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2016年9月30日 (金)

展覧会「伝統の未来」@松屋銀座

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松屋銀座で展覧会『伝統の未来』(~10/3)を観ました。日本デザインコミッティー主催によるデザインを切り口にした展覧会。この松屋銀座会場でもしばらくはこのような展覧会をやっていなかったので、ある種の懐かしさと共に鑑賞しました。実はこれまで同店のデザインギャラリーで連続的に開催してきた小規模展の完結編的な意味合いなのだそうです。

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まずポスターが黒を基調に赤丸、白文字というシンプルかつ堂々たるデザインで、すっきりと美しいです。さすがです。

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展覧会コミッショナー=原研哉氏の言葉にあるように、「日本の工芸を未来資源として見つめ直す」展覧会です。産業の主力が観光へとシフトしつつある今世紀の日本を、ものづくりの観点から展望する試みのようです。

会場内は木工、金工、酒、漆器、陶磁器、刃物、紙、染織、建築、そして旅館というカテゴリーに分かれていて、それぞれのパートをデザインコミッティーのメンバーが監修しています。

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なるほどなるほどとじっくり見ました。展示方法もシンプルかつ美しく、いろんな意味で「ちょうどいい」感じに気が利いておりました。鰹節削り器の刃がむき出しになっていて、ちょっとドキッとしましたが、包丁ズラリのコーナーでは見せ方1475244437620に工夫をしておりましたね。

大江戸が一番好きだったのは「酒」のコーナー。日本酒のラベルと瓶で埋め尽くされた柱を中心に、周囲の壁には永井一正、仲條正義、原研哉、佐藤卓、松永真らによる本展のためのオリジナル・ポスター(B倍・縦位置)がずらり。優秀なグラフィックデザイナーによる同テーマ(酒)の競作。おしなべて上質で、見応えがありました。

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その中に1点さりげなく佐藤晃一氏のポスターがありました。氏はこの5月に71歳で肺炎で急逝したので感慨深いものがありましたが、そのポスターのモノクロームの世界が何か死を暗示しているかのようにも思えました。

展覧会場を出ると、販売催事『銀座手仕事直売所』というのがかなりの規模で展開されており、相性ピッタリの催しなのでした。

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