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2017年6月16日 (金)

「ラプチャー 破裂」:もっとバカやってよ!

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映画『ラプチャー 破裂』は、あの風変わりな『セクレタリー』や『毛皮のエロス ダイアン・アーバス 幻想のポートレイト』を撮ったスティーヴン・シャインバーグ監督が手がけるこんな題材ってことで期待したのですが、いやー、「浅草の大イタチ」タイプの映画でした。見事に肩すかしされちゃいました。つまんなかったなー。

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(以降少々ネタバレあり) 監禁されちゃってひどい目に遭わされる映画ってことで、あの『マーターズ』的な展開か?と思ったのですが、後半になって話は全く別の方向に転がって行きます。作品のトーンからすると、まさかの方向です。しかもそっちへ行くことによって、面白さが減退してしまうのです。いったいどういうつもりなんでしょう?

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もっと荒唐無稽なトンデモ映画を期待していたのですが(いや、まあ確かに荒唐無稽なトンデモ映画ではあるのですけど)、なんだか物足りませんねえ。もうツッコミ所だらけ、穴だらけのザル脚本なのですが、どうせそうならもっとバカやってくれよ!というこちらの思いとは裏腹に、変にマジメなのです。クライマックス的なものが、「え?これだけですかい??」って感じにショボいのも致命的ですよね。そもそも、(クローネンバーグの『スキャナーズ』みたいには)「破裂」しないんだもん。

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しかもテンポがのろいのろい。最初の蜘蛛攻めが始まるまで45分ぐらいかかるんだもん。1時間あれば十分な内容でした。

ノオミ・ラパス、よくこんな映画に出たもんです。それを言えばニコール・キッドマンだって、よく『毛皮のエロス』に出たもんだと思いますけど。 いずれにせよ、「嫌いなものは何だ?」と訊かれたら、「まんじゅうこわい」とか言う癖をつけといた方がよろしいようで・・・。

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蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネーは路上で突然、見知らぬ男達に拉致される。 謎の隔離施設で目覚めた彼女を待っていたのは、被験者に”生きている中で一番嫌いな物”を与え続ける人体実験だった。 拘束され、動けない状態での執拗なまでの“蜘蛛攻め”の果て、レネーの体は驚愕の変化を見せ始める…。 ホラー。... [続きを読む]

受信: 2017年6月18日 (日) 12時46分

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