をじろじろ見るな   3点

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2016年7月 7日 (木)

さすがはハーゲンダッツ×2

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お暑うございます。ハーゲンダッツがおいしい季節でございます(まあ、年間通しておいしいって説もありますが)。

魅惑の期間限定商品『ニューヨークチーズケーキ ~ラムレーズン仕立て~』でございます。ローソン&ナチュラルローソンの限定でございます。アイスクリーム自体がチーズ味で、そこに砕いたクッキーと豊富なラムレーズンって寸法。アルコール分0.4%です。 まあ予想通りの味でおいしいのですが、でもこれならオーセンティックな「ラムレーズン」の方が更に上なのでは?などと、ラムレーズン・ファンの大江戸としては思うのであります。ラムレーズンは永遠の定番名作ですからねえ。 とは言え、正統に評価されるべきおいしさです。

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こちらはしばらく前に味わった『ハニー&ミルク (ヨーグルト仕立て)』。 ちなみに「ハニー&ミルク」と聞いて思い出したのは、『今夜はブギーバック』の歌詞の「♪甘い甘いMILK&HONEY」です。 それにしてもかたや「~ラムレーズン仕立て~」、こなた「(ヨーグルト仕立て)」と前後の記号が不統一なのはどうしてでしょう。遺憾です。 でもお味の方はこれまた予想通りにシンプルでテッパンのおいしさ。はちみつの濃い甘さをヨーグルトのほのかな酸味が中和していて、爽やかかつ滋味溢れる味わいでした。

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2016年7月 6日 (水)

森永のステキな新作×2

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ライトグリーンのパッケージも爽やかな『森永メロンキャラメル』。期間限定商品です。

1467811319711キャラメル自体も、メロンの果肉色。ステキです。

で、お味の方もまさにメロンそのもの。かなりの再現感です。いちおう原材料に「濃縮メロン果汁」が入ってます(何%かの表示はありませんでしたが)。

これはかなりの秀作ですね。文句なくおいしいです。考えた人、エライ!(北海道みやげにあったような気もしますが、こんなにおいしくはなかったですもん)

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なぜかパッケージ裏にフジモンさんの「描きおろし絵本」とやらがついておりました。全3話中の第3話だったのですが、これが全く面白くないという・・・。なんなんすかねえ?

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一方こちらは、プレミアムな雰囲気。『森永ミルクキャラメル ナッツ&フルーツ』です。お値段の方も税込184円とプレミアムです。

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包み紙も金色に輝いております。キャラメルの中には細かく砕いたアーモンド、オレンジピール、クランベリーが入っております。まず香(かぐわ)しいフルーツ感がキャラメルの中で主張して、噛んでると中盤以降アーモンドが台頭して来るって寸法です。

いやいや、さすがは老舗森永の意地です。お見!事と称賛できる商品だと思います。

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2016年7月 5日 (火)

「クリーピー 偽りの隣人」:不気味で不穏で、ツッコめます

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映画『クリーピー 偽りの隣人』は、かなりいや~な感じの心理ホラー。終映後のロビーで20代の女性が連れの女性に「胸クソ悪い」って言ってましたけど、終始胸のつかえが取れないような不穏な作品です。まあ『ヒメアノ~ル』の方が、もっと不穏な傑作でしたが・・・。

まずもって黒沢清らしい映像が、不気味な気配をまとっています。風にそよぐ草木が、何の動きもない壁が、黒沢作品においてはなぜかくも不穏なのでしょうか。 あのドイツ表現主義みたいな地下室も、かなりクリーピーです。胸がざわつきます。

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けっこうツッコミ所は多いんですよ。でも、黒沢清ですから、謎をきっちり回収するとか、辻褄を合わせるカットを入れ込むとか、そういう「普通の」整合性にはあまり興味がないみたいです。 まあそれにしても、みんな同行者なしに危ない所に行っちゃうし、それで取り返しのつかないことになっちゃうし、行動に一貫性が無いし、謎の薬がどういう性質のものか明らかにならないし・・・。観てる側としても困惑してしまいます。

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(以降ネタバレ注意!) 一番困惑したのが、拳銃を渡された少女が、犯人を撃たなかったこと。殺すことにためらいがあったとしても、脚とか撃っちゃえば逃げ出して助けを求められるのに・・・。そのマインド・コントロール状況がよくわかりません(他の行動に関してもですが)。 後半の竹内結子の行動に関しても、はっきりと解かれない謎が多過ぎて「???」です。 ここまでミステリー仕立てなんだから、さすがにそこらへんはハッキリさせてもらいたかったですねえ。

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まあラスト付近の西島秀俊の扱いにしても、「いつ正気に戻ったんだよ?」ってのがハッキリしませんし、どうもご都合主義に見えてしまいます。 てゆーか、そもそもこの西島と香川照之のキャスティングは逆でしょ。その方が「私とご主人とどっちが魅力的ですか?」なんて台詞も生きるでしょ。配役チェンジ版が観たいです。

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2016年7月 4日 (月)

「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」:バカでロックで笑えます

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映画『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は、クドカン・ワールド全開のロック・ミュージカル・コメディ。TV『ゆとりですがなにか』では、ちょっとマジメなクドカンを出しておりましたが、こちらでは狂ったような悪ふざけで、はしゃいでおります。バランス良いですね。

地獄で転生でひろみちゃんでロックでって、まさに中2病の世界だー(イコール クドカン・ワールド)。主人公たち高校生ですけど。特にバンドやロック関係の大ネタ小ネタは、まさにクドカンさんの趣味。 でもしっかり笑わせてくれます。声出して笑っちゃった所が、いくつもありますもん。

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パワフルで、ワイルドで、スピード感あって、バカバカしくて、悪ノリで・・・いやー、かなり良いです。クドカンさん、自分が監督もするとあまり出来の良い映画ができていなかったんですけど、こいつはなかなかです。

(以降少々ネタバレあり) そして(これまたクドカンさんらしいのですが)神木くんのじれったい恋が、最後に・・・というロマンティックな部分も、かなり良いではありませんか。やはりこういう「時を超えた愛」って、ハートを揺さぶるものがありますよね。キス・シーンは(こんな作品にもかかわらず)感動的なのでした。

とにかく役者たちのバカなメイクやはじけっぷりを楽しむ作品ですが、長瀬智也の堂々たる赤鬼っぷりと、「死神」こと小野真千子の自分を消した役者っぷりが印象的でした。 いつもながらジャニーズ事務所は所属タレントが出ている映画のスティル写真は、そのタレントが写っていないカットしか許しません。でも今回は、あんな赤鬼出したって長瀬智也に見えねーよ!なのに、やっぱりダメなんですよねー。この古い考えを、さっさと改めていただきたいものです。

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2016年7月 3日 (日)

「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」:アリスの世界じゃないよね

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映画『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』は、原題の“Alice through the Looking Glass”からもわかる通り『鏡の国のアリス』を下敷きにした物語。ただ、随分と自由に創作しております。 ま、全体的には「映画作って魂入れず」的な出来であり、ティム・バートンと本作の監督ジェームズ・ボビンの腕の違い、資質の違いを如実に示すものとなりました。

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そもそもオープニングが嵐の海での海洋アクションなんで、ジャック・スパロウ船長でも出て来るのかと思っちゃいましたよ。 また、6年前の前作でも「なんでこの人がアリスなの?」って思ったミア・ワシコウスカ(27歳)がまたもアリスなので、相当トウが立っちゃってます。目の周りのシワとか、結構イタイです。そもそもルイス・キャロルの原作に付されたテニエルの挿絵と、あまりにもイメージが違い過ぎるので、まいっちゃいます。眉毛が薄いし、エラが張ってるし、アゴがいかついし、ああ、どうして彼女なんでしょう。

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そこ行くと、赤の女王、白の女王はキャラクターとして確立されているので、安定の面白さ(それでも前作の方がより面白かったけど)。見てて飽きません。一方マッドハッターは、少し影が薄くなったというか、白塗り&濃いメイクのためCGで造り上げたキャラクターのように見えてしまいます。本当にジョニー・デップが出演したんですか??←言いがかり

サシャ・バロン・コーエンのタイム氏も、今一つ面白くなかったなあ。

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アクションが増えて、大がかりなVFXだとか小型トランスフォーマーみたいなロボットだとか盛りだくさんなのですが、アリスの世界にそんなものを期待してるわけじゃないんですよねー。もっと小じんまりと趣味的な世界でいいのに。 尺も長過ぎて(113分)退屈しました。もう15分削れば良かったのにね。「時間」をテーマにしている割には、時間にルーズだったようです。

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2016年7月 2日 (土)

Jセカンドステージ、湘南黒星発進

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先週ファースト・ステージが終わったばかりなのに、休み無しにセカンド・ステージが開幕したJリーグ。BMWスタジアムの湘南ベルマーレvs.横浜Fマリノス戦に行って来ました。

スタジアム隣の人口の川では子供たちが水遊び。いつもながらの夏の景色です。ライトグリーンのユニフォームの子もマリンブルーの子もいます。

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キングベルは、ベルマーレクイーンと一緒にお出迎え。今日は7月のホームゲーム恒例の七夕ユニフォーム(星空のイメージ)を着用です。

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七夕ユニにはどうも良い思い出が無く、これ着ると勝てないことが多かったんですよねー。でも昨年は2勝1敗として、この呪縛も無くなったかと思ったのですが・・・。

うーん、やっぱりそうでもなかったようです。0-3の完敗。ファースト・ステージに日産スタジアムで湘南が1-0で勝利したお返しを、しかも3倍返しでやられちゃいました。今日は中村俊輔がコンディション面の理由で欠場と聞いていたので、よし!と思っていたのですけれど。

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あ、ちなみにマリノスはあの変なゴールドではなく、ピンクのアウェイ・ユニでした。

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前半途中までは湘南やや優勢の展開でした。プレスも効いてボールを奪えましたし、ボールを前に運べていました。

しかし39分に先制されてからは、どうもギクシャク。ミスも多く、攻撃の途中でボールを奪われることが増えていきました。

それは後半になっても続き、結局70分と74分に加点されて、勝負がついてしまいました。

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なんか点差ほど差がある試合ではなかったですし、1点目が湘南に入っていたら、展開はまるで違っていたように思える試合でした。

湘南はシュート18本も打って0点だったそうですが、確かにミドルをふかしちゃうことが多かったんです。これ、明らかに6月のガンバ戦で、端戸や下田の豪快なミドルが決まったことの影響ですよね。「とりあえずコースがあいたら、遠目でも打ってみよう」という意識改革。もちろん、その良い点もあるのですけれど、「もう少し前へ運んでからの方が得点確1467462337839率が高まったんじゃないの?」って場面もありました。一長一短ですね。

あとはスペースの生かし方が足りなかったようにも思います。足元のパスが多くて。まあ、マリノスがいろいろ研究してきて、高山あたりが活躍できないようにスペースを消してきたってこともあるんですけどね。

ベルマーレ期待の新ブラジル人助っ人ウェズレーも72分から出場。悪くはなかったと思います。

一方、三竿は常にミスが多いですよねー。多過ぎます。何とかならないものでしょうか?1467462356138_convert_2016070300010

セカンド・ステージも楽な試合は1つもありません。ベルマーレらしいサッカーの初心を忘れずに、しっかり勝負強さも身につけてもらいたいと切望します。

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2016年7月 1日 (金)

U-23リオ五輪代表18人発表

リオ・オリンピックに出場するサッカーU-23代表の18人が発表されましたね。順当な選出で、波乱なしでした。小生が予想していた18人(まあ、オーバーエイジ3人は発表済みなので15人ですけど)とほぼ一致しました。まだ故障から回復していないDF岩波を入れるか代役(中谷)を入れるかってところと、MFで原川か井手口を削って野津田あるいはFW鈴木武蔵を入れるかってところだけは、もしかしたら・・・と思いましたが、それ以外はまあ誰でも予想できたでしょう。

それにしても予選では23人で戦っていたのに、オリンピック本番はなぜか18人。しかもオーバーエイジ3人を除くと15人になってしまうのですから、実に厳しい選考です。ただ、サイドバックとセンターバックが総崩れと言っていいほど故障者続出だったので、そこの補強はマストだったのです。塩谷、藤春というのはなかなか良いチョイスでしょう。前回大会の徳永みたいなもんで、A代表の経験者だけど中心選手ではないぐらいの方が、若いチームにフィットしやすいのでしょうね。そういった意味では興梠も同様。大久保とか入ったら、周りが気を使って萎縮しちゃいそうですもんね。

8月5日の初戦(vs.ナイジェリア)まで、あとひと月少々。このチーム、ズバ抜けた選手がいないところが、日本のサッカーとしては結構期待できそうな気がしてるんですけど、さて。

(それはそうと、女子代表の佐々木・元監督といい、手倉森監督といい、低レベルのダジャレはいい加減にしてくれー!)

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