「ブルーに生まれついて」:いつもの破滅型アーティストの物語
映画『ブルーに生まれついて』は、伝説のジャズ・トランペッター=チェット・ベイカーの伝記的映画。でも、かなり脚色してあるそうですね、これ。
そして、チェット・ベイカーの音源は全く使用していないそうで、歌はベイカー役のイーサン・ホークが感じ出して歌っています。うまいもんです。
天才アーティストが麻薬に溺れて、身を持ち崩していくという「定番ストーリー」です。冒頭の光と影のモノクロ映像が美しく、それと全編の物語展開から『レニー・ブルース』を想起したのは、小生だけでしょうか? でも『レニー』の方が断然厳しく、断然美しく、断然心に染み入ります。
役者陣はイーサン・ホークの好演が評価されているようですが、大江戸的には昔なじみのプロデューサー役のカラム・キース・レニーや、チェットのお父さん役のステファン・マクハティがカッコイイと思いました。味があります。
時節柄どうしても、ASUKA被告の覚醒剤事件が頭をよぎりました。物を創造する人が村上春樹さんのように健康かつクリーンであり続けることは、難しいのですかねえ。
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» ブルーに生まれついて [映画的・絵画的・音楽的]
『ブルーに生まれついて』を渋谷のル・シネマで見ました。
(1)予告編で見て興味を惹かれたので、映画館に行ってきました。
本作(注1)の冒頭では、画面の真ん中にトランペットが大写し。
「1966年、イタリアのルッカ」の字幕。
男が床に倒れていて、その前にあるトランペットを見ます。
すると、その中から大きなクモが現れます。
倒れている男〔チェット・ベイカー(イーサン・ホーク)〕は、トランペットに手を伸ばします。
実は、そこは刑務所の中で(注2)、看守が「ハリウッドからのお客さんだよ」と... [続きを読む]
受信: 2016年12月17日 (土) 05時38分
» ブルーに生まれついて [映画好きパパの鑑賞日記]
伝説の白人ジャズトランペット奏者、チェット・ベイカーの挫折と復活を描いた伝記映画。歌も担当したイーサン・ホーク渾身の演技はみものです。 作品情報 2015年アメリカ映画 監督:ロバート・バドロー 出演:イーサン・ホーク、カーメン・イジョゴ、カラム・キー…... [続きを読む]
受信: 2016年12月18日 (日) 07時07分
» ブルーに生まれついて 監督/ロバート・バドロー [西京極 紫の館]
【出演】
イーサン・ホーク
カーメン・イジョゴ
【ストーリー】
1950年代、黒人のアーティストたちが中心だったモダンジャズ界へと飛び込んだ、白人のトランペッターでボーカリストのチェット・ベイカー。優しい歌声と甘いマスクで人気を博した彼は、「マイ・ファニ...... [続きを読む]
受信: 2016年12月18日 (日) 21時42分
» ブルーに生まれついて [象のロケット]
1950年代に一世を風靡した白人ジャズ・トランペット奏者チェット・ベイカー。 彼の演奏は多くのファンを熱狂させていた。 しかしドラッグ絡みのトラブルを度々起こし、スポットライトから遠ざかってしまう。 麻薬の売人から暴行を受け、トランペット奏者としては致命的なケガを負い、どん底の毎日を送るチェットは、女優のジェーンと出会う…。 実話から生まれた音楽ヒューマンドラマ。... [続きを読む]
受信: 2016年12月19日 (月) 08時38分
» ブルーに生まれついて/BORN TO BE BLUE [我想一個人映画美的女人blog]
イーサンがチェット・ベイカーに!
半年間、トランペットのトレーニングを受けたイーサン、名曲My Funny Valentineも披露
黒人アーティストが主流のモダンジャズ界で一世を風靡するも麻薬に溺れた
チェット・ベイカーの転落と、1人の女性との出会いによって再生される彼の生き様を描く。
イーサン・ホーク。出演作の度、毎回言うのだけど本作でも本当に素晴らしい。
恋人となるジ...... [続きを読む]
受信: 2016年12月21日 (水) 00時21分
» ブルーに生まれついて★★★ [パピとママ映画のblog]
「ビフォア・ミッドナイト」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークが伝説のトランペット奏者チェット・ベイカーを演じて高い評価を受けた感動の音楽伝記ドラマ。50年代のジャズ・シーンで一世を風靡するも、麻薬でどん底へと転落したチェットが、愛する女...... [続きを読む]
受信: 2017年1月 9日 (月) 17時41分
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