「土竜の唄 香港狂騒曲」:ますますハチャメチャ下品です
映画『土竜の唄 香港狂騒曲』は、第1作に引き続き三池崇史のハチャメチャお下品パワーが炸裂する雑な映画。まさに狂騒曲なのです。モグラとして潜入しているスリルはほとんど失せておりますが、よりバカバカしく、よりエロく、より派手になっております。
それにしても本田翼、よくこんな役やりましたねー。事務所的にはOKだったんでしょうか? マスコミが「体当たりの・・・」とか書きそうな感じに、けっこうエロ方面に振り切っちゃってます。 また菜々緒はえらくカッコイイ悪女役なのですが、アホなお笑い部分にも果敢にチャレンジしております。 やはり三池さんが乗せ上手なのでしょうか?
ただ主役の生田斗真の血管切れそうな「ぐうぉおおおお!!!」って感じの演技にはもう正直食傷気味。対する瑛太も今一つパンチ不足。そこいくと古田新太は、さすがに安定の悪役ぶりでした。
(以降ネタバレあり) 本田翼演じる娘の父親にして大組長役の岩城滉一さん、やはりカッコイイし、大物感漂ってます。ただ、この人が娘の臍の緒を食べちゃうってシーンには、かなりの違和感が・・・。女子ならドン引きだったのではないでしょうか?(おなかこわしそうだしね)
全体的にやり過ぎ、ふざけ過ぎ、長過ぎ(2時間8分)なのでありました。 もう3作目は結構です(どうも3までできそうな流れだと感じましたが・・・)。
*今年もまだジャニーズ関係の人の写真は提供されないようですので、この映画に生田斗真の画像がなかったり、『海賊といわれた男』に岡田准一の画像がないというバカな事態が起きるのですが、ご了承くださいませ。
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