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2017年7月29日 (土)

「ウィッチ」:堂々たる主役のアニヤ

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映画『ウィッチ』は、あのシャマランの『スプリット』で主演してたアニヤ・テイラー=ジョイが、『スプリット』よりも前に出ていた作品。『スプリット』の時には「『逃げ恥』の真野恵里菜に、やけに似ている」と指摘した大江戸でしたが、本作では髪型のせいもあり、まあそれほどでも・・・って感じ。でも、大きな目(けっこう離れています)の魅力はこの作品でも圧倒的です。

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現在のハリウッドで「大きな目が魅力的な女優」5本の指に入れてあげたいと思います。他の4本は、エマ・ストーン、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、エル・ファニングってことで。

いやー、それにしても不気味で不穏な雰囲気の映画です。ってゆーか、そういう雰囲気を見せることを主眼としたような作品。

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衣装や美術による時代の表現(1630年のニュー・イングランドが舞台)が、見事です。そして、洗濯ひとつするのにも川に行って手でゴシゴシと・・・という『桃太郎』みたいな世界。ひょっとして、この世界の外側に現代の世界が広がっているのかと思ってしまいましたよ(って、それはシャマラン先生の別の作品)。

で、圧巻なのが映画音楽というか音響効果。不安で不穏で不快な、神経を攻撃してくるようなサウンドは、この映画の不快感を何倍にも増幅して、ドス黒い恐怖世界を現出させておりました。

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(以降ネタバレあり) 明快に何がどうしたとしない、あえて多様な解釈の余地を残したような物語です。悪魔はすべて人の心が生むというのも、一つの解釈でしょう。

背中からのロング・ショットだったり、影だらけだったりはしますが、全裸も辞さなかったアニヤ・テイラー=ジョイ。やはり現在の日本の若手女優とは心構えが違うみたいです(まさかボディ・ダブルじゃないですよねえ?)。

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» ウィッチ [風情☭の不安多事な冒険 Part.5]
 アメリカ  ホラー  監督:ロバート・エガース  出演:アニヤ・テイラー=ジョ [続きを読む]

受信: 2017年7月30日 (日) 11時25分

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