「エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に」:バカですねー
映画『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は、リチャード・リンクレイター監督の新作。1980年夏のアメリカのおバカな青春を描きました。『アニマル・ハウス』とかそういったノリですね。若年版『ハングオーバー』みたいでもあります。
バカなのはともかく、いくらなんでもトウが立ちすぎですよね、こいつら。物語の中では実は30歳だった奴なんかも出て来ますが、それ以外の連中もねえ・・・。とても大学生や、高校出たてには見えません(それ言ったら『クローズ』あたりだって、高校生には見えないけど)。
’80年なので、ケータイなどは影も形もありませんし、CDすらありません。Tシャツだって、パンツ・インで着ています。そんな時代の描写に力点を置いてはいますけれど、あまりにおバカで体育会系過ぎて、上品で文化系の大江戸としてはノレませんでした。オープニングにザ・ナックの『マイ・シャローナ』がカー・ステレオから高鳴った時には、おっ!と思ったのですけどね。
ところで、新宿武蔵野館が今年の年初からの長ーい耐震工事期間を終えて、11月5日にリニューアル・オープンしました。
建物1FのZARAとかはまだ工事中なのですが、先駆けてオープンしております。 黒ベースに白木を多用したりして、サイン類も良いデザインで、かなりオシャレな感じに生まれ変わりました。
ただ3つのスクリーンの座席配置やら何やらはそのままなので、相変わらず前の席に座高の高い人が来たらアウトという欠点はそのままなのがちょっと残念です。ま、建物の構造上、しょうがないとは思いますけれど・・・。
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