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2016年12月16日 (金)

「ブルーに生まれついて」:いつもの破滅型アーティストの物語

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映画『ブルーに生まれついて』は、伝説のジャズ・トランペッター=チェット・ベイカーの伝記的映画。でも、かなり脚色してあるそうですね、これ。

そして、チェット・ベイカーの音源は全く使用していないそうで、歌はベイカー役のイーサン・ホークが感じ出して歌っています。うまいもんです。

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天才アーティストが麻薬に溺れて、身を持ち崩していくという「定番ストーリー」です。冒頭の光と影のモノクロ映像が美しく、それと全編の物語展開から『レニー・ブルース』を想起したのは、小生だけでしょうか? でも『レニー』の方が断然厳しく、断然美しく、断然心に染み入ります。

役者陣はイーサン・ホークの好演が評価されているようですが、大江戸的には昔なじみのプロデューサー役のカラム・キース・レニーや、チェットのお父さん役のステファン・マクハティがカッコイイと思いました。味があります。

時節柄どうしても、ASUKA被告の覚醒剤事件が頭をよぎりました。物を創造する人が村上春樹さんのように健康かつクリーンであり続けることは、難しいのですかねえ。

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