湘南、ホーム最終戦で勝利!
前節でJ2降格が決定してしまったベルマーレですが、今日はホーム最終戦ってことで、BMWスタジアムで湘南vs.甲府を観戦しました。
試合前にベルマーレクイーン5人の卒業式。今年はキックオフ1時間以上も前でお客さんも少ないし、感謝状とかはないし、地味でしたね。
今日の湘南の先発GKはJ1リーグ・デビューとなる梶川裕嗣。 試合はなかなかに堅く、両チームとも決定機を作れない(シュートすら打てない)展開。
ヴァンフォーレのダヴィやドゥドゥの個人技突破がちょっと怖い感じですが、懸命に守っておりました。 一方の湘南はジネイが先発ってことで、いつになくロングボールばかりですが、これがあまり奏功しませんでした。
この試合、シュートがたったの3本だったベルマーレ。69分の三竿のFKで取った1点を守り切って1-0の勝利だったわけですが、いやー、凄いフリーキックでした。キーパーもそっちに跳んでるんだけど、あまりにも右上隅なので届かないのです。三竿の場合、いつもしょーもない凡ミスだらけ(当然今日も)なのですが、時々スーパーゴールとか挙げるので、なんとなく帳消しになってしまう選手です(ま、大江戸はマイナスの方が多いと思ってますけどね)。
それにしても、よくシュート3本で勝ちましたね(甲府は9本)。ダヴィやドゥドゥといった技術も迫力もある選手を擁しながら点が取れず、最終節まで降格争いをしてしまうヴァンフォーレ。うーん、何かチームとしてうまく行ってないんでしょうね。
梶川はデビュー戦を零封だなんて、おめでとうございます。
湘南サポーター席には横断幕が3種類。「あらためて湘南を支援してくださる企業・団体に感謝します。」と「選手・スタッフ・スポンサー・サポーターに愛し愛される大きなクラブに成長するべきだ。」と「神谷・未月・石原・杉岡・ユースのみんな 湘南の明るい未来を一緒に築いていこう」でした。うん、そうだそうだ。
試合終了後には、ホーム最終戦恒例のセレモニー。全選手・全スタッフが揃ってのご挨拶。高山キャプテン、曺監督、真壁会長が話をしました。降格が決まった翌週ということもあり、反省の言葉に溢れたやや重苦しい雰囲気でした。
その後、選手たちが場内を1周しながら、客席にサインボールを投げ込み、そして最後にはいよいよ(セレモニーのため「おあずけ」状態だった「勝利のダンス」で盛り上がりました。
いやー、勝てて良かったですね。これで今日負けてたら、その雰囲気たるや目も当てられない感じだったことでしょう。 セカンドステージのホーム初勝利なんですもん。そもそもリーグ戦のホームでの勝ちは、6月18日のジュビロ戦以来ですし、リーグ戦の勝利ってことでも7月9日のアルビレックス戦以来。いやー、長いトンネルでした。
ってことは、ベルマーレクイーンも今年はほとんど勝利のダンスが踊れなかったってこと。いやいや、お疲れ様でした。 彼女たちも去りますが、曺貴裁監督もおそらく去ることと思われます。でもまだ最終節と天皇杯が残ってますので、最後まで湘南スタイルを貫いて暴れてほしいと思っております。
きっと大きく変わるであろう来期の陣容が、なんか楽しみでもあるのです。必ず1年で戻りますよ!
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