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2017年8月14日 (月)

「おさるのジョージ展」@松屋銀座

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松屋銀座で『おさるのジョージ展』(~8/21)を観ました。あの『ひとまねこざる』ですね。

サルには何の思い入れも無い大江戸ではありますが、絵本のこの子はかわいいですよね。薄い顔で愛嬌があります。絵のトーンも洗練されております。

この第1作がアメリカで出版されたのって、1941(昭和16)年ですよ。太平洋戦争開戦の年。うーん、やっぱりアメリカですね。

作者であるマーガレット&ハンス・レイと戦争にまつわるエピソードも最後の方で出て来て、そのビデオを見て結構胸に来ましたよ。この夫妻、ドイツ生まれのユダヤ人で、大変な目に遭ったのです。まさか『おさるのジョージ』で泣きそうな感動を覚えるとは思いませんでした。

マーガレット夫人は、やけにキャサリン・ヘップバーンに似ているのですが、ジョージの絵のモデルも務めていたそうで、あの愛嬌のある表情は彼女のものだったってことなのですね。

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しかしですよ、最後のコーナーに『おさるのジョージ』のアニメーション(アメリカの制作で、2008年からNHK-Eテレでも放映)が紹介されているのですが、こいつ何でこんなに顔が違うんですか?? 全然かわいくないじゃないですか。この撮影OKのフィギュアもアニメ版のタイプなのですが、こっちの方が絵よりもまし。とは言え、こっちだってよろしくはありません。絵本版のあのスイカの種みたいな目じゃないし、U字型のかわいい口とも違うし。手足の様子も違いますよね。そう、例えて言えば、アメリカ青春映画に出て来る脇役キャラのバカな高校生みたいな顔です。あまりにも絵本版と系統が違うのです。うーむ。

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会場を出るとあるグッズコーナーのバリエーション豊かさには、(いつもながら)またも驚嘆。お菓子からファッションから雑貨、文具などなどなど。ファンは散財必至ですね。

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