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2016年12月22日 (木)

明治ザ・チョコレート BEAN to BAR

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チョコレートのこだわりの製法である「BEAN TO BAR」って、ここのところ流行ってますよね。文字通り「豆の厳選から板チョコになるまでの工程を一貫して行うこと」なのですが、その本格的なチョコ自体を指してそう言うこともあります。

で、この秋に発売されたのが大手・明治製菓の『ザ・チョコレート BEAN to BAR』のシリーズ。小生が見かけて買ったのは、ここに記す4種類なのですが、そして当初投入されたのは確かにこの4種類なのですが、サイトで確認すると全6種類のようですね。後から2種類追加したのでしょう。

明治のサイトを見て、開発者二人の話などを読むと、気合の入りようがわかります。素晴らしいです。本当の上質チョコレートをお手軽な価格でという熱いハートが伝わって来ます(実際、このレベルにしては破格の、税込220~30円程度です)。でかした、よくやった! (普通bean to barの本格チョコっていうと、1枚800円とか1,000円とかしますからね)

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明治の製品サイトはこちら↓

http://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/the-chocolate/

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なんて載せてますけど、この記事は宣伝とかステマとかアフィリエイトとか一切関係ありません。公式サイトがよく出来てて、わかりやすかったから紹介しただけです。

4種類を順に紹介すると、以下の通りです。

カカオ70%の「Comfort Bitter」(力強い深み)

カカオ70%の「Elegant Bitter」(華やかな果実味)

カカオ54%+ミルクの「Sunny Milk」(優しく香る)

カカオ49%+ミルクの「Velvet Milk」(濃密な深みと旨味)

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香りと味は、まさにパッケージに書いてある通りです。

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それぞれに個性を発揮して、力強かったり華やかだったり優しかったり濃密だったりしています。それにパッケージ裏には味や香りの特質を示す7角形の図が出ていて、「なるほど、果実香が強くて酸味もあるのか」とか「ナッツ感とビター感が突出しているのだなあ」とかがわかりやすくなっています。言われてみりゃあその通りだよなあって感じの解説で、素人にはありがたいです。

こうなると、大江戸が一番好きなのは?と聞かれても、「うーん、どれもみんなそれぞれの良さがあります」とか、『ローマの休日』みたいな返答をしてしまいそうなのですが、本当にそうなのです。

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それと、パッケージデザインが最高に素晴らしいですよね。実力のあるデザイナーがやっているに違いないのですが、誰なのでしょうか? 同デザインの色分けというアイディアも、その色(珍しい微妙な色で、美しい!)の選択も、銀の箔押しの使用も、素敵なイラストレーションも、紙のチョイスも、内袋や箱の内側のデザインも、情報の整理も・・・いやー、ことごとく質の高い良い仕事です(コピーライターの仕事も含めて)。

あと2種類も制覇しなくっちゃですね。

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