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2017年7月16日 (日)

「ボンジュール、アン」:美しい風景と料理と私

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映画『ボンジュール、アン』は、(フランシスの妻)エレノア・コッポラさんが80歳にして初の劇映画監督を務めたというオドロキの作品(ドキュメンタリーではその昔に、『ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録』を撮っております)。でも、さすがです。肩の力が抜けて、安定感とみずみずしい美しさにあふれておりました。そして見事に女性雑誌的な観光映画にもなっております。「憧れのおフランスで、美しい風景とおいしい食事を楽しむステキな私」って感じです。

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フランスの陽光と、目にも美しい料理やワインを魅力的に撮影したクリステル・フルニエ(撮影監督)の功績が大きいと思います。そして、あの色や光の表現を見てると、ダイアン・レインが持っていたライカのコンデジが欲しくなっちゃいますね。

中年以降にどんどん良い味が出ているダイアン・レイン、本作でも生き生きしてましたよ。さすがはエレノア監督、ダイアンを「7歳の頃から知ってる」というだけのことはありました。

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冒頭にしか出て来ない彼女の夫役は、アレック・ボールドウィン。この人も中年以降良くなった役者です。また、共演者の女優を輝かせる人でもあります(ケイト・ブランシェット、ジュリアン・ムーアと2年連続で共演者がアカデミー主演女優賞を獲得)。

フランス男(アルノー・ヴィアール)はあまり魅力的に思えなかったなあ。ここを2枚目にしちゃううと、映画として古い感じになっちゃうんでしょうねえ(そもそも亭主が二人だけで行くのを許さなくなっちゃいそうだし)。

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まあ、物語としては他愛もないものです。それを92分にまとめて、さらりとした小品の味わい。TVの単発ドラマみたいとも言えるかもしれません。まあ、でも監督もそういうものを作ろうと思ってこれを作ったのでしょうし、そういう映画があったっていいじゃありませんか。ねえ。

ところで、アンが使っていたスーツケースが無印良品(MUJI)の商品で、大江戸が持っているやつの色違いだったので、、びっくりしました。

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