2016洋画トップテン
昨日の日本映画篇に引き続き、今日は外国映画篇です。
1.アイ・イン・ザ・スカイ(ギャヴィン・フッド) 2.イレブン・ミニッツ(イエジー・スコリモフスキ) 3.レヴェナント 蘇えりし者(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ) 4.ブリッジ・オブ・スパイ(スティーブン・スピルバーグ) 5.ザ・ウォーク(ロバート・ゼメキス) 6.ヴィクトリア(セバスチャン・シッパー) 7.ハドソン川の奇跡(クリント・イーストウッド) 8.トランボ ハリウッドに最も嫌われた男(ジェイ・ローチ) 9.パディントン(ポール・キング) 10.聖杯たちの騎士(テレンス・マリック) 次点.ズートピア(バイロン・ハワード、リッチ・ムーア)
<その他の記憶すべき作品> ボーダーライン マジカル・ガール スティーブ・ジョブズ ジュリエッタ コンカッション オデッセイ 緑はよみがえる ニュースの真相 マイケル・ムーアの世界侵略のススメ 10 クローバーフィールド・レーン ドント・ブリーズ ロスト・バケーション エクス・マキナ ペレ 伝説の誕生 ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touoring Years 手紙は憶えている 奇蹟がくれた数式 ティファニー ニューヨーク五番街の秘密 弁護人
監督賞:イエジー・スコリモフスキ(イレブン・ミニッツ) 脚本賞:ガイ・ヒバート(アイ・イン・ザ・スカイ) 撮影賞:エマニュエル・ルベツキ(レヴェナント 蘇えりし者) 主演女優賞:ライア・コスタ(ヴィクトリア) 主演男優賞:トム・ハンクス(ハドソン川の奇跡) 助演女優賞:ダイアン・レイン(トランボ ハリウッドに最も嫌われた男) 助演男優賞:マーク・ライランス(ブリッジ・オブ・スパイ) 新人賞:ジェイコブ・トレンブレイ(ルーム)
邦画に較べると元気のない洋画ですが、上位に堂々推せる作品が無い一方で、あるレベル以上の作品(トップ20~30ぐらいに入る作品)は結構粒が揃ってるんですよねー。
1位に置いた「アイ・イン・ザ・スカイ」は12月23日公開なので、「キネ旬ベストテン」では来年度扱いになっちゃいます(ちなみに10位も来年度扱いです)。変なの。 でも1位、2位どちらをトップに置くか迷ったけど、どちらも1位を張るには貫禄不足だったりします。 4位はスピルバーグ久々の復活が嬉しかったですね。 6位の2時間19分ワンカット長回し(加工なし)には驚愕します。 9位は笑いのセンス、映画のセンスが良いのです。 そして10位の映像美世界。
個人賞では、撮影賞のルベツキ(どこまで独走するんだ?!)を「レヴェナント」で選ぶか「聖杯たちの騎士」で選ぶか大いに迷いました(更には、「ボーダーライン」のロジャー・ディーキンズもいい仕事をしていて、取らせたかったのですが)。 主演女優賞のライア・コスタは2時間ちょっとの中で(しかも全編長回しという難しさの中で)確実に変容しているのがあっぱれです。 「ブリッジ・オブ・スパイ」におけるマーク・ライランスは、近年の男優演技の中で突出してスゴイと思います。 新人賞ジェイコブ君は、「ルーム」の天才子役です。
テンの中にアメリカ映画が7本。相変わらずの強さでした。監督は全体的に高齢化してるけどね。
(邦画篇はこちら↓)
http://oedo-tokio.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-d9fb.html
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