菊池大介の移籍(なぜ赤いチームにばかり・・・)
湘南ベルマーレの菊池大介が浦和レッズに移籍することが正式に発表されました。併せて、三竿雄斗が鹿島アントラーズに行くことも発表されました。 それぞれ遠藤航と永木亮太に引っ張られたみたいな形ですね。あるいは二人の加入が大正解だったので、二匹目のどじょうを狙ったのでしょうか。
それにしても、赤いチームばっかりです。1年前がレッズ(遠藤)、アントラーズ(永木)、グランパス(古林翔太)。今回もレッズとアントラーズ。そんなに赤いユニが着たいのか?! そして青+赤のチーム(FC東京)に行った秋元陽太は1年で出戻って来ました(これは朗報)。
まあJ2降格となったクラブからは、J1で通用する選手が引き抜かれるのが常ですが、(小生の場合、三竿はどうでもいいのですが)菊池大介の移籍には(特にファンではなかっただけに)自分でも意外なことに、ちょっと心にさざ波が立ちました。今でさえ選手層が厚いのに、更に大金を投じてACLを勝てるビッグ・クラブを目指す大型補強を行うというレッズに入っても、カップ戦要員でくすぶっちゃう可能性も大きいのでは? ちょっと心配です。
小生は現在でもJ2記録となっている彼の16歳のデビュー戦@平塚競技場を、スタジアムで観ていました。 それから10シーズンを湘南で過ごした大介。正直プレイが軽かった頃とか、90分走り続けられなかった頃とか、1対1で負け続けてた頃とかありました。でも今シーズンは、戦う姿勢、最後まで走り抜くスタミナがついて、気迫のこもったプレイを見せていただけに残念です。他のクラブもそういう所を見逃さない(評価された)ってことですよね。まあ、相変わらずシュートを大きくふかしちゃう「らしさ」は持ち続けていますけど・・。
湘南ユース出身で、ずーっとベルマーレでプレイ、顔もいい中心選手ってことで、このまま居続ければ坂本紘司に次ぐ「ミスター・ベルマーレ」に成ったはずなのに。そこが何とも苦い後味を残す所です。 ユースから時間をかけて育てて、良い選手になったところで、他チームに放出せざるを得なくなるという悲しく虚しいことの繰り返し。その原因は、突き詰めれば「お金」。収益増加のためにも、早くもっとキャパの大きいスタジアム(サッカー専用)が欲しいのです。関係各位、何卒よろしくお願い申し上げます!
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