フロンターレ、またも栄冠に届かず
1月1日は毎年恒例のサッカー天皇杯決勝のTV観戦。鹿島vs.川崎ですよ。あのレアルにひょっとしたら勝っていた鹿島と、Jチャンピオンシップで小林悠がいたら鹿島に勝っていたかも知れない川崎との決戦ですよ。通算19冠目を狙う鹿島と、初のタイトルを狙う川崎ですよ。しかも吹田スタジアムでの開催(56大会ぶりの大阪開催)。なかなか興味は尽きません。
結果はご存じの通り、延長の末アントラーズが2-1の勝利で19冠目を手中に収めました。うーん、やはり鹿島は勝負強かったです。 大江戸はフロンターレに初タイトルを!という気持ちで観ていたのですが、川崎はまたも「シルバー・コレクター」の上書きとなってしまいました。金崎が出られないと聞いて、川崎のチャンスだと思ったんですけどねえ。
いずれにせよ緊迫したガチの真剣勝負で、見応えがありました。終始がっぷり四つに組んで、どちらに転んでもおかしくない展開。日本トップレベルの高い技術を持った選手たちが、目いっぱいハードに戦っておりました。 川崎は前半、後半ともに押し込んでいた時間帯にゴールを奪いきれなかった(小林悠の1点のみ)のが敗因。延長になったら、(連戦疲れ及び早めに交代カードを切らざるを得なかった)鹿島よりも足が止まってしまいました。ファブリシオに決勝ゴールを決められたあたりも、なんだかバタバタしちゃってて。あの前のプレイで、もっとシンプルにはっきりクリアーすれば良かったのに・・・。
一方のアントラーズは、小笠原のパフォーマンスをはじめ、とにかく勝ち方を知っているチームに、最近ますます磨きがかかった感じです。石井采配も相変わらず的確ですし、永木も相変わらず地味に効いておりましたし(ホントに1対1で絶対負けないですよねー)。
観終わってかなり疲れましたってぐらいの熱戦。表彰式では、従来の国立競技場ですとメインスタンドで天皇杯を掲げていたのですが、今回の表彰台はピッチ内に仮設したものでした(W杯や五輪のスタイル)。その際、中央にいたキャプテン小笠原がカップを掲げるのかと思いきや、彼が石井監督に無理矢理カップを持たせて、石井監督が内また気味に自信なさげにカップを頭上に掲げるという珍しい光景となりました。うーん、さすがですね小笠原。今シーズン色々あった監督に花を持たせました(小笠原自身も交代させられた時に、しばしば不満そうな顔をしておりましたのに)。
今年のJ1開幕は早くて、2月25日(土)。割とすぐ来ちゃいますね。 そしてJ2開幕は2月26日(日)なのですが、その日開催の東京マラソンに当選した小生は、行けないことに気づいてしまいました。だからベルマーレの開幕戦は、どうせ行けない遠方のアウェイ戦になってほしいと思っているのであります。
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